『だし茶漬けえん』静岡駅でお手頃鮭茶漬けモーニング！ - 静岡市観光＆グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』

だし茶漬けえん ASTY静岡店アイキャッチ

提供も早めでモーニングにも便利！
改札からすぐの駅内だし茶漬け専門店！

葵区黒金町、静岡駅併設・ASTY静岡内にあるだし茶漬けの専門店。こちらは東京をはじめ全国28店舗展開（2025年6月現在）のチェーン店です。

様々なトッピングのだし茶漬けと、揚げ物などサイドメニューを提供。朝7時半からの営業で、10時までは通常よりお手頃シンプルなモーニングメニューとなります。

静岡駅の店舗は2014年にオープンし、2023年に現在のテナントへ場所を変えてリニューアル。駅利用者さん中心に長年愛されていますが、今回初めて立ち寄りました。

同じくASTY静岡内に、サイドメニューのうどんを中心に展開するグループ店【肉うどん・肉どうふえん】さんもありますね！

静岡駅在来線改札よりコンコース内を南口方面へ、駅弁の東海圏さん右隣のテナントです。店外にある券売機で先払い注文後店内へ。

左の窓口でおにぎりや惣菜のテイクアウト販売もしています。

ちなみに【だし茶漬け＋肉うどんえん】として出店されている店舗も増えているようですが、分離した別店舗として出店しているのは静岡駅だけだそう。

以前はプロントさんが入っていたコンパクトなテナントで、カウンター8席・2人掛けテーブル1・4人掛け1と席数も少なめ。

入って左側のカウンターへ購入した券を渡し、番号呼び出しで取りに行く半セルフなフードコートスタイル。モーニング＋揚げ物1品で3分かからずの高速提供でした。

10時までは朝食メニューで、だし茶漬けはシンプル系4種類のみ。ご飯の量は3段階どれを選んでも同価格です。追加トッピング＆サイドの揚げ物も4種あります。

こちらが昼～夜の通常メニュー。変わり種や豪華な具も増え、ハーフ＆ハーフも可能。朝と同じ品も割り増し価格となっていますが、昼は付け合わせが1品多いそうです。

今回は【焼き鮭とごま昆布】をご飯大盛りで。単体でもよかったのですが、朝から揚げ物に魅かれてシンプルコロッケを追加しました。

出汁は急須に入っており、おかわりも無料とのこと。小鉢2品は日替わりだそうです。

急須から半分近く注いでこれくらいなので、最初に入っている出汁だけでも結構なみなみ注げます。大盛ご飯は280gあり、ふやけるのでかなり食べ応えありますね。

公式サイトの情報によると、出汁には昆布・いりこ・宗田節・鯖節・鰹節を使用し、鶏がらスープ・酒・みりん・塩醤油・焼き塩で味を調えているそう。

クリアな見た目ですが、単体でも非常に風味豊かでスープとして美味しい仕上がり。あっさりながら輪郭ある塩気と甘みも程よく、何度飲んでも飽きないコク深さです。

粘り気の少ない品種の国産米がやや硬めに炊かれ、出汁に浸かっても柔らかくなりすぎず、全体が滑らかな口当たりで楽しめます。

出汁の中でも甘じょっぱさが生きた昆布の佃煮と、鮭はふんわり柔らかく、脂の甘みとコク・塩気も出汁と混ざっても濃すぎないバランス。

広げると具材も結構な量があり、大盛ご飯でも最後まで全体に不足無く馴染んで満喫できました！モーニングとしては結構お腹いっぱいになります。

小鉢2種は日替わりで、この日はシャキシャキごぼうのピリ辛で甘みもあるきんぴらと、ザーサイと高菜のしそ風味な和え物。

どちらも濃い味でおかずとしても、茶漬けに混ぜても美味しくいただけます！

150円のお手頃コロッケ。【ジャガイモと牛肉のシンプルコロッケ】の品名も良いですね。ソースは市販品のミニパックが付いていました。

荒めのパン粉でサクサク感強く、軽い食感ながらバッチリ香ばしい衣。ペースト状とコロコロぶつ切りの2層のジャガイモで食感楽しく、甘みも引き立ちます。

牛肉もひき肉でしっかり量混ざって、程よい弾力と旨味どちらも存在感あり。コク旨でメイン級の美味しさ、シンプルとは言わないんじゃ？なこだわりを感じる逸品でした！