葵区常磐町の住民定番
綺麗に分かれた二色の親子丼!
葵区常磐町、大通りから外れた寺院の前にある老舗親子丼専門店。一般的にイメージする親子丼とは少し違い、鳥の煮物と卵そぼろの二色丼を扱っています。
ボリュームではなく内容の違う並・上・特上に分かれており、お持ち帰り可能なお弁当スタイルも。親子丼の他に焼き鳥など一品料理も揃っています!
※残念ながら店舗営業は2021年12月末で終了されました。2022年3月2日より、親子丼をお弁当の形で呉服町・三保原屋/静岡駅・東海軒にて店頭販売開始しました!
店舗紹介
中村屋 常磐町店:雰囲気
本通りからは外れている為、目的が無いとあまり通らない道にあります。お店の斜め向かい側に徳川慶喜公が謹慎していたとされる宝台院があります。
今の店舗は比較的新しく見えますが、中村屋としての屋号の歴史は創業1596年までさかのぼり、静岡市内でも屈指の老舗です。(親子丼はいつからか分かりませんが)
店内は4人掛けテーブル5つに4人掛けの小上がり座敷2つ。グループ向けですが、お昼時は一人利用のサラリーマンが多かったです。
テーブルや壁は歴史を感じる内装ですが、照明はモダンお洒落なものを使用されていますね。掛け軸などと並んで掲示された親子丼の写真が何故か少しツボでした。
中村屋 常磐町店:メニュー
親子丼は並・上・特上それぞれ200円ほどの違いがありますが、ボリュームは同じです。半熟・炊き込みと全部で5種類あります。大盛は150円で可能。
折詰はお弁当箱に入ったテイクアウト品です。内容は同じなので店内で食べる場合は丼の方で良いと思います。注文されてから作るので持ち帰りは電話予約がオススメ。
親子丼の違いはこんな感じ。二色が綺麗に分かれた丼は上と特上ですね。
特上の方が鶏肉やキノコのカットが大きく見えますが、並みと上はビジュアル以外の違いが分かりません。見た目的には半熟が一番一般的な親子丼に近いかもしれません。
お酒はあまりありませんが、焼き鳥中心に鶏料理やつまみも揃っています。
綺麗な二色の上親子丼
写真どおりのビジュアル、しっかり二色に分かれた綺麗な丼です。付け合わせは浅漬けのみで汁物はありません。
かなり色濃く煮つけられた鶏肉はモモムネ2種・タケノコ・かまぼこ・しいたけ。しいたけを上に乗せて見映えにもこだわった一杯になっています。
丼自体がかなり大きめで、メニュー写真で思っていたよりボリューミーでした。
具材も量ありますが、ご飯が今回の普通盛りでも牛丼チェーンの大盛程度はあったので、大盛を選ぶ場合はかなり多くなると思います。
甘めの具材がよく合う桜飯
ご飯は香ばしい桜飯、醤油と酒で炊き込んだ具なし炊き込みご飯で茶飯とも呼ばれていますね。ふんわりと柔らかい玉子そぼろの層も厚く甘み充分。
一口分が大きな鶏肉はプリっとジューシーでムネ肉も柔らかく煮てあります。たっぷり入ったかまぼこもふんわり柔らか。
シャキッと食感のタケノコに、色合いが他とは違うほど濃く味付けられたしいたけ、全体的に甘めですがどれもご飯が進みます。
味濃いめの煮物に味付けご飯なので、さっぱり系の方が好きな方や甘い煮物が苦手な人などにはお勧めできませんが、和食としておもてなしにも使えそうな逸品でした。
お弁当販売で復活!
2022年3月2日より、呉服町通りの三保原屋 本店 店頭にて、毎週月・水・金限定でお弁当販売を開始しました。
その後静岡駅コンコースの東海軒でも、毎週土・日限定で販売開始しています。製造は委託ではなく、中村屋の娘さんによる手作りとのことで少数限定となります。
今のところ販売開始から1時間持った日はないほどに人気らしいので、お求めの場合はオープン時間に向かいましょう...!
店舗情報
店名 | 中村屋 常磐町店 |
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住所 | 〒420-0034 静岡市葵区常磐町2丁目12-2 |
連絡先 | 054-252-5517 |
駐車場 | あり |
アクセス | JR静岡駅北口より徒歩10分 |
定休日 | 火・水 |
営業時間 | 11:00~14:00 17:00~19:30 |
詳細 | 食べログ |