駅チカで気軽に味わえる
本場素材の逸品パニーニ!
葵区鷹匠、静鉄日吉町駅前に本格パニーニが楽しめるワインバルが2022年3月8日オープン。前身は23年間愛された静岡の名店、アドルノ・ドグラスさんのイタリアンです。
2021年11月にドグラスさんが亡くなり、イタリアンとしては閉店されましたが、実娘のグロリアさんが店を引き継ぎ、夜店市などで提供していたパニーニを再現して提供。
お酒や軽食を揃えた、昼呑みもできるワインバルとしてリニューアルしました。メインのパニーニはテイクアウト可能な他、ドリンクやサラダ付きのセットもありますよ!
店舗紹介
Cantinetta Adorno:雰囲気
日吉町駅の出口から左に徒歩5m程、まさに駅目の前の好立地です。新静岡駅側からも沿線上で分かりやすい場所にあります。
ワイン棚とテイクアウトパニーニのテーブルに挟まれた玄関を進み奥へ。コンパクトお洒落な店内。カウンター4席に3人・2人掛けテーブル1つずつと席数は少なめです。
Cantinetta Adorno:メニュー
店を継いだグロリアさんは、アドルノさんと厨房で一緒に働いていたわけでは無いそうですが、夜店市やシズオカマルシェの際に並んでパニーニを売っていたそう。
そんな思い出の味のパニーニはモルタデッラとミラネーゼの二種類。ドリンクとサラダ付きのセット、ミニデザートもあります。
その他はワインに合う一品料理各種。パニーニ含め夜と共通メニューとのことですが、18時以降はお通し代がかかるそうです。
裏側はドリンクメニュー。ワイン中心にグラス・デキャンタ・ボトルでそれぞれ提供。他のアルコールやノンアルコールドリンクも揃っています。
パニーニの違いは?
2種類のパニーニ。モルタデッラはイタリア伝統のソーセージで、日本ではボロニアソーセージの名でも知られる、脂を加えて白い模様が付いた断面が特徴の品。
ミラネーゼは言葉自体は『ミラノ風』の意味なので調べても出てきませんが、そのままミラノ産のサラミということみたいです。こちらもイタリア料理定番のサラミですね。
簡単に言えば蒸しソーセージがドライソーセージかの違いですね。どちらも気になりますが、今回はミラネーゼにしました。
ミラネーゼのパニーニセット
今回はミラネーゼのパニーニセットを選択。葉野菜のサラダに小鉢も何やら2種の野菜。ドリンクはコーヒー or 紅茶のホット or アイスで選べます。
香ばしパンとコク旨具材
日本でよく目にするパニーニと言えば、焼目が付いた細長いホットサンドのようなものをイメージしますが、アドルノさんではサンドイッチのような見た目。
実はパニーニはこのパンで・この具材で等の決まりはなく、本場のお店でも各店かなりオリジナリティが出る品なんだとか。
香りから食欲そそるパンは、外側カリッとサクサク食感でとても香ばしく、中はもっちり、それでいて軽い口当たりが最高。このパン単体で滅茶苦茶美味しいです。
脂が光るミラネーゼも見た目から美味しそう...!塩気強めですが肉の旨味がギュッと詰まっており、噛みしめるとジューシーな香りと共に口いっぱいに広がります。
溶けたモッツァレラチーズとフレッシュなトマトの酸味、そこに胡椒とオリーブオイルがほんのり香り、それぞれの具材が互いに相性抜群といった感じ。
優しい香ばしさのパンが全体をまとめ上げ、シンプルながらいくらでも食べられそうな美味しさです。1個で結構ボリューミーで満足感ありますけどね!
ヘルシーなセット内容
新鮮な葉野菜のサラダは、オニオンベースの酸味あるドレッシングでさっぱりと。
小鉢はメニューにはオリーブと書かれていましたが、太いネギのような野菜はオリーブではないよね...?調べたところこちらは『パルミット』ヤシの若木の芯とのこと。
とてもみずみずしく筍とアスパラの間みたいな不思議なしゃくっと食感ですが、ピクルスみたいに甘酸っぱくて美味しい。ドライトマトもデザートフルーツ感覚です!
酸味強め、苦みの芯もしっかりとしたアイスコーヒー。香ばしく後味スッキリなので、塩気の強いミラネーゼパニーニの後にピッタリ。ブラックで美味しい一杯ですね。
本場の素材もたっぷり使った逸品パニーニを気軽に楽しめるほか、昼飲みできる駅チカワインバルとしても貴重なお店ですね!是非お試しください!
店舗情報
店名 | Cantinetta Adorno |
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住所 | 〒420-0839 静岡市葵区鷹匠2丁目21-14 |
連絡先 | 054-221-8308 Instagram@cantinettaadorno |
駐車場 | なし |
アクセス | 静鉄日吉町駅目の前 |
定休日 | 日・月 |
営業時間 | 火~木 11:00~18:00 金・土 11:00~16:00 18:00~22:00 |
詳細 | 食べログ |