スパイスにこだわった
個性豊かなカレーが揃います!
清水区入船町、巴川港橋近くにあるカレー専門店。1980年代中頃に喫茶店としてオープンし、2010年からはメニューをカレーと喫茶ドリンクに絞って提供されています。
鶏・牛・香味野菜の出汁ベースに、20種近いスパイスとコーヒーなどの隠し味を加えて、数日かけて仕込むオリジナルカレーが名物!
そちらにゴロゴロ牛スネ肉を加えた品や、たっぷり野菜が乗った品と、ビジュアルも個性豊かな逸品が揃い、カウンター席のみですが落ち着いた店内でいただけますよ!
店舗紹介
malelica(マレリカ):雰囲気
様々なお花が豪快に咲いた特徴的な外観。1階が2台分の駐車場になっており、店舗は2階部分です。外階段を上がり玄関へ。
階段下花壇横に店名看板があるものの、紫陽花に隠れて目立ちませんね。上から被せたボードに【スパイスカリー】と書かれ、メニューなども載っています。
店内はカウンターのみで、厨房と窓側背中合わせの13席。観葉植物やステンドグラスのランプなどが並ぶお洒落な空間となっています。
BGMは無くテレビの音・接客も含め雰囲気はアットホームです。
malelica(マレリカ):メニュー
カレーは5種類。ベースのカレーは同じですが、トッピングを入れて煮込む品もあり味は変わります。全品サラダ付きで、煮込みハンバーグカリー以外は1000円均一です。
セットドリンク200円とお手頃価格。単品のみですがコーヒーフロートもありました。
マレリカの個性豊かなカレー
全品サラダが付いてきます
セットのサラダを先に提供。甘酸っぱい和風オニオン醤油ドレッシング、薄めにカットされたパプリカなども乗った、瑞々しく彩り豊かな逸品です。
ヤサイカリー
スキレットに乗ったヤサイカリー。大きめにカットされた7種の野菜が存在感抜群なビジュアル。野菜に隠れてカレーがやや少なく見えますが、ライスと半々程あります。
20種近くもスパイスを使用と聞くと癖の強いスパイスカレーのイメージが先行しましたが、ベースに鶏と牛の旨味があるので、味わい自体は肉の旨味が中心に来ています。
芯のある味わいに対して、変化するコクのように風味豊かにスパイス感が広がります。
辛さが5段階で選べ、今回は3辛。最初の数口は肉と野菜の旨味が勝つのですが、辛さが蓄積するタイプで、食べれば食べるほどヒイヒイになってきました。
野菜はオクラ・サツマイモ・レンコン・ピーマン・ナス・カボチャ・ブロッコリー。軽く焼いた程度の品と、ナスやピーマンは油の香ばしさもある素揚げ状態。
カレー自体の香味野菜の風味もありますが、トッピング野菜は熱が入ることで自然な甘みが際立っており、カレーと合わせて甘辛なバランスが最高!
シャキシャキ・ホクホクそれぞれの口当たりと食感も絶妙。野菜自体のボリュームもあってバッチリお腹も満足な内容でした!
ビーフカリー
ビーフカリーは同じオリジナルカリーがベースですが、たっぷりの牛スネ肉を入れて再度煮込むことで肉肉しい旨味が更に増した仕上がり。
ライスの皿と別で提供され、お好みに盛り付けていただきます。
全部盛り付けると思った以上にお肉たっぷり!ヤサイカリーよりも甘さは控えめで、肉自体にもスパイスで下味が付いている?ようで更に辛味を強く感じました。
お肉は柔らかくも弾力もあり、噛んで旨味がぶわっと漏れ出します。出汁がより溶け込んだカレー自体と、Wで肉肉しくコクのある味わいですね!
イベリコベーコンエッグカリー
こちらはイベリコベーコンエッグカリー。ヤサイ・ビーフはそれぞれのトッピングの味も煮込まれていましたが、こちらはオリジナルカレーそのままの味を楽しめます。
2品の後に味見させてもらった為、他よりはややあっさりな印象ではありました。
ベーコンは表面が香ばしく焼かれ、プルプル柔かな食感から脂の甘みが広がります。ベーコン自体の風味が濃い為、一緒に煮込まれてなくてもアクセントになりますね!
ベースは同じながら、トッピングとの組み合わせで個性豊かにいただけるオリジナルカレーのお店。是非お試し下さい!
店舗情報
店名 | Curry malelica(マレリカ) |
---|---|
住所 | 〒424-0942 静岡市清水区入船町4-9 |
連絡先 | 054-353-6030 |
駐車場 | 店舗の1階に2台分 |
アクセス | 静鉄バス 三保山の手線 港橋バス停より徒歩2分 |
定休日 | 火曜日 |
営業時間 | 11:00~15:00 |
詳細 | 食べログ |