『中華富士屋』駿河区のお洒落な老舗中華で卵たっぷり天津麺！

中華富士屋アイキャッチ

雰囲気抜群な店内で
あっさり美味しい天津麺！

駿河区馬渕、1972年創業の老舗中華飯店。本場的な雰囲気を感じさせるお洒落な内外観と席数多めな店内ですが、提供メニューは町中華寄り＆お手頃価格で揃っています。

定番からやや珍しい品まで豊富な麺類＆飯類、一品料理も充実。今回は週末の訪問でしたが、平日限定のお得なランチもあるそうです。

昔ながらのあっさり醤油スープに大きな卵がどーんと乗った天津麺をいただきました！

大浜公園前から静岡駅西側の静岡労政会館近くまで連なる"大浜街道"沿い、南幹線と丸子池田線の間の区画。以前紹介させていただいた焼肉店の長田商店さん左隣です。

中国の立派なお屋敷のような外観。以前は白を基調にレトロな印象でしたが、2021年頃に改装リニューアルして外観の雰囲気を一新したそうです。

駐車場は店舗前2台と、斜め向かいに8台分あります。

店内は奥に長く、入り口側から右に4人掛けテーブル3・左にカウンター7席、右奥側は座敷席になっており、6人ほどで利用できる円卓が2つありました。

大理石のカウンターや深紅の扉、天井のマークもレトロながらお洒落な空間です。BGMは無くテレビと調理の音が響いています。

平日ランチはお得なセットメニューがあるそうですが、この日は土曜日の訪問だった為通常メニューのみ。豊富な飯類＆麺類がずらりと。

町中華定番の品が多いですが、とびこチャーハンなど珍しいメニューも。

一品料理も揃っており、ムーシューロー（きくらげと肉の卵炒め）なども貴重ですね。今回は頼みませんでしたが餃子は創業から受け継がれたレシピの名物だそうです。

今回のお目当ては天津麺。天津飯のようなとろみのある甘酢あんかけなどはかかっておらず、昔ながらな醤油スープの麺に特大な具入り卵焼きがどーんと乗っています。

スープ自体にもとろみはなく、あっさりめな鶏ガラベース。THE・町中華の醤油スープといった定番に昔ながらな味わいですが、卵由来かほんのり甘みも感じます。

塩味も薄かったり物足りなさは感じず、麺と絡めてもそのままでも美味しいスープといった絶妙なバランスですね。胡椒も効かせずマイルドなので、卓上調味料をお好みで。

麺は結構固茹ででコリコリっと、細めながら内側はもっちり2層の食感。煮込まれたタイプでは無いですがスープがバッチリ絡み、噛んで自然な甘みもあります。

メインの卵焼きは厚みもあり、中はほんのり半熟が残る焼き加減。玉ねぎ・タケノコ・ネギ・カニは少量でカニカマ？風味はあまりありません。

具材のシャキシャキ感と甘みが卵自体ともよく合い、スープにも自然に風味が溶け込み相性抜群！中華らしく油たっぷりで炒めているようで、香ばしさも含めコク旨です。

卵焼き自体の塩味も控え目。スープと合わせてもくどくならず、崩してたまごスープラーメンといった具合で、あっさりながら風味豊かにお腹も満足な一杯でした！

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