様々な趣味がクロスオーバー
静岡食材豊富なカフェレストラン!
清水区由比、2022年6月6日にオープンしたカフェレストラン。アウトドア・キッチン用品中心に、様々な趣味の品や食材が揃うセレクトショップも併設しています。
正式名称は【NONAME OUTDOOR & KITCHEN】趣味のクロスオーバーをテーマにしており、カメラやファッション・グッズなど多分野に渡る品が並びます。
カフェは桜えびやシラス・ツナなど、静岡食材をふんだんに使用したメニューが揃い、材料の食材や鉄鍋などの容器もショップで購入も可能!
静岡茶ドリンク各種や、お洒落なテイクアウトカップのオリジナルソーダなど、静岡らしい品揃えにこだわった、地元の方はもちろん観光にもオススメなお店です!
※残念ながら2022年11月頃閉店してしまったそうです。
店舗紹介
ノナメキッチン:雰囲気
東名高速道路と並行する国1富士由比バイパス沿い。横に長いモノクロを基調に木の網壁が目立つ外観。駐車場は左右にスペースがあります。
以前紹介した『おふくろ亭』さんのすぐ近くにあり、そちらを読んでくださった方は分かると思いますが、徒歩でのアクセスがかなり困難な場所ではあります。
最寄りのバス停が無く、由比駅から徒歩距離25分程。更に地図に載っていない住宅街の小路か、高さ1mも無い橋下をくぐる冒険者コースしかありません。車推奨ですね。
玄関すぐがカフェ、右奥がセレクトショップの構成。流行りの無機質カフェなテイストもある空間。カウンター4席に4人掛けテーブル1・2人掛け2と席数は少なめです。
店内はお洒落な洋楽がかかっており、雰囲気はカジュアルな定番カフェですね。
アウトドア用品・キッチン用品・食材・ファッション・カメラやグッズと様々な商品が並びます。レイアウトもお洒落で見て回るだけでも楽しいです。
ノナメキッチン:メニュー
スキレットや鉄鍋など販売商品を活用した煮込みやグリル系中心に、桜えび・しらす・ツナなどを始めとした静岡食材をメインに使用した料理が揃っています。
最初のページにそれぞれ静岡食材についての紹介もありました。お米やパンまで静岡県内のブランドにこだわってるのが凄いですね。
2022年9月の再訪時は、オープン当初1種のみだったホットサンドが4種に増えていました。こちらもそれぞれ静岡食材メインになっています。
平日14時半まで限定のランチセットは、メインに+450円でサイドとドリンクがセットに。抹茶オレなど通常500円以上のドリンクも選べるので滅茶苦茶お得ですね!
ソーダメーカーで作りたての炭酸水を使用したオリジナルソーダや、オリジナルブレンドの抹茶ラテ&フレーバーグリーンティーと静岡茶にもこだわっています。
右ページのコーヒー各種も含め、ドリンクメニューはどれでもお値段変わらずランチセットに付けられますよ!
葵区の茶町KINZABUROさんの銘菓・茶っふる他、キャンプスイーツ・スモアやオリジナルの自家製アイスクリームも新登場。スイーツも充実してきましたね。
静岡食材の満足ランチ
今回は2人で訪問。お勧めの【さくらえびとしらすの鉄鍋丼】と【しらすのドリア】をメインに、ランチセットを付けました。
さくらえびとしらすの鉄鍋丼
鉄鍋で焼かれたご飯の上に、由比産のしらすと桜えびをたっぷり。ネギの上には黄身が乗った、ビビンバ風のオリジナルメニューとのこと。
ごはんは出汁で炊かれており、サッパリめですが風味豊かな炊き込みご飯のような味わい。そこに桜えびの揚げ玉と干し桜えびを混ぜ込んであります。
既に完成された桜えびまぜごはんの上に、更に釜揚げしらす&さくらえびも乗って、鉄鍋で香り高く加熱された様々な食材が混ざり合う、抜群な旨味が詰まった至福の一口。
ネギのシャキシャキ&卵のクリーミーさもビビンバ感覚でよく合います。乾燥・揚げ玉・釜揚げ3種の桜えびの食感の違い、囲い込むような風味が本当に満足度高いです!
写真を撮りながら少しずつ食べていたので、底の方におこげが出来ていましたが、こちらもパリっとした硬さと焦がし出汁の味わいが最高!
