『斎藤精肉店』一番町の老舗惣菜店で揚げたて肉フライ！ - 静岡市観光＆グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』

お手頃価格でおやつにも！
揚げたてカリサクフライのお店！

葵区一番町、住宅街の一角で1967年から半世紀以上愛される老舗惣菜店。精肉店とありますが、現在は揚げたてフライの販売1本で営業されています。

1本70円均一（2023年3月現在）のフライは、野菜や黒はんぺんの他、ここだけの名物『もつフライ』が人気！

ソースなどはついてこないので持ち帰りのお客さん中心だと思いますが、今回は近くの公園で揚げたてを頂いてみました！

半世紀以上の歴史をそのまま感じる外観。店前に並んだペット籠のようなものが特徴的ですが、現在は中に何もいません。以前ここで猫を飼っていたそうです。

分かりにくい場所ではありませんが、同じ通り沿いに字体だけ違う同じ名前の『"斉"藤精肉店』さんがあるので、マップで調べる際はご注意下さい。

店内に入ってオーナーさんに声を掛けます。全て注文してから揚げるので商品棚などは無く、店内というか事務所＆厨房の一角みたいな感じですね。

野菜や肉のフライが8種類均一価格。昨今の原価高騰等で2023年2月にも値上げがあり、70円になったばかりです。それでも安いと思いますが。

名物のもつ串や、新登場の豚レバーは精肉店ならではのラインナップですね。別枠でヒトクチカツは大きさで70円と100円の2種。トンカツも2サイズあります。

必ず注文を受けてから揚げて下さるので、量が多いとそれだけ揚げ時間が掛かります。5本以上の場合は電話予約推奨とのことでした。

揚げたてを包んで提供。私の実家の近くにあったお肉屋さんで揚げ物を買った時も、こういう紙袋で包んでもらったなぁと少し懐かしくなりました。

今回は名物のもつ・新登場の豚レバー・ヒトクチカツの70円サイズと肉三昧！カツは通常串打ちしないそうですが、すぐ食べると伝えたところ串を付けて下さいました。

下味の塩気は薄め、ソースが付いてないのでかなりさっぱりですが、香ばしく揚がった厚めの衣のカリサク食感＆香ばしさが最高！

プルプル柔らかな豚白モツは臭みも無く、茹で方にこだわりがあるそうで、とろけるような食感と、衣の香ばしさが相性抜群です。

レバーは特有の臭みも少しありますが、しっかり火が通ってパテのように柔らかくなっており、とてもクリーミーでした。

ヒトクチカツも生姜焼きくらいの厚さに切られ、70円サイズでも割と大きめ。しっかり噛んで肉の旨味を味わう、肉肉しさの強い仕上がり。

揚げ色濃いめですが、油くどさは全くなく、肉の脂と合わせても存外さっぱりいただける、長年愛されるだけはある逸品揃いでした！ぜひお試し下さい！