店舗も味もクセ強系?
本格四川風担々麺!
葵区東千代田、流通通り沿いにある麺処。花椒が効いたシビカラスープの本格四川風担々麺を筆頭に、自家製麺と素材にこだわったラーメン・つけ麺を提供しています。
歴史を感じる一軒家の入口を改装した店内外ですが、お店は2009年11月のオープン。その外観に加え駐車場が無かったり、カウンター5席のみと色々敷居は高め。
それでも提供している担々麺は、高級中国料理店にも引けを取らない、胡麻の香りと秘伝のラー油を使用した逸品。何度も通うファンも多い穴場人気店です!
※残念ながら2022年12月25日を以て閉店されました。
店舗紹介
アクセスが便利に!
以前から気になっていたお店だったのですが、駐車場無し・駅からも遠く、最寄りのバス停は平日1時間に2本・土曜4本・日運行無しとかなりアクセスが難しい立地。
しかし、2020年にサービス開始したレンタル自転車・PULCLEのステーションが、交差点を挟んだ斜め向かいにオープン。東静岡駅から10分ほどで来れました!
ステーション名『サイクルベースあさひ静岡流通通り店』15分以内の利用なので片道70円です。これが一番気軽に来れる方法だと思います。
吟蔵:雰囲気
ステーションより交差点を渡った50mほど先。つけ麺・担々麺の看板と、よく見ると扉の右下に置かれた小さな店名看板。ラーメン店には見えない古い一軒家な外観です。
暖簾のようにかかったカーテンを上げると営業時間などが扉に貼られていますが、アクセスの難しさに加えてこの外観も敷居の高さの一つかもしれません。
お店の左隣に駐車スペースがありますが、吟蔵さんとは無関係なので絶対に停めないでくださいと店内にも注意書きがありました。
カウンター5席のみ、奥に注文用の券売機が設置された省スペースな店内。奥に生活スペースが見えており、自宅の土間を改装したような雰囲気。
卓上には味変用の調味料とセルフのお水・ティッシュが置かれています。基本ワンオペのようで、この日は若いお母さん?が小さな子をあやしながら調理されていました。
口コミによると、家族経営で調理スタッフさんは3人おり、時間帯や曜日によって担当が変わるとのこと。
吟蔵:メニュー
名物は担々麺とつけ担々麺。どちらもチーズ入りがあり、豚骨ラーメンと、つけ麺は通常が豚骨ベース、味噌もあります。トッピングとご飯もの・サイドは餃子のみです。
以前はトッピングを注文すると替え玉無料のサービスがあったそうですが、コロナ過で一時中止とのこと。再開を目指して頑張っているそうです。
本格四川風・担々麺
こちらが名物の担々麺。見た目からもドロッとした胡麻スープにラー油が良い感じに浮き、表面に少しだけ出た細麺とたっぷりネギトッピングが食欲そそる一杯。
シンプルに理想の担々麺と感じるビジュアルですね。辛いのかけますかと聞かれお願いしたため、花椒の粉がたっぷり入っています。
ゴマ香る濃厚シビカラスープ
スープから一口、見た目からの想像より独特で癖の強い味わい。
花椒が効いてシビカラ、辛すぎないけど強烈なスパイス感あるラー油の風味。奥からクリーミーでドロッと濃い胡麻の香りと旨味が流れ込む、対極なパンチがたまりません。
店内の張り紙によると『最高級の国産皮むき洗胡麻を丹念に煎り挽きした胡麻ダレに、四川唐辛子など三種をブレンドした秘伝のラー油を合わせたスープ』とのこと。
そこにたっぷりひき肉が粗挽きジューシーなコクある旨味。細ネギ・玉ねぎ&もやしの新鮮なシャキシャキ食感も楽しめました。
よく絡む細麺ストレート
博多ラーメンのようなストレート細麺は風味豊かな担々スープにピッタリ、自家製麺とのこと。スープのとろみやラー油もあって、とてもよく絡みます。
柔らかすぎずコリっとした外側から、中心部のもっちり食感をしっかり感じるこだわりの仕上がりです。普通盛りで結構ボリュームありました。
麺を啜るとスープにも口が慣れて来たのかスパイス感もややマイルドに感じ、より胡麻の旨味とラー油の辛いだけじゃないコクが良く分かるように。
安定感のある味わいで飲み干したくなるスープでした。今回はお腹いっぱいで諦めましたが、濃いめなので追い飯がオススメですね。是非一度お試しください!
店舗情報
店名 | 吟蔵(ぎんぞう) |
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住所 | 〒420-0801 静岡市葵区東千代田3丁目6-6 |
連絡先 | 054-669-6696 |
駐車場 | なし |
アクセス | 静鉄・下足洗バス停より徒歩1分 (1時間2本・土4本のみ・日運行なし) |
定休日 | 水曜日の夜営業 |
営業時間 | 【昼】11:00~14:30(無休) 【夜】18:00~21:00(月火・木金) 土日は17:00~21:00 |
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