『居酒屋えじり』清水の地魚居酒屋でしずまえフライランチ！ - 静岡市観光＆グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』

しずまえ鮮魚をお手頃に
巴川傍の地魚居酒屋でランチ！

清水区江尻町、清水銀座外れの巴川傍に2020年6月にオープンした居酒屋。静岡市の地魚『しずまえ鮮魚』を中心に、日替りで旬の品を使った海鮮料理が揃います。

2022年9月の台風15号により壊滅的な被害を受け長期休業していましたが、設備を含め一新しリニューアルオープン。12月10日に営業再開しました！

ランチ営業もしており、刺身・寿司・海鮮丼とそれぞれ日替りで仕入れた地魚を使用。生魚が食べられない私も、フライ定食でしずまえ鮮魚を満喫してきました！

巴川・柳橋の袂から、稚児橋側へ進んだ一本目の道を清水銀座側へ。巴川沿いにも看板があって分かりやすいです。店前には『しずまえ』の旗も出ていますね。

カウンター中心の居酒屋スタイルで落ち着く店内。リニューアル時にカウンターなども含め一新し、全体的に色合いも明るい雰囲気になりました。

カウンター7席に5人掛けと3人掛けテーブル、奥に4人テーブル1つの座敷席があります。BGMは無く、席からも見えるテレビの音が聞こえるアットホームな雰囲気です。

一応思い出的に以前の写真も貼っておきます。リニューアル後に比べてレトロな雰囲気ですね。レイアウトは変わらないのに、色で結構印象変わるものですね。

ランチは刺身・海鮮丼・寿司など、ネタが基本日替りになっており、その日のTwitterや店頭で尋ねると内容を教えてもらえます。

私が食べられるのは『地魚フライ盛り定食』だけなので、今回もこちらをチョイス。オレンジジュースとアイスコーヒーもお手頃に追加可能です。

こちらは居酒屋営業時の定番メニュー。地魚中心に創作料理他、お肉系も揃っています。お値段も一人でも色々注文しやすい単価になってますね。

夜のおつまみも日替りが充実。定番メニューよりこちらの方が色々載っているのでお見逃しなく。以前からナポリタンが気になってまして、次回試してみないとですね。

日替りのフライ4種＆特製タルタルソースのメインに、良い盛りのご飯・具沢山の出汁が効いた味噌汁・日替り小鉢と漬物がセットになった定食です。

この日のフライは『アジ』『黒はんぺん』『ブリ』『カゴカキダイ』定番から聞き慣れない品まで揃って面白いです。軽い揚げ具合でサクサク！油くどさもありません。

甘酸っぱい定番ソースがよく合いますが、シャキシャキと野菜の食感＆卵の自然な甘みが最高な特製タルタルも相性抜群なうえ、ご飯が進む味わいです！

ですがフライ自体に少し塩気があるので、魚自体の風味を味わうなら、まずは何もつけずにがおススメですね。

脂の乗り具合に驚くアジ。身がフワッフワで、噛んだところから蕩けていくジューシーな仕上がり。衣のサクサク感との食感の変化も楽しいですが、とにかく柔らか！

今回の日替りの中では最も軽い口当たりと、脂の甘さが特徴的でした。

小ぶりですが弾力があるミチミチ詰まったタイプ。軟骨や臭みのほぼない、初心者でも食べやすい黒はんぺんで癖のない味ですが、軽い衣と身のしっかりめ食感が良い相性。

もちろん固いわけでは無く、肉質自体は歯に溶けていくようなジューシーなさで、素材の甘み・風味の良さが香ばしいフライによく合ってます。

今回の中で一番身厚なブリ。こちらもふわふわ柔らか。噛んだ際にしっとり自然に溶けていく感じ。煮つけだとある程度固さがあるイメージだったので、食感に驚きます。

血合部分も臭みがなく食べやすいですが、ブリ特有の風味はしっかりあり、海鮮フライらしい魅力ある味わいでした。

今回唯一聞いたことも食べたことも無い『カゴカキダイ』のフライ。写真を検索すると、これ食べられるんだ！？って感じの水族館の人気者みたいなビジュアルでした。

他と比べ小さ目ですが、旨味が滅茶苦茶詰まっており、一口目から脂の風甘みもぶわっと口いっぱいに広がっていく逸品です。

繊維がとても細かいというか、ほぐしたカニ缶のようなパラパラと崩れていく個性的な食感で、柔らかさの方向も独特で面白い味わいでした。

こちらは前回の日替り、大きなアジ・梅じそ入りカマス・スズキ・イナダ。どのしずまえ鮮魚も、脂が乗ったジューシーな逸品揃い。一品一品満足度高いですよ！

美味しい地魚料理がお手頃価格でいただける清水の海鮮居酒屋。昼はお手頃定食で、気軽に大満足な地物を楽しめます。ぜひお試しください！