水族館とご一緒に
三保の恐竜博物館!
清水区三保にある地球環境と恐竜の博物館。1981年に『恐竜館』としてオープンした歴史ある博物館です。以前紹介した東海大学海洋科学博物館の隣にあり、三保文化ランドだった時代も営業していました。
海洋科学博物館の記事↓
海洋科学博物館とはセット券がお得です。両方別々に購入すると2500円になってしまいますが、セットなら1800円です。せっかくなので両方周ってほしいです!
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入口の恐竜
館内の展示は骨格標本なので、皮が付いた恐竜はこの入口の二頭だけですね。手前のカラフルで目が綺麗な恐竜はティラノサウルスではなくタルボサウルスとのこと。昔は全身が朱色だったのですが、年々劣化でこんな色に...?塗り直してあえてなのかな?
30年以上前に建造された際のイメージなので現在の説は違うんだろうな~と思いながら記念撮影するスポットです。ケティオサウルスもこんな首を180度捻ったりできたのか怪しいものですね。
館内に入ってすぐのところにトリケラトプスの発掘途中の標本が。発掘現場の様子を再現しているとのことです。
入り口左手は小さいですがミュージアムショップが。手前側にアクセサリが並んでいるので、お土産コーナーというより貴金属店のような雰囲気。ちゃんとお菓子やぬいぐるみなども販売されていますよ!
一階と二階の展示は順序では後回し!エスカレーターで一気に三階へ上がって、館内をぐるりと回りながら順番に下の階へ降りていきます。
自然史博物館三階
脊椎動物の世界
最初のエリアは脊椎動物の世界!約四億年前に生きていた、魚類や両生類、爬虫類などの化石が展示されています。動物だけでなく植物の化石もありますよ!爬虫類といってもかなり巨大で、普通に恐竜の化石じゃないですか!という感想。
トカゲの祖先って言われても想像できませんよね〜!写真は手前がスクトサウルス、後ろのリーゼントみたいなのがディメトロドンです。入り口の狭めの展示スペースなので内容は少なめですが、しっかり解説もされています。
恐竜の世界
第二エリアの恐竜の世界は自然史博物館のメイン展示!大迫力な恐竜の全身骨格がたくさん並んでいます!頭部のみのものや卵など、骨格意外の化石や標本も詳しい説明つきで展示されていますよ!
全長26mもある自然史博物館最大の巨大な草食恐竜ディプロドクスの全身骨格。天井の高いこのエリアにしか展示できないびっくりサイズ!しっぽも長いので全身を写真に収めるのは大変です笑
こちらは有名どころ、トリケラトプス。像みたいな耳?がありますが、そこも骨なので硬いんですね。足も関節は細いのに足先が靴を履いているような屈強な感じに!
こちらも有名どころ、ティラノサウルス....ではなくタルボサウルスです。非常に似ているため亜種との説もありますが、学会では別属になっています。
足に比べて手が貧相な謎多き骨格で、ティラノサウルスと共に数年ごとにイメージ図が更新されていく、実はよくわかっていない恐竜ですね。自然史博物館の展示は口を開けた手前に上れる台があり、食べられそうになってる写真を撮ることができます!
背中のヒラヒラが特徴のステゴサウルス。他の大きな恐竜と比べると中型ですが、背中が反った威嚇のようなポーズは迫力あります...!
卵から生まれたばかりの恐竜の模型。かわいい。
頭だけの展示や、歯だけの展示など、恐竜の世界エリアは見どころたくさんです!骨を持ち上げて重さを感じる体験もありますよ!
自然史博物館二階
中世代の海
くびなが竜やアンモナイト、魚竜などが生きていた時代のコーナーです。内容は少ないですが、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀と時代ごとの貴重なアンモナイトの化石を展示しています。くびなが竜の骨格すごい細かくて、首からしっぽまでの一本がジッパーに見えました(謎) アンモナイトの化石を触ることもできますよ!
海から生まれた生命
約5億4200万年前の【海から生まれた生命】【生きている化石】をテーマに展示しています。三葉虫やサンゴ、当時のカニの魚化石など海に住んでいた生物の化石中心です。生きた化石として有名シーラカンスやカブトガニ、オウムガイなども展示されています!カブトガニ可食部なさそうなのに妙に美味しそうな甲羅ですよね。
哺乳類の世界
恐竜滅亡後の哺乳類の進化にまつわる骨格や化石などが展示されています。ヒトの頭蓋骨ってこんなに大きさ変わってるんですね〜。
ヒトの他にも馬の進化やゾウの進化など、哺乳類の祖先について詳しく紹介されていますよ!
氷期の時代
哺乳類が発展する新世代とウルム氷期の時代に反映した動物エオ展示しています。恐竜の世界よりも迫力あるかもしれない巨大なケナガマンモスの骨格標本を始め、貴重な骨格標本や化石が展示されています。
巨大な角を持った鹿の骨格。黒魔術に使いそう。
ステラーカイギュウは絶滅しているため、完全骨格は今では珍しいとのこと。研究者も見に来ることがあるほど貴重な展示だそうです。
自然史博物館一階
静岡県の自然
静岡県の自然をジオラマや標本とともに紹介した【自然】要素のコーナー。恐竜がメインでしたが、しっかり自然についても学べるんですよ!
静岡を流れる川と各地の自然の様子をジオラマで紹介しています。
エーミールを彷彿させる蝶の標本。静岡県に生息する蝶ですね。この他にも静岡市民ならここか〜となる各地の自然紹介など、近隣の小学校の教材にもなっているエリアです。
化石クリーニングの体験コーナーや、資料が揃ったディスカバリールームもあります!水族館と一緒に周ると結構な時間がかかりますが、自然史博物館も見どころ満載なのでぜひセットでどうぞ!
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施設情報
施設名 | 東海大学自然史博物館 |
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住所 | 〒424-8620 静岡県静岡市清水区三保2389 |
連絡先 | 054-334-2385 |
駐車場 | 専用駐車場(有料:1日500円) |
定休日 | 火曜日・年末(夏休み期間等火曜日営業あり) |
営業時間 | 9:00~17:00 |
詳細 | http://www.sizen.muse-tokai.jp/ |
海洋科学博物館
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