『九龍』清水の老舗中華でガッツリ山盛りチャーハン！ - 静岡市観光＆グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』

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レトロな店内と癖のある店主
ボリューミーなお手頃中華！

清水区松原町、新清水駅からもほど近い大通りから2本裏の通りにある老舗の中華料理店。松原町の由来は戦前まで松林があった通りだからだそうです。

店内はいい意味で人を選ぶ中華の老舗感。油の匂いと使い込んだ中華鍋・お客さんとの交流の中で増えたのかもしれないレトロでちょっと怪しい置物などまさにな風貌。

江戸っ子言葉で話す癖のある店主さんが腕を振るうボリューミーな中華が揃っています。

黄色い看板が目印。入口は左の中華そばの暖簾がかかっている引戸側です。メニュー一覧も張り出されているので、先に決めてから入店してもいいかも。

年季の入ったひょっとこ＆おかめの面が和ホラゲのような怖さですが、店主さんの若い頃の写真やお客さんとの写真など、長年愛されてそうな交流の跡が見えます。

座席はカウンター10席・2人テーブル2つ。お客さんは殆ど常連さんと大盛り情報をどこかから聞いて来た一見の人たち(店主談)

食べきれないのに注文する人もいて困るから一見さんの大盛りは人を見てNGを出す場合もあるそうです。こういう癖の強さはこだわりになっててステキですね。

カウンターにも独特な雰囲気の置物が並び、メニューも年季が入ってます！

ワンコインのラーメンから、麺類・ご飯物は一番高くて900円と軒並みお得な価格設定！逆に裏面の一品料理は高めになってるのが気になります。

たっぷりの油と高火力で焼き上げられた中華飯店らしいシンプルな美味しさのチャーハン。普通盛りでもご飯2杯分はあるそうで、大盛りは2合半くらいあります。

見た目はもう少し少なめに見えますが、ヘラでパンパンと丸く固めてるので、掘っても掘ってもなくなりません。

横から見るとこんもり感が伝わるはず。普通のチャーハンはネギ・豚こま切れ・卵のシンプル材料。肉チャーハンやかにチャーハンなどもありますね。

味は逸品でしたが流石に厳しいボリューム、なんとか食べきりましたがお腹もパンパンで夕飯が入りませんでした。

昔ながらの薄口醤油スープ。油が多い中華屋のラーメンって感じですがギトギトまでではないので飲みきれるあっさり感。

麺は細めでつるつる食べられます。メンマやチャーシューも甘みがあって懐かしい味わいでした。大きなナルトのビジュアルもいいですね。

常連さんに人気と聞いて注文してみた肉野菜炒め丼。こちらもなかなかのボリューム。お茶碗2杯以上はある大盛りご飯の上に、たっぷりの肉野菜炒め。

中華飯店の火力で焼き上げられた野菜は肉並みに香ばしく、ご飯がすすむジューシーな逸品。塩ベースでさっぱりしてるので飽きずにいただきました。

昼夜2食分並みのお腹いっぱいボリュームの美味しい中華を格安で。あのチャーハンで700円ですからね。是非一度お試しください！