香りと旨味抜群ながら
苦みはマイルド絶品いわしスープ!
駿河区東新田、安倍川・静岡大橋近くにある麺処。こだわり深い鶏・いわし・魚介3種のスープを中心に、朝7時からラーメンが楽しめます!
席数は少な目ですが明るいカフェのような空間で、一角にある水槽も落ち着く店内。
今回のお目当て【濁りいわし】は、市内のいわしラーメンの中でも屈指の濃さですが、低温で炊くことで苦みを抑えた、コク旨ながらマイルドに味わえる一杯です!
※朝ラーは7時から9時まで、昼は11時から14時で中休みあり。夜営業はありません。
店舗紹介
麺家 八丸:雰囲気
静岡大橋を静岡駅側から安倍川駅側へ渡って最初の交差点を右折。川原通りを進んで2つめの信号角に見える大きな店名看板が目印。
集合住宅の1階に4軒テナントが並び、その一番左側にあります。駐車場は建物裏側の共同スペース内に2台分ありました。
コンパクトな空間ですが、テーブルも少なめで広々使える席間。奥にはお洒落な水槽も設置されており水の音が落ち着きます。ラジオでK-MIXも流れていました。
L字カウンター6席・2人掛けテーブル2つです。
麺家 八丸:メニュー
メインはブランド鶏を組み合わせた【鶏スープ】5種類のイワシ煮干を低音で炊いた【煮干スープ】イワシ以外の4種の魚と鶏スープを合わせた【魚介スープ】の3種類。
それぞれ醤油・塩から選べる他、煮干スープはあっさりクリアな淡麗いわし or ドロッと濃い濁りいわしの2種あります。この他不定期提供の数量限定麺もあり。
サイドは追加トッピングと替玉、ご飯ものに追い飯用のスープに浸して食べる焼きおにぎり【八丸爆弾】もありました。昨今の麺処では逆に珍しい口頭注文・後払い制です。
濁りいわし塩ラーメン
今回は煮干スープの【濁りいわし】を塩で。+50円のオプション【追いニボ】も追加してみました。茶色系に濁って泡も浮かんだスープに個性的なトッピングが乗ります。
苦くないコク旨いわし
かなりドロッとしつつも引っかかる感じは無く飲めるバランスの口当たり。見た目通りに煮干しのザラザラ感も強く、正にいわしラーメンに求める理想の飲み口です。
いわしの香りはぶわっと勢いよく突き抜ける濃さですが、メニュー説明通り苦みやえぐみはほんのり程度で、旨味と甘みが際立つマイルドにまとまっています。
ベースが塩なのでストレートにいわし!いわし!と押し寄せてきますが、飲むごとにやや風味の変化も感じるというか、非常にコク深くじっくり飲める味わいです!
麺は極太までは行きませんが、太めでやや幅のある印象。コリっと硬すぎない程度の噛み応えと、芯の弾力も程よく、噛みながらスープにバッチリ絡むバランスです。
自然な甘みもあり、いわしの香りを麺を食べながらも満喫できる、このスープの為の麺!といった具合の相性の良さを感じました。
追いニボで更に濃く
中央の丸い塊が追加トッピングの追いニボ。全体に混ぜるとあまり変化が無いと思い、レンゲに掬ったスープに多めに溶かしてみると抜群に濃いいわしの香り!
元より濃厚ですが、こちらで更なるいわしスープの深淵を味わえます。それでも苦みはあまり増えず、コクや旨味の方向で"より濃く"なので違和感なく美味しいです!
左の炙った【たたみいわし】もまた違った風味でアクセントに。最後までいわし要素満載ですが飽きの来ない一杯です!
トッピングも充実
薄切りながら幅のあるチャーシューは、脂身があまり無いタイプですが肉質は非常に柔らか。スープとも相性抜群で、肉の味が加わるとまた違いを楽しめますね。
メンマはコリコリ甘く、紫玉ねぎは瑞々しい、いずれも丁度良いトッピング揃い。朝からだったので自重してしまいましたが、追い飯まで満喫したいスープでした!
個性も抜群ないわし全開な一杯。ぜひお試し下さい!
店舗情報
店名 | 麺家 八丸 |
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住所 | 〒421-0112 静岡市駿河区東新田2丁目16-35 |
連絡先 | 公式Instagram @menya_hachimaru |
駐車場 | 建物裏に2台あり |
アクセス | 静鉄バス 東新田下川原線 長田東小学校前バス停より徒歩1分 |
定休日 | 木曜日・第三水曜日 |
営業時間 | 7:00~9:00 11:00~14:00 ※9時・14時はラストオーダー時間 |
詳細 | 食べログ |