登呂遺跡そばの甘味処で
2種のお餅とそばの満足セット!
駿河区登呂、弥生時代の遺構『登呂遺跡』に隣接するお食事処。静岡土産の定番・安倍川もちを製造している『やまだいち』が運営しており、工場隣接の立地にあります。
200年前の農家を移築したというお洒レトロな店内。安倍川もちや"からみもち"などの静岡定番甘味の他、そば中心に食事メニューもいくつか。
入口には安倍川もちの販売スペースもあり、数量限定でアウトレット品も販売。自分用にお得に安倍川もちが購入できます!
店舗紹介
登呂もちの家:雰囲気
特徴的なイエローの大きな建物がやまだいち本社。お土産コーナー定番の浮世絵が描かれた安倍川もちを作っている会社です。今回の目的地は奥の看板が見える辺り。
現代風な住宅街にありながらここだけレトロな古民家。築200年の奥会津の農家を移築してきたそうで、水車が回っていたりと雰囲気抜群ですね。
床も壁も天井も木造で、どこかの観光地の文化財を訪れたかのよう。真ん中の囲炉裏の空間も靴を脱いで上がれます。和服で撮影会とかしたくなりますね。
1階のテーブルは少なめですが、2階席もあるそうで全部で50席分程とのことでした。
登呂もちの家:メニュー
メインは安倍川もち&からみもち。有名な石部屋さんをはじめ、安倍川橋そばの専門店でもこの組み合わせが多いですね。
もちの家ではきなこのみの『黄な粉もち』も販売。安倍川もちは元来その名前で売られていた金山土産で、徳川家康が気に入って名付けたとされています。
食事メニューはおそば中心。もり・かけ・たぬきのみのシンプルなランナップですが、安倍川もちとのセットもあります。その他定食やおつまみも少しだけ。
お餅も満喫もりそばセット
ざる盛りのそばに1人分サイズの安倍川もち・からみもちがセットになった『もりそばセット』お餅は突きたてで提供とのことで先にそばが来ました。
大盛オプションもありましたが今回は並で。それでも『盛りっ!』って感じで結構なこんもり感。お餅がメインで先に小腹を満たす感覚なら充分なボリュームですね。
もちもちと良い歯ごたえ、噛むほど甘みを感じますが繋ぎが多く香りは薄め。長さも形も整っているので機械打ちだとは思いますが安定した美味しさですね。
甘さは控えめですがしょっぱ過ぎることも無いこちらも安定感ある出汁つゆ。シンプルな分さっぱりズルズルと啜れる逸品でした。
安倍川もちとからみもち
安倍川もち(金な粉)2個とからみもち3個の食べ比べ。単品で両方味わおうとすれば650円×2で一人では頼みにくいので嬉しいセットですね。あんこの方はお土産にでも。
突きたての安倍川もちはまだ温かく、ふんわりとろける柔らかさ。きな粉に砂糖が混ぜてあり、しっとり甘いですがくどさは全くありません。いくらでも食べられそう。
からみもちはわさび醤油で食べるお餅ですが、もちの家ではおろしも乗っていました。温かいですが醤油の冷たさで引き締まったのか弾力もしっかり感じます。
わさびもピリッと来ますが辛いほどではなく、ストレートな醤油とおろしと一緒にさっぱり。水気が多いのでちゅるんといけちゃう美味しさです。
安倍川もちの土産販売も
玄関直ぐは安倍川もちのお土産コーナー。奥は厨房になっており、商品は並んでいるもののみです。暖簾やレイアウトは街道時代の屋台をイメージしているのかな?
お土産用の浮世絵パッケージの安倍川もちも、工場直売店のため通販や各地のお土産コーナーより割安で販売されています。
更にお得なアウトレット品。賞味期限の近い品や、簡易パッケージの切り落とし品など、駄菓子屋価格で買えちゃうのはここだけですね。もちろん味は同じですよ!
夏はかき氷など冷たい甘味もあるそうなので、登呂遺跡観光のランチや甘味休憩にもピッタリのお店です。是非お試しください!
店舗情報
店名 | 登呂もちの家 |
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住所 | 〒422-8033 静岡市駿河区登呂5丁目15-13 |
連絡先 | 054-283-1663 |
駐車場 | あり |
アクセス | 静岡駅南口より静鉄バス『登呂遺跡』行き 『登呂遺跡入口』下車 徒歩5分 |
定休日 | 新型コロナ禍につき土日のみの営業(通常年中無休) |
営業時間 | 11:00~16:00 |
詳細 |