『kitchen キヨミ』清水港興津埠頭の食堂がリニューアル！ - 静岡市観光＆グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』

kitchen キヨミアイキャッチ

具沢山な汁と鰹節ご飯が新名物！
誰でも気軽に利用できる埠頭の食堂！

清水区興津清見寺町、清水港・興津第1埠頭の入口に2024年5月7日にオープンした食堂。豚汁と鰹節乗せご飯のセットを名物に、選べる100円おかずなども並びます。

以前は【食堂清見】の名前で営業。興津埠頭には2つ労働者食堂があり、以前は別々の経営でしたが、第2埠頭側【興津港湾食堂】の業者が運営を引き継いだそうです。

勿論埠頭で働く労働者以外の方も気軽に利用可能。豚汁の他に海鮮汁・日替りと3種の具沢山汁がメインですが、カレーやうどんなど定番メニューの単品もありますよ！

清水港湾興津センター（エスポート興津）内に併設。写真中央の玄関から入り、右手側がkitchen キヨミさんです。食堂以外は関係者のみ立ち入り可能なのでご注意を。

立地的には国1沿い清見寺前より真っすぐ海側へ進んだ場所。徒歩の場合は最寄りのバス停も清見寺前にあります。7分程歩きますが。

駐車場は建物前に沢山あり、食堂利用者はこちらに駐車していいそうです。

店内は入口すぐに注文用のタブレットがあり、先払いチケット制。出来合いの100円おかずが入った冷蔵棚、汁物＆ごはんの受け取りカウンターと順番に進みます。

座席は4人掛けテーブルのみで15・全60席分。お水は奥にある機械からセルフで、温かいお茶もありました。その他に電子レンジ・フリーWi-Fi対応です。

店内のレイアウトは変わっていないようですが、以前の写真と比べると基調色が変わり、明るいカフェのような印象に改装。BGMは無く、テレビの音が聞こえています。

豚汁・海鮮汁・変わり汁の3種の定食を名物に、カレー・焼きそば・うどんと、以前からの食堂定番メニューはやや控えめのラインナップに。

変わり汁は日替りのことで、豚汁・海鮮汁も具材は日によって異なるみたいでした。

汁3種とセットの鰹節ご飯は単品注文もでき、ご飯の代わりにおにぎりにしたりもありですね。100円おかず注文の場合も先払いなので、棚を先に確認した方が良いかも。

冷蔵棚から選んで取り出す100円おかずのコーナー。後ろが並んでいたので写真は一部ですが、10種類以上はあったと思います。ヘルシーな野菜系が多い印象です。

今回はシンプルに【豚汁定食】のみ注文。大きな丼に入った汁も具材もたっぷりな豚汁と、鰹節ご飯は小・中・大が同額、せっかくなので大に。鰹節は升に入っています。

ベースの味噌はあっさり、豚の旨味がくどくない丁度良いバランスで全体に馴染み、そこに具沢山野菜の甘みもコク深く加わる、さっぱり飲めつつもおかずになる味わい。

バラ肉も具としてたっぷり入っており、厚さはありませんが大きめにカットされた存在感ある食べ応え。全体の塩味は薄めなので、アクセントにいただけます。

プルプルでクリーミーな豆腐、ネギ・大根・キャベツ・人参・芋・こんにゃく・ごぼうと、定番ながら一通り揃って柔らかく煮込まれた具材も豚汁らしいラインナップ。

大きな鍋から人の手で盛りつけるのでやや具材の量は偏っていましたが、総量はガッツリお腹に溜まるボリューム、しっかり主役と言える満足度ですね。

薄味に慣れてきた所で卓上の揚げ玉を加えると、ガツンと変わることはありませんが香ばしさと素材のコクが際立つ印象で、おかずとしてもより進む味わいになりました！

鰹節は店内削りたて、受取カウンターに中の見える透明な削り器が置かれています。

お米も地元の品にこだわって、清水区興津中町【深沢米店】さんの品を使用しているそう。大盛は豚汁と同じような丼でガッツリ。流石に追加おかずが必要でしたね。

鰹節をご飯に乗せて卓上の醤油を回しかければシンプルねこまんま。そのままで風味豊かな鰹節は、柔らかすぎず固すぎずなご飯と自然に絡んであっさり美味しく。

醤油の味だけでは一辺倒なので、これでご飯一杯までは厳しいですが、盛り立て熱々なご飯にたっぷり絡めて食べる最初の一口は本当に最高です！

豚汁にくぐらせておかずにしても、豚汁自体の更なる風味追加として使っても相性抜群でした！リニューアルして新名物も登場な埠頭の食堂！ぜひお試し下さい！