
スープまで飲んで熱中症対策!
出汁の効いた冷たい辛いラーメン!
葵区で昭和29年創業の60年以上続く老舗ラーメン店。本店の鷹匠店と紺屋町地下店が2019年3月で閉店し、現在はペガサート店のみとなっています。
豚と鶏の合わせ出汁に野菜をたっぷり仕込んだ澄んだスープと、高級小麦粉を使った自家製麺が特徴の豊富なラーメンが揃っています。
静岡の気候・静岡人の口に合わせた『駿河らーめん』創業から現在まで変わらない味で提供を続けています。
※2025年9月訪問の最新記事はこちら☟
『フジメン』新静岡駅前の老舗ラーメン店でガッツリ定番醤油と餃子! - 静岡市観光&グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』
店舗紹介
フジメン:雰囲気

新静岡駅からもほど近い、江川町交差点にあるテナント&貸事務所ビルの『ベガサート』地下1階には食事処が揃っており、フジメンさんもその一つです。
創業当時はフジ食堂という大衆食堂として営業していましたが、昭和40年ごろの札幌ラーメンブームを機にラーメン専門店へシフトしたとのこと。

店内は縦に長く、手前にカウンター12席と奥にテーブル席が少しあるみたいです。先払い制で店の外にメニューと食券機があります。
席数の割に調理スタッフが多く、元気に連携プレイしているので、混んでいる際でも5分以内に提供する手際の良さとフレンドリーな接客が特徴です。
フジメン:メニュー


扱っているラーメンはすべて『駿河らーめん』味噌・塩・醤油から選べ、トッピングも各種豊富に揃っていますね。
基本的なトッピングは一通り乗っており、普通のラーメンでも豪華な盛りです。シンプルな『ちっこいめん』『かけめん』もお手頃価格で提供されています。

ラーメンは全て大盛無料!季節限定メニューの他、サイドメニューは餃子とキムチのみ。焼き餃子は4個から注文可能でセットにピッタリです。

今回は定番メニューではなく、夏限定の冷たいらーめんを食べに来ました。醤油ラーメンと辛いラーメンの2種類。今回は辛い方で!
冷たい辛いらーめん

メニュー写真と違い辛そうな赤いスープではないので注文間違えたのかと思いましたが、手前の赤い辛味噌を溶かして辛さを調整するとのこと。
チャーシューのほかはキムチ・あおさ・水菜・半熟卵。さっぱりした印象ですが豪華なトッピングですね!
辛味噌は少なめなのでこれで辛くなるのかな?と疑ってましたが、滅茶苦茶辛いです!よく全体に溶かさないと辛さが集中してしまうので注意です。
ハート型のスープ氷

ハート形の可愛い氷はスープを固めてあり、氷が溶けても味が薄くならないようになっています。最後までなかなか溶けることも無かったですが。
油感の少なくスッキリ飲めるスープですが、冷たくてもしっかり出汁が効いており、冷やし中華のような酸っぱいタイプではない、冷たい和のラーメンでした。
麺もトッピングも食べ応え充分

冷たいスープで引き締まった麺は、のど越しツルツルでコシも強め!通常は140gですが、大盛無料サービスで210gと食べ応え充分です。
結構なボリュームですが啜りやすい口当たりでどんどん食べ進められちゃいます。半熟卵が濃厚に絡み、辛いスープの中でもマイルドな甘みが印象的です。

見た目は普通のチャーシューですが、冷たくても柔らかくてスープとも良く合います。脂身少なめなのに柔らかいのは素晴らしい技術。
ネギや水菜の食感も楽しく、和風サラダのようなさっぱりとした味わい。辛いけどスープまで飲み干してクールダウンできました!後味はヒリヒリヒートでしたが。
セットに餃子4個

大振りな餃子4個。餃子8個とライス・味噌汁付きの餃子定食も満足度高そうです。追加注文でしたが、食券ではなくカウンター支払いで受け付けてもらえました。

具材は野菜より肉の方が多く、とってもジューシー!春雨が入ってるのも珍しいですが、静岡の老舗ではたまに見るタイプだと思います。
焼きたてで火傷しそうなほど暑かったですが、噛めば噛むほど肉汁が飛び出し濃厚。甘じょっぱい味が付いているのでタレをかけなくても美味しいですよ!
夏にピッタリな冷たくて旨辛なラーメンをいただきました!涼しい店内で体をひんやり整えて熱中症対策!スタミナが付く餃子も必食ですよ!
店舗情報
| 店名 | 駿河らーめん フジメン ペガサート店 |
|---|---|
| 住所 | 〒420-0857 静岡市葵区御幸町3-21 |
| 連絡先 | 054-253-1330 |
| 駐車場 | なし |
| アクセス | 新静岡セノバ 御幸町・追手町口より徒歩1分 |
| 定休日 | 水曜日 |
| 営業時間 | 11:00~19:00 日曜のみ15:00まで |
| 詳細 |