カツも牛バラもドカンと乗った
ガッツリお腹いっぱいカレー!
葵区宮ヶ崎町、静岡浅間通りの中腹を曲がってすぐの場所にあるレトロな居酒屋。平日限定でランチ営業もしており、3種のトッピングから選べるカレーのみ提供。
カツカレー or 牛バラカレー or あいもりでどれでも1200円(2022年12月値上がり)。品名はシンプルですが、知らずに注文すると驚くガッツリトッピングです。
ランチ営業時間短めで不定休も多い為少々敷居は高いですが、ボリューム満点な肉肉しい逸品カレーがお手頃価格でいただけますよ!
※残念ながら2023年5月にて閉店されました。
店舗紹介
紀尾井:雰囲気
浅間通りを赤鳥居側から進み二区画目の角を右に曲がった先。写真中央奥のカーテンがかかっている所が玄関。持ち手も隠れていますが引き戸になっています。
『居酒屋 紀尾井』の看板はありますが、入口が木に覆われて分かりづらく、ランチは店の存在を知ってる人向け営業って感じかもしれませんね。
というか中の様子が全く見えず、"カレーやっています"などの表示も何もないので、知らなければまず入れないと思います。これぞ隠れ家居酒屋...?
一昔前の喫茶風な椅子のカウンター7席と、4~6人用テーブルが二つ並ぶ畳の部屋。どちらもかなりの年季を感じます。
開店直後で一人目でしたが、この後すぐ常連さんらしき方々で埋まって満席になりました。私も何度か挑戦していつも満席だったので、席数的にも早めがオススメですね。
紀尾井:メニュー
冒頭で紹介した通り、ランチメニューはカレーのみ。牛バラ・とんかつ・ハーフ&ハーフなあいもりからトッピングを選べます。
畳の部屋の壁には居酒屋時間のメニュー?数は少ないですがジャンルが幅広いですね。上の年季入った歌舞伎デザインの凧にも値札が付いていました。
ガッツリ肉相盛りカレー
今回はあいもりを選択。見ての通りどこがハーフ&ハーフなのかってボリューム感で、1人前相当ずつしっかり乗ったとんかつ&巨大な牛バラの肉塊2つ。
ライスはココイチの普通盛りくらいなので300g程でしょうか。とにかくトッピングの圧が凄いですね。カレーもカツのうえからたっぷりかかっています。
カレーは固形の野菜などは何もなくルウのみの状態。肉の旨味しっかり効いた味わいで、中辛~辛口程度に結構スパイシーで癖の少ない美味しさですね!
揚げたて肉厚カツ
綺麗なきつね色に揚がった美しいカツ。一般的なお店で頼むカツカレーのとんかつと比べても、充分大きいというか大盛レベルのボリューム感。
牛バラのみの場合は2分くらいで提供されるのですが、カツは注文を受けてから揚げるので10分以上かかります。その分本当に揚げたて直後提供なので衣の食感最高です!
肉自体もしっかり厚みがあり柔らかくジューシー。香ばしい衣もそこそこ厚めですが、揚げたて効果もあってか全然油くどさを感じません。カレーとの相性も抜群ですよ!
牛バラはとろける柔らかさ
こちらも充分1人前ボリュームと言うか、ビーフカレーの名前で提供されてるメニューでも、ここまで肉たっぷりな品は見た事無いですね。
カレーがかかっててサイズ感分かりにくいですが、左側はローストビーフ用の塊肉くらいあります。スプーンで持ち上げて撮ろうと思いましたが重すぎて無理でした。
食感はしっかりしながらも、肉の繊維自体がしっかり煮込まれているようで、舌にそのまま溶けていくレベルの柔らかさ!スプーンで簡単に解せるのでカットして食べます。
コラーゲンのようにとろっとろな部分も多く、人によっては食感含めて好みは分かれそうですが、とにかく旨味の詰まった肉塊で一緒に食べるとカレーの風味を更に濃厚に。
食べているのはカレーの筈なのに、しっかり肉のメイン料理2食分の満足度でしたね。
ポテサラと温たまも付いてます
小皿は温たまとポテトサラダ。温たまはカレーを程よくマイルドに、口当たりも滑らかになって極上の相性ですね!
粗く砕いたポテトサラダは食感も楽しく、芋の甘みを感じる逸品。ハムやキュウリなど細かい具材も混ざってさっぱり美味しいです。
肉食欲もバッチリ満たせるガッツリカレーランチでした!少々敷居は高めですが、機会があれば是非お試しください!
店舗情報
店名 | 紀尾井 |
---|---|
住所 | 〒420-0868 静岡市葵区宮ヶ崎町94-2 |
連絡先 | 054-254-9676 |
駐車場 | なし |
アクセス | 八千代町バス停より徒歩2分 |
定休日 | 日曜日・不定休 (ランチは平日のみ) |
営業時間 | 12:00~14:00(早終いあり) 19:00~0:00 |
詳細 | 食べログ |