静岡市観光&グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』

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巴川と橋⑨ 稚児橋

川と橋シリーズは今回で一旦最終回。ネタも豊富な稚児橋を紹介いたします。前回はこちら

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目的地の橋を目指します

この辺りは川沿いの道も雰囲気があって良いですね。灯ろうも物自体は新しいですが時代を感じるデザインになっています。岸壁の頭も瓦屋根に彩られています。

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旧東海道 宿場町の札

岸壁には所々、当時の地名や宿場町の札が付けられています。旧東海道を模したデザインは清水も各地にありますが、当時は宿場町の中心がこの辺りだったようで、由比や興津、丸子や宇津ノ谷と違い、江尻は町自体に当時の面影は少ない場所ですが、少しでも雰囲気や歴史を残そうというデザインになっているのでしょうね。

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干支の札?

干支を表してる感じの札もありましたが、なぜか亥をトップに子丑寅卯辰巳です。詳しくないのでネズミから始まらず猪なのが違和感ありますが、どういう意味があるのでしょう?少し調べましたが冬を表す方合が亥子丑であるってことくらいしか関連しそうな内容出ませんでした。どなたか詳しくわかる方教えてください。

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反対側にも気になる通り

川の方ばかり見てましたが、右の方に振り向くと居酒屋街の入口のような場所がありました。こちらは以前の記事で気になる場所と紹介した銀座小路の出口側でした。

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銀座小路入口

怪しい感じだけど雰囲気合っていいですね~また今度行ってみます~。

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橋が見えてきた

そこそこ歩きまして目的地稚児橋にたどり着きました。

稚児橋(ちごばし)

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河童!

1611年完工。巴川に架かる橋の中で最も歴史があり、現在は最も新しい橋です。江戸時代初期からある橋な為、巴川を象徴する橋として知名度が高く、後述しますが河童伝説が根付いた地であり、巴川=河童のイメージも稚児橋から広まって浸透しています。

一番古くからある橋だった為、稚児橋は他の橋と比べ短く、ここだけ川幅が狭くなっていました。水害の多い巴川で、川を塞き止めてしまう要素を改良しようと、1996年から計画・架け替え工事が行われ、2001年に現在の姿になったそうです。その為『最も歴史があり、かつ最も新しい橋』な訳ですね。

橋に来てまず目が行くのが河童の像!四隅の親柱に一体ずつポーズの違う河童が設置されています。1611年当初から設置されていたとも言われていますが、現在の像は2001年に橋がかけ替えられるとともに作り直された新しいものです。

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後ろから

右側からきて最初にいるのは腰に手を当ててかっこよく立っている河童くん。後ろから見ると肩に魚を背負っています。小柄ながら筋肉質な足とお尻ですね。銅像なのに質感がかなり人に近い感じで河童自体が緑のイメージなので本物みたい!

 

 

稚児橋の由来

河童がいる理由を紹介いたします。

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稚児橋の由来

親柱に由来が書かれています。画像では読みにくいので書き出しました↓

徳12年(1607年)徳川家康の命により、東海道五十三次沿いの巴川に橋が架けられ、江尻の宿にちなんで江尻橋と命名されることとなり、渡り初めの日とはなった。
さて儀式に先がけて、かねて選ばれていた若夫婦がまさに橋に足をかけようとした瞬間、川の中から一人の童子が現れたとみるやするすると橋脚を登り忽然と入江方面へ消えさった。渡り初めに集まっていた人たちは、あまりに突然のこととてあっけにとられたが、このことから橋名を江尻橋から童子変じて稚児橋と名付けたといわれている。
なおその不思議な童子は巴川に住む河童だったとも語り継がれている。清水の名物、いちろんさんのでっころぼう人形の中に河童がいるのはこの伝説による。

という感じで、ここに書かれていない内容もありますが、この辺りは河童伝説が多く伝わっている地でもあるのです。地元の方も稚児橋というよりは『河童橋』の名前で憶えてる方、紹介している方が多いです。

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甘静舎さん

以前紹介した甘静舎さんのかっぱまんじゅうも稚児橋の伝説から作られた河童お土産ですね。橋を渡ってすぐの場所にあります。

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女の子?

