『いつものところ』葵区の洋食店でビビンバ風な石焼ハンバーグ！ - 静岡市観光＆グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』

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レトロな洋食店の名物ハンバーグは
ビビンバ風に混ぜて美味しい石焼き！

葵区城北、唐瀬街道外れの開けた土地にある1997年創業の洋食店！牛肉100％のハンバーグ中心に肉料理が充実。お得なランチセットやカフェメニューも揃います！

御年80歳を超える店主さんはシェフ歴55年以上のベテラン！熟練の技で調理スピードも早く、ランチタイムに気軽に立ち寄れるのがありがたいです。

看板には創作料理とも書かれており、名物の【石焼ハンバーグ】はハンバーグを砕いて混ぜながら食べるビビンバスタイル！個性抜群な逸品がいただけます！

唐瀬街道よりクロネコヤマトの営業所がある交差点を東へ進み、2本目の交差点角。この辺りは畑と田んぼが多い開けた土地のエリアで、結構遠くから店舗が見えました。

窓の多さと赤い三角屋根が目立つ2階建て。個性ある外観ながら、昔ながらの洋食店って感じの雰囲気ですよね。駐車場は通りを挟んだ正面に9台分ほどありました。

店内もまさにレトロお洒落な洋食店！灯りは控え目に、庭側にも大窓があって自然光がたっぷり射し込む空間となっています。4人掛けテーブル5・2人掛け3・1人掛け1。

BGMも洋楽が静かめに流れて落ち着きますね。

テーブルに座っていた優しい顔のおじいさんがお客さんかと思いきやオーナーシェフで、私の入店に気づくとお水やメニューをテキパキと運んでくださいました。

ハンバーグはどれも牛肉100％がウリ！名物の石焼ハンバーグはソースの下に白米が隠れており、サラダも付いて単品でセットのような内容なのがお得ですね！

その他は料理のみなのでライスやセットを追加する必要があります。

ですがランチメニューもあり、ライス・サラダ・コーヒーが付いて単品価格+200～300円とサービス価格！他にも喫茶らしいドリンク＆スイーツもありました。

体力がもたないとのことで、残念ながら2024年に入ってディナーは終了。現在11時から14時までの営業で、メニューに書いてある品は全品提供されています。

名物の石焼ハンバーグ！まさにビビンバに使われているような石焼きの器に、大きなハンバーグとたっぷりソース、付け合わせと生卵。ライスは隠れて見えませんね。

写真では分かりにくいですが、熱々でソースがジュワジュワボコボコ跳ねています。ベテランの技術で調理がかなり早く、10分掛からずサラダとあわせて提供されました。

上から見るとまん丸小ぶりに感じましたが、半分に切って持ち上げると幅に負けないくらいの厚みあり！メインのハンバーグ自体がバッチリ食べ応えあります。

つくねとは少し異なりますが、コリコリっと細かな弾力が散らばった個性のある食感と、肉質は柔らかくも旨味と香ばしさがぶわっと広がる肉肉しい味わい！

スパイスやハーブの香りが強めに効いて、ピリ辛＆割と癖もある風味ですが、しっかり牛肉が主役の仕上がり。単体で美味しいハンバーグです！

ソースは苦みが無く、デミグラスっぽいけど甘みがやや強めなオリジナルな味わい。ライスにソースだけ絡めて食べると、割とあっさりしてやや物足りない印象に。

そこにハンバーグが合わさることで、肉の旨味・スパイスやハーブの香りでコクが倍増し、卵も絡めて肉肉しくもクリーミーな一口が完成！

提供時に店主さんが『よく混ぜて食べると美味しいよ』と言っていた通りで、全てが合わさってより美味しい石焼ハンバーグなのでした！

付け合わせの野菜も、人参はグラッセのように柔らかく甘々。ポテトは素揚げされて香ばしくホクホク、インゲンもソースがよく合います。

ソース+ハンバーグ+卵に、野菜も砕いて混ざると更にコク旨ですね！

セットのサラダはフルーティーな甘酸っぱさのフレンチドレッシングに、オリーブオイルも少し効いた洋食店らしい味わい！野菜自体が瑞々しく量もバッチリです！