模型文化に触れるイベントも開催
清水では貴重なホビー常設展示場
清水区日の出町、清水マリンビルの7階に2023年4月1日に正式オープンした、常設型の模型展示場。入場無料で、年末年始以外は無休で開放されています。
静岡ホビーショーや静岡駅南口のホビースクエアなど、静岡の模型文化を発信する取り組みはいくつかありますが、これまで清水にはそういった施設がありませんでした。
模型に触れる機会が少なくなった子供にも、気軽に模型文化を知って貰える情報発信基地を目指すそうです。2023年8月には、第1回清水ホビーショーも開催予定!
通常は模型の展示と資料の配布が無人で行われているのみですが、定期的に模型製作体験などができるイベントなどの開催も企画しているそうです。
施設紹介
特徴的な構造と赤レンガが目立つ、日の出ふ頭のランドマークと言える施設・マリンビル。正式名称は『港湾会館清水日の出センター』で、1986年に建てられました。
港湾関連の事務所が入っている他、イベント用のホール・会議室が各階に整備されています。申請すれば屋上の展望台も利用でき、港を高い位置から眺められますよ。
マリンビル玄関から関連展示が
モデラーズハウスオープンに合わせてか、玄関傍のケースはレトロなプラモデルやホビーの箱が並ぶ展示になっていました。
展示場は7階にあるのでエレベーターで上がります。館内の他の施設と異なり、受付での申請は不要で自由に見学可能です。
城や船の木造模型を製造している、駿河区のメーカー・ウッディージョーさんの展示も。他のメーカーの特設棚は無いので、特に目立っていますね。
エレベーターで7階へ
7階はフロアの半分以上が何もないスペースになっており、室内イベントなどに使われていたそう。写真左側の部屋がモデラーズハウスです。
今のところプレオープン時のイベントのみですが、こちらの広いスペースを使用して、模型文化に触れる体験ブースなどを行ったそうです。
窓が沢山あり、海や埠頭の施設を見下ろせる展望スポットにもなっています。
前置きが長くなりましたが、こちらが『清水モデラーズハウス』常設要素としては、沢山のショーケースにモデラーズクラブの模型が展示されているのみになります。
中央の白いテーブルには静岡市と模型の歴史の資料、清水ホビーショーの告知など、自由にお取りくださいと書かれたチラシも置かれています。
モデラーズクラブの展示
船や車系中心にジオラマなどもありましたが、ガンプラやキャラクター系など、静岡ホビーショーのモデラーズクラブ展示のような変わり種は訪問時点ではありませんね。
ホームページには4団体の模型展示と書かれていたので、今後増えて別ジャンルの作品も展示されるのかもしれません。まだケースの空きも結構ありました。
日本語・英語・中国語で書かれた静岡市とプラモデルの歴史の資料。フリガナはありませんが、子供でも理解できる簡易な内容で紹介されています。
清水ホビーショーも開催
第1回清水ホビーショーは2023年8月12日・13日開催予定。先ほどの広いスペースではモデラーズクラブの合同作品展が行われる他、プラモ教室やホビー体験も!
日の出ふ頭へ進んだ清水マリンターミナルでも、模型のフリーマーケットやアウトレット販売などもある、貴重な清水でのホビー系大型イベントですね!
公式サイトはこちら ☞ 清水ホビーショー2023 | 清水モデラーズハウス
施設情報
施設名 | 清水モデラーズハウス |
---|---|
住所 | 〒424-0922 静岡市清水区日の出町9-25 マリンビル7階 |
連絡先 | 054-353-2311 |
駐車場 | なし(傍に大型有料Pあり) |
アクセス | 静鉄バス 三保山手線 波止場フェルケール博物館バス停より徒歩4分 |
定休日 | 年末年始のみ(12/29~1/3) |
営業時間 | 9:00~21:00 |
詳細 | 公式サイト |