『ラーン・ガパオ』草薙駅前のタイ料理店でガパオライス！ - 静岡市観光＆グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』

草薙駅前で本格タイ料理！
スパイシーハーブのガパオライス！

清水区草薙、JR草薙駅前の通り沿いに2022年8月2日にオープンしたタイ料理専門店。タイ人の女性シェフによる、本場の食材を使用した料理を提供しています。

日本人の口に合わせて調整していない、本格的なタイ現地の味を駅近で気軽にいただけます。家庭料理からおつまみ系、予約限定で鍋料理まで豊富なラインナップです。

今回は店名にも入っている名物料理・ガパオライスをいただきました！

草薙駅南口、ロータリー角にあるファミリーマート隣の、大きなプレハブのような紺色の建物。2軒並んだ左側のテナントにオープン。

駅から徒歩1分の好立地ながら、意外と通らない方向＋看板が建物奥にあり、近づいて見ないと気づかないかも。ファミマに入る際にタイ国旗を見つけ立ち寄ってみました。

白を基調とした壁と床に木のカウンターテーブルメインの明るい店内。カウンター8席、奥に4人掛けテーブルが2つあります。BGMは調理とテレビの音。

玄関傍の棚にはタイの食材などが並んでおり、こちらも購入可能みたいです。

メニューは1ページ1品紹介、解説は無いですが大きな写真と食材などが書かれています。品名からは味の検討が付きませんが、尋ねると丁寧に教えていただけました。

この他、カオマンガイなど下ごしらえに時間のかかるメニュー中心に、曜日限定（主に週末）提供の品もあるそうです。予約限定でタイの鍋料理・ムカタも。

メニューはおつまみ系が多く、勿論タイのお酒も提供されています。主食が付かないメニューに、ご飯や汁料理用のソーメンなども単品で追加可能です。

今回は日本でも人気の代表的なタイ料理・ガパオライス。他の料理も気になりましたが、まずは店名にもある名物を...それとある程度味の予想が付く品からということで。

大きな皿のメインに、サラダ・スープがセットになっています。上の木の容器はガパオライス用の追加辛味ソースです。

タイ産ジャスミン米に目玉焼きが乗り、スパイス＆ハーブ炒めのそぼろ肉が盛られたシンプルな内容ですが、メインのお肉が思ったよりもボリューミー！

ジャスミン米は日本のお米とバスマティライスの間のような、少し長さのある米。パラパラながら艶のある舌触りの良い炊き加減で、そぼろ肉によく合います。

一口目は食べ慣れないハーブとスパイスの独特な香りを最初に感じますが、すぐ奥からたっぷりそぼろ肉の旨味が押し寄せてくる印象。

味付けの素材は分かりませんが、ベースの味わい自体は日本の出汁醤油に近く、ご飯に定番に合う、程よく油感はあるのものくどくないサッパリとした味わいでした。

しかし思いのほか辛い！唐辛子系のピリリと来る刺激ある辛味が満遍なく混ざっている印象で、食べれば食べる程口の中ヒーヒーになっていきます。

目玉焼きの半熟な黄身を割りかけると、辛さは少々マイルドに。クリーミー＆滑らかな口当たりも追加されて食べやすくなります。

スパイスの刺激か、ハーブの独特ながら後を引く香りか、とにかくご飯が進む美味しさで、スプーンが止まらずどんどん食べて進められました！

デフォルトの辛さに慣れた頃に、追加の辛いソースと説明があった壺から少しずつかけてみると、これが想像を倍超える辛さで再びヒーヒー！ひとなめでわかる激辛です。

少し癖のある赤唐辛子＆ししとうのアルコール漬けのような味わいで、沖縄そばのコーレーグースに近い印象でした。一滴で劇的に辛味が加わるので慎重に使いましょう。

甘い胡麻ドレッシングのさっぱりシャキシャキサラダ、こちらは普通の日本風。たまごの中華スープは仄かに香るパクチーが独特ですが、マイルドに温まる一杯です。

辛いもの好きな方にお勧めしたい、食欲湧く香りと肉の旨味が詰まった逸品米料理・ガパオライスでした。本場の味を是非お試し下さい！

店名	ラーン・ガパオ（rankapraow/ร้านกะเพรา）
住所	〒424-0886 静岡市清水区草薙1丁目2-20-2
連絡先	090-4791-4832 公式Instagram
駐車場	なし
アクセス	JR草薙駅南口より徒歩1分
定休日	月曜日のディナーのみ定休
営業時間	平日 11:00～14:00 17:00～21:00 土日 11:00～15:30 17:00～21:00
詳細	食べログ