日吉町駅近くのリッチなとんかつ店で
平日ランチ限定のかつ丼セット!
葵区相生町、日吉町駅前の通り沿いにある1969年創業の老舗とんかつ店。レトロながらお洒落な和空間で、とんかつをはじめ様々な揚げ物を中心に提供しています。
前身は『かつ好』の名で営業しており、2006年に1度閉店。2009年に元従業員の方が継いで店名新たに再開したそうです。
市内のとんかつ店の中ではトップクラスの高価格帯。"学生でも気軽に"が基準の当ブログでは手が出せない店と思っていましたが、平日限定お手頃ランチもあると聞き訪問。
かつ丼・かつカレーなら1265円から(2024年11月現在)とのことで、今回はそちらをいただいてみました!
店舗紹介
水塩土菜:雰囲気
日吉町駅から北へ徒歩2分。2階建ての蔵のような雰囲気のある和の外観。街路樹の影もお洒落ですね。店内が見える窓は無く、個性ある木の引き戸が目印です。
重厚感ある木の壁や家具に、店舗のロゴにもなっているお洒落な椅子。中央に大きなカウンターテーブル12席分と、左に4人掛けテーブルが2つ並びます。
この日は殆ど予約で埋まっていましたが、1人だったので何とか飛び込みで利用できました。2階席も20席分ほどあるそうです。
ピアノジャズが静かに流れる空間にお客さんの会話も響いており、大人が静かに食を楽しむ高級店というよりはカジュアル寄りな雰囲気。ランチの時間帯だけかもですが。
小さなお子様用椅子など、ファミリーでゆったり寛げる環境も揃っています。
水塩土菜:メニュー
冒頭の紹介どおりリッチな価格帯。通常サイズのロースカツ定食が2447円から。ハーフの定食や、一品に定食セットを追加する形なら少し安価な品もあります。
そして今回のお目当て、平日ランチよりかつ丼をチョイス!肉の量などは定食より当然少ないですが、赤出汁やサラダも付いて1265円は通常メニューからすると破格ですね。
ちなみに"かつ丼"は平日ランチのみでの提供で通常メニューにはありません。この他に、アルコール・デザート・コースなども揃っています。
平日限定かつ丼ランチ
しっかり大きな丼で提供。揚げたてのカツの上に半熟卵とじを乗せた、カツ自体はとじないタイプです。ししとうが添えられています。
セットの内容はしじみ入りの赤出汁・オリジナルの味噌ドレッシングで食べるサラダ・漬物とバッチリ充実ですね!
卵でとじないカリサクカツ
粗めのパン粉が立った衣は、非常に軽いカリサクっとした食感。卵が乗った部分はややタレが染みていますが、揚げ具合が絶妙なため香ばしさは全く損なわれません。
お肉は厚くはありませんが幅があり、肉質は柔らかくも噛んで楽しめる程よい弾力。衣も脂身もくどさは全く無く、ほんのり効いた塩気で肉の旨味も際立ちます!
白米進む出汁の効いた甘口
出汁の効いた濃いめのタレをシャキシャキ感残る玉ねぎと、半熟クリーミーにとじた卵もたっぷり!味付け自体も、玉ねぎと卵からも自然な甘みが広がります。
卵とじ部分だけだとやや濃いめですが、カツの下味はあっさりなので一緒に食べて丁度いいバランスですね。白米にもタレが染みており、掻き込むように進みました。
サラダに乗っていたレモンを絞っても、爽やかに油感が抑えられてまた美味しいですね。カツは写真のカットで5.5枚分程とボリュームもバッチリです!
セット内容も充実
赤出汁はしじみの出汁がよく効いて風味豊か。味噌自体はあっさりめな仕上がりで、揚げ物と合わせていただくのに最適です。
やや酸味強めで刺身こんにゃく用の味噌ダレを思い出すドレッシング。細切りの瑞々しいキャベツとよく合います。
ぬか漬けもすっぱめですが、野菜自体の甘みとポリポリ食感が素晴らしく、おかずにもなる逸品でした。お腹も満足なお手頃セットです!
店舗情報
店名 | 水塩土菜(すいえんどさい) |
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住所 | 〒420-0838 静岡市葵区相生町6-22 |
連絡先 | 054-246-4884 公式Instagram @suiendosai |
駐車場 | なし |
アクセス | 静鉄日吉町駅より徒歩2分 |
定休日 | 金曜日 ※2024年11月28・29日は連休とのこと |
営業時間 | 11:30~L.O.15:00 17:00~L.O.20:30 |
詳細 | 水塩土菜公式サイト |