鉄鍋は冷めずに食べ進められるのも良いですね。ごはん自体がボリューミーかつ、由比の名物の桜えび・しらすをこれだけ満喫出来て1000円以下はお手頃ですね。
しらすのドリア
もう一つのオススメ、しらすのドリア。こちらは由比産しらすと、由比の加工食品メーカー・原藤さんのホワイトソースを使用しているそう。
ホワイトソース自体も富士のブランド牛乳が原料とのことで、桜えびは入っていませんが鉄鍋丼に負けない静岡食材推しメニューになっています。
たっぷり乗ったチーズの風味がとても強く、モチモチとした食感と香りが最高。これも鉄鍋効果なのか、火の通りも絶妙で一口目で頼んでよかったと思える美味しさでした。
ホワイトソースが甘すぎず、濃厚にクリーミーな味わいがチーズと合って抜群にコクある味わいに。酸味は抑え気味でマイルドに食べやすいです。
ごはんに風味豊かなしらすがたっぷり混ぜ込んであり、主張の強いチーズ&ホワイトソースを絡めても、しっかりしらすの風味が負けずに口いっぱい広がります。
ドリアとしては珍しくシソも入っており、濃厚素材の中でも仄かにスッキリとした香りが混ざり、より飽きずに食べ進められる味わいになっていました!
鉄鍋丼&ドリアに使用されていた南部鉄器の鍋はショップフロアで販売されています。ブランドもので結構お高めの品ではありますが、ついつい欲しくなっちゃいますね。
鉄鍋丼に使われていた桜えび風味の材料の一部や、ホットサンドのスパイスやパスタの高級ツナなど、提供されている料理の材料になっている静岡食材もありました!
サイド2種も逸品です
こちらはお得なランチセットの選べるサイド2種。2人利用なので両方頼んでみました。左はジャーマンポテトではなく、マスタードソースのポテトサラダです。
冷たいのにホクホク?ふかしたてのような柔らかさのお芋に、甘酸っぱいマスタードソースが絶妙にあう逸品。ソーセージやブロッコリーにも相性抜群な味付けです。
ミネストローネも具沢山で、トマトの香りがしっかり効いていますが酸味は強すぎず、静岡産ハーブソーセージの出汁も溶け込んだ、スッキリ味わい深いスープでした!
ホットサンドセット・チキンてりたま
4種に増えたホットサンドより、炭火焼きチキンのてりたまサンドセットを注文。単品はテイクアウトのみで、店内はドリンクやスープ付きのセットとなります。
ホットサンドセットはランチじゃなくても注文でき、ランチのどちらか1品選ぶポテトサラダ&スープ両方が付いてくるのでお得ですね!
卵の自然な甘みとピクルスの食感も楽しいタルタルが、肉の旨味たっぷりなジューシー炭焼きチキンと相性抜群!照り焼きソースの甘みも濃い目で絶妙ですね。
こんがり焼けたパンは、外側カリカリ中はもっちり。お肉もたっぷりな具の美味しさをしっかり包み、一口で様々な食感や素材の美味しさを満喫できる逸品です!
スープにも新メニュー登場。シンプルな卵スープながら、底に沈んだシラスを噛むと一気に風味が口いっぱいに広がり、不思議とベースの味わいもコク深く感じます。
パン系メニューともよく合う、落ち着く一杯でした!
ガーリックトマトの煮込みハンバーグ
鉄鍋でしっかり火が通った、柔らか煮込みハンバーグ。単品にパンかライスが付いてきます。野菜も沢山入って、これだけでボリューミーな一品ですね。
ドリンクもこだわってます
ミルクで抽出したアイスコーヒーは初めて飲みましたが、クリーミーさもアリながらコーヒーの香り・苦みの輪郭もしっかり感じ、冷たくスッキリ飲める一杯でした。
抹茶ラテは静岡茶2種をブレンドしているとのことで、とても濃い風味と苦みも強く、ミルクの濃厚さも相まってリッチな味わい。ドリンクも揃って大満足です!
冷たいアイスラテも濃厚で味わい深く、スッキリ甘い逸品。カトラリーも店内で販売されている特別製。熱伝導率が高く、より冷たくなじませることができるのかも?
ミニカップでフレーバーグリーンティーの飲み比べセットもいただきました。
色・見た目は全部同じなのに、スッキリ香るレモン・ミルクティのような甘いバニラの香り・紅茶っぽい風味なのに芯は緑茶と全然違う味わいにビックリします!
こちらは3種のオリジナルソーダ。テイクアウトは中が見えるボトル缶で提供と映える見た目に!作り置きではなく、注文してからソーダメーカーで容れて貰えます。
軽い口当たりのシュワシュワ感。冷凍ミカンのサッパリとした酸味・たっぷりクラッシュいちごの甘みとドロッと濃厚な食感・ライムがさっぱり美味しいモヒート。
三種とも見た目も味も最高で手土産にも良さそうです。お洒落で楽しい店内で、静岡食材の逸品料理&こだわりドリンク!是非お試しください!
店舗情報
店名 | ノナメキッチン (NONAME OUTDOOR & KITCHEN) |
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住所 | 〒421-3103 静岡市清水区由比67-19 |
連絡先 | 050-3692-6719 |
駐車場 | あり |
アクセス | 由比駅から徒歩20分 ※徒歩ルートは複雑なので非推奨 |
定休日 | 基本無休+インスタ告知で不定休あり ※6/21はお休みとのこと |
営業時間 | 11:00〜22:00(L.O 21:30) ランチセットは平日14:30まで |
詳細 | 公式Instagram |