毎年8月13~15日開催
2万個の提灯が並ぶ供養祭
毎年8月盆の季節に開催される、靜岡縣護國神社の夏祭り。8月15日にあわせた戦没者供養のお祭りとなっています。
拝殿前の広場に2万個以上の提灯【みあかり】が並ぶ、幻想的な景色を眺められる他、広場では地域自治体主導の縁日が開かれ、たくさんの人でにぎわっています。
日中は剣道・弓道大会、夜は盆踊り大会や小規模ですが打ち上げ花火も。大きなお祭りではありませんが、地域に根差した夏の風物詩です。
靜岡縣護國神社の供養祭
静鉄柚木駅から徒歩5分、駐車場側の入口『一の鳥居』から参道を進んでメイン会場に向かいます。駐車場入り口は順番待ちの渋滞となっていました。
一の鳥居をくぐった先、メイン会場へ向かう正参道にずらっと並べられた提灯。写真では明るく見えますが、目視ではかなり薄暗く、ぼんやりとした灯りが綺麗です。
提灯の案内があるので大丈夫だとは思いますが、分かれ道や池につながる道もあるので暗い中ではご注意を。
みあかりが並ぶ拝殿前の広場
提灯が並ぶメイン会場。二の鳥居から拝殿前の広場に列をなしてたくさんの提灯が並んでいます。灯りの点灯は3日間とも18時から21時までとのことです。
拝殿前までズラッと並び、一番手前から見ると何処までも続いてそうな『みあかり』の道、幻想的な光景です。供養祭ではありますが、デートのカップルも多そうでした。
みあかりは一つ一つが戦没者遺族や地元団体からの奉納を受けたもので、提灯の下に短冊を吊るす形で名前などが記されています。
拝殿前から振り返ると
かなりの行列でなかなか時間がかかりましたが、しっかりお祈りしてきました。並んだみあかりの道の中腹くらいまで行列が連なっています。
拝殿の隣には毛筆作品が提灯となって並んでいます。四角い提灯もお洒落ですね。人混みでよく確認していなかったのでどなたの作品かはわからず。
拝殿前から振り返って眺めるとこのような景色に。2万個の提灯がずらーっと並ぶ光景を見渡せます。長い自撮り棒などで上の角度から撮ったら更に綺麗でしょうね。
打上花火【19時半・20時半】
拝殿前から振り返って右方向に打ち上げられる花火!他の夏祭りのような盛大なものではありませんが、約1分間で沢山の花火を連発します。
タイミング的に花火だけ映す形となりましたが、みあかりの道でしゃがんで、提灯と花火を1枚の写真に収める撮り方も人気だそうです。
ステージと縁日など
境内の一角にはステージもあり、盆踊り大会など自治体主催らしいイベントが開催されています。学生のダンスなどもあり、地元イベントらしい内容でした。
縁日はお祭りに出ているような屋台ではなく、テントを使った自治体の売店です。ポップも手作り感満載ですね。おつまみやお酒の売店もありますが子供向けの屋台が多め。
美味しそうなイカ身焼きが300円とお買い得で食べたかったですが、すごい行列で断念。炭焼きの香りでとてもお腹すきました。
隣ではポップコーンや綿菓子を50円で販売していて小学校のPTAバザー的な雰囲気です。清水みなと祭りの前夜祭もこんな感じでしたね。
地元に根差した夏の風物詩のひとつ、是非一度は参加してみて下さい!
お祭り情報
催事名 | 靜岡縣護國神社 万灯みたま祭 |
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会場 | 靜岡縣護國神社 〒420-0821 静岡市葵区柚木366 |
連絡先 | 054-261-0435 |
駐車場 | あり(混むので電車がおすすめです) |
アクセス | JR東静岡駅徒歩10分 静鉄柚木駅徒歩5分 |
開催日時 | 毎年8月13日~15日 祭りは11時から、花火は19時半・20時半(3日間共) |
詳細 | 公式サイト |