四隅の河童像を紹介していきますね。来た道とは逆側、左の道から見て右の親柱に立ってるのは稚児橋の河童像唯一の(たぶん)女の子河童。頬に手を当てて乙女っぽいポーズです。

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別角度

リアリティあるせいか、ちょっと犯罪臭がしますね。あまり触れないほうがいいかもしれません。先ほどの魚を背負った河童よりお皿が垂れ気味です。河童のお皿ってヘアスタイルなのでしょうか?

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傘を持った河童

同じく左側からきて右の親柱。こちらは蓮の葉?を傘にしている、もしくは雨水をためてる感じの河童くん。男の子ですが魚の子と比べると筋肉があまりない感じ。全員が全員細マッチョじゃないのですね。

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後ろから

天を仰いでるようにも見えて神々しいです。ポーズは全然違いますがなぜかショーシャンクの空にを思い出しました。それにしても川の中で生活できるのになぜ雨水をためる必要があるのでしょうね。

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少し戻ると

こちらの河童像の隣から川に降りることができます。河童が上がってきやすいように...というわけではなく、元の用途は不明ですが7月に開催される巴川灯ろう祭りの際には灯ろうを流す船との中継が行われています。

巴川灯ろう祭り

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灯ろう流し

ろう祭りも清水のお盆伝統のお祭りで、灯ろうを流す橋は稚児橋だけではありませんが、開会式や供養の儀も稚児橋の上で行われます。港橋のおいべっさんや八千代橋のお水神さんと違い橋の上に屋台こそでませんが、周辺は縁日や商店街のブースで賑わう、みなと町の夏祭りらしいイベントですね。

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手筒花火

灯ろう祭りの花。手筒花火も稚児橋の上でパフォーマンスが行われます。橋のすぐ手前から見物できるので大迫力です!

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映画ちびまる子ちゃん

2015年公開の映画ちびまる子ちゃんでも、本編・メインビジュアル共に稚児橋(架けなおし前のデザイン)と灯ろう祭りが描かれています。打ち上げ花火は近隣住民との騒音問題等でしばらく開催されていませんでしたが、映画を記念して2016年より復活しました。

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河童っぽいポーズ

話が飛びましたが、河童像の4人目。右の道から見て右側の親柱です。こちらの河童くんは実に河童っぽいカッパースタンダードなポーズですね。

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いろいろな角度から

凛々しい顔がなぜかカエサルの彫刻をイメージさせました。きゅうりを持つ位置がちょっとドキッとしますが、肉付きは実に河童らしい。稚児という表現にも合った河童くん。気が付きませんでしたが、河童の背の甲羅、下の部分にしっぽみたいな何かが付いてますね。見直してみたら4人ともついてましたが何なのでしょう?

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高欄

河童のデザインは高欄にも。こちらもなんとも河童っぽい雰囲気で可愛いですね~!

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ここまで長かった

歩いてきた方向を振り返ります。柳橋からもそこそこ距離ありますが、奥にはまだJR橋梁が見えていますね。

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進行方向

こちらはまたの機会の進行方向。次の橋までも結構距離がありそうです。

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進行方向から

少し進んで振り返ると、こちらは私も初めて気が付きました。腰掛けるちいさな河童くんが!可愛いのに何とも哀愁漂うポーズ。川の方を向いてるため正面から写真が撮れないのも味がありますね。

 

 

橋名 稚児橋(ちごばし)
完工年 1611年
地図

というわけで全9更新ありがとうございました!今後続きを周るとしても、ものすごくマニアックな内容になってくるので、ご期待頂いている方いらっしゃいましたら気長にお待ちくださいね!笑

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閲覧ありがとうございました

 

2018/01/18 続きを書きました 稚児橋からスタートです

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