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『静岡市歴史博物館』静岡市の歴史文化発信拠点がオープン!

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プレイベントも多数開催!
静岡市の歴史を学ぶ博物館!

岡市の歴史文化発信拠点として、2023年1月13日に正式オープン予定の静岡市歴史博物館が、2022年7月23日より一部エリアのプレオープンを開始しました!

プレオープンは9月まで土日祝のみ、10月以降は毎日会館予定。1階フロアの一部と、時間制イベントで3階展望ラウンジの公開なども行われています。

期間限定の展示や、日によって特別イベントなども予定されており、正式オープンまでも様々な歴史を知る体験が可能ですよ!当記事はプレ初日レポとなっています。

※グランドオープン後、有料展示は日時指定での事前予約制になります。詳しくは公式サイトのこちらの記事をご確認ください☟

基本展示・企画展示の入場は、日時予約制を導入しています。 | 静岡市歴史博物館

静岡市歴史博物館

入口側

駿府城公園のお堀内、旧青葉小学校の敷地に建設されました。かつてこの敷地は、城代と呼ばれる主の居ない城を管理する人が暮らす屋敷があったそうです。

ガラス張りの1階部分に反射して駿府城巽櫓が映っていますね。入口は写真中央左、歴史博物館看板からまっすぐ進んだ辺りのガラスが自動ドアになっています。

館内マップ

入口にあった館内マップ。入口右側はミュージアムショップ&カフェですが、こちらは正式オープン後でまだ入場不可でした。

今回のプレオープンは、入口左側の廊下・奥の中央にある道と石垣の遺構・さらに奥のギャラリーと市民活動スペース中心に公開されています。

1Fメイン展示は石垣遺構に

道と石垣の遺構

史博物館の計画当初、一階中央の展示は他のものを計画していたそうですが、上記で触れた城代屋敷を発掘調査する際、偶然戦国時代末期の道と石垣が発掘されたそう。

急遽それをそのまま使う形にかじを切り、一階のメイン展示として館内の中央に配置。約30mの道と石垣の空間が堂々と広がっています。

実際の目線で

直接道の遺構を歩くことはできませんが、階段で降りるスペースがあり、道に立った目線で遺構を眺めることが可能です。約450年ほど前の道に思いを馳せます。

スロープの上から

二階フロアへはまだ入れませんが、二階へ進むスロープは歩けるようになっており、上から遺構を眺めることが出来ました。

時代を切り取るギャラリー

古代からの静岡市

にはガラス張りの小さなギャラリー。こちらのガラス壁沿いには、登呂遺跡などの紹介も含め、古代からの静岡市の生活・文化・信仰などが年代別に紹介されています。

静岡電氣鐵道『静岡清水遊覧案内』金子常光 作

反対の壁には静岡市の俯瞰図。静鉄の駅なども書かれており、比較的近年のものにも見えますね。(全体を映すためのパノラマ撮影写真なので実際の壁は曲がってません)

詳細は聞けませんでしたが、静鉄日吉町駅が台所町駅になっており、三保に最勝閣が描かれ、狐ヶ崎遊園地があるので、1926年辺りの作品かと推測しキーワード検索。

ほぼ正解でした。1927年発行の静岡電氣鐵道『静岡清水遊覧案内』金子常光 作のようです。狐ヶ崎遊園地開園に合わせた観光マップと言ったところですね。

歴史博物館が出来るまで

こちらはギャラリー内の内容ではありませんが、歴史博物館が出来るまでの構想や建設写真が並ぶプレオープン特別展示も行われていました。

奥は市民活動・イベントスペース

学習支援・市民活動スペース

一番奥まで進むと学習支援・市民活動スペースがあります。広めの会議場のようになっており、初日は記念グッズ作りの無料イベントが行われていました。

市内の学生向けに歴史文化学習施設としても使われていくはずなので、館内に広い活動スペースがあるのは重要ですね。

プレ最初の特別展【小笠原流展】

小笠原流展

レオープン初日から7月末までの特別展示【小笠原流展】も入口から遺構までの廊下沿いで行われていました。弓馬術と礼法の流派ですね。

個人的に最高のタイミングでした

展示自体は小規模で簡単な紹介と衣装中心の小笠原流の関連物のみの内容ですが、

丁度先週の週刊少年ジャンプ【逃げ上手の若君】にて、小笠原流礼法の中興の祖と言われている小笠原貞宗の熱いシーンを見た後だったのでこみ上げる物がありました。

リアルなのにポップさもある可愛い鹿

的としてなのか、謎に設置された鹿。体はリアルなのに目が虚空を見つめている、ふにゃ絵的なポップさとのギャップが可愛くてしばらく眺めてました。

3階展望ラウンジ

エレベーターで展望ラウンジへ

1日数回、時間・人数区切りで3階の展望ラウンジ見学も行われています。エレベーターで3階に向かい、駿府城側を眺めるラウンジを歩いて見学できます。

ここです

外観の入口真上に突き出ていた宇宙船のような空間ですね。高所恐怖症の気がある私はラウンジウォーク後に改めて外からの作りを見て少し怖くなりました笑。

展望ラウンジからのパノラマ写真

お堀と周りの道・巽櫓や葵船などと共に、夏はなかなか難しそうですが晴れて雲もない日なら富士山が右方向に見えるかもしれません。

この他にもバックヤードツアーなど様々なプレイベントが行われています。詳しくは公式サイトのイベントニュースより。

アクセスは自転車もオススメ

無料駐輪場ありました

口の右手側、建物裏手には駐車場と駐輪場もあります。ただし駐車場は【ゆずりあい駐車場】という、車いすを使用している方などの為の予約専用スペースです。

駐輪場の方は歴史博物館利用者は誰でも使えるそうなので、静岡駅前でレンタサイクルを借りて、他の観光と合わせて立ち寄ったりもしやすいと思います。

出口側から

プレオープンのエリアは以上です。正式オープンまでにもまだまだイベントが行われるそうなので、何度か立ち寄ってみたいですね。カフェや2階の展示も楽しみです!

施設情報

施設名 静岡市歴史博物館
住所 〒420-0853 静岡市葵区追手町4-26
連絡先 054-204-1005
駐車場 なし(予約制車いす駐車場と駐輪場はあり)
アクセス 新静岡駅より徒歩4分
定休日 月曜日・年末年始
営業時間 9:00~18:00
詳細 公式サイト

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