『PATISSERIE 46』駿河区小鹿の生カヌレテイクアウト専門店！ - 静岡市観光＆グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』

静岡駅ビルにも出店する定番店で
香ばしく甘い生カヌレ！

駿河区小鹿、2022年6月に葵区鷹匠から移転オープンした洋菓子店。看板商品の生カヌレを中心に、小鹿店の工房で製造していますが、販売スペースはかなりコンパクト。

静岡駅ビル・パルシェ食彩館や、市内外のイベント出店も多い為、工場での販売は簡易的なものにしているとのこと。カヌレ・スコーン・ケーキ数種の販売となっています。

以前紹介させていただいた『コポー洋菓子店』さんとは親子店舗。小鹿の店舗自体は新しいですが、市内定番の人気店です！

静岡競輪場から程近い、小鹿通り傍の住宅街。マップを見ないとたどり着けないと思いますが、静岡県立大学小鹿キャンパス敷地の向かい側辺りになります。

赤紫の軒に店名と壁には『カヌレ研究所』の看板。店舗の右隣に二台分ほど駐車スペースがありました。

外観からは横に広そうな印象でしたが、販売スペースは畳1畳分も無いほどで、玄関にテーブルを設置して商品が並べてあるようなレイアウト。

左側は菓子工房になっており、販売スペースから中の様子は覗けませんが、パルシェ店に並べる品やイベント用のお菓子もこちらで作っているみたいです。

冷蔵ケースには上からショートケーキ・生カヌレ4種類・カタラーナ・チーズケーキが並んでいます。タルトが多かった鷹匠店とは品揃えが変わっていますね。

クリーム入りではない普通のカヌレと、スコーンも3種類お手頃価格で販売されていました。この他、夏は駐車場の一角で鷹匠店で人気だったかき氷の販売もするそうです。

今回はイチゴが乗った生カヌレ・モンブラン生カヌレ・カタラーナ・チョコチップのスコーンをチョイス。いずれもおやつにピッタリなサイズ感です。

販売されていた生カヌレのうち、3種類は上に乗っているトッピングが異なるだけのプレーンで、中はカスタード・上に生クリームの組み合わせで統一。

モンブランカヌレのみ、中までモンブランクリームだけがたっぷり入っています。

生地は焦がし焼きされた上の部分のみカリッとした食感。下は外側ももっちりとした食感で、甘さは控え目なカラメルのような味わいです。

プレーンは中のカスタードが濃厚な甘さ、上の生クリームもしっかり甘いふんわりタイプで、さっぱりとした生地とバランスよくいただけますね。

モンブランクリームは栗の香りがしっかり、濃厚ながら甘すぎない仕上がり。ザラっとした舌触りが生地ともよく合い、個人的にはこちらの方が好みでした。

生地もプレーンよりカリッとしていましたが、個体差があるのかもしれません。

販売棚には硬めのプリンとありましたが、表面がキャラメリゼされているだけで、中はクリームのような滑らか食感で柔らかめでした。

こちらも甘さ控えめで、そのままさっぱり美味しくいただけます。下の方へ行くにつれて少し硬くなっているようで、食感の変化も楽しいです。

綺麗な形と焼き目のスコーン。外側は絶妙なサックリ食感、中はしっとり定番な香ばしいスコーンですが、チョコの風味もしっかり感じ、紅茶に合う逸品でした！

品揃えはシンプルですが、こだわりの生カヌレ中心に気軽にテイクアウトできる、お土産にも自分用にもピッタリのスイーツ店です。ぜひお試し下さい！