駅近定番のTHE町中華で
ガツンと酸っぱい酸辛湯!
葵区駿府町、北街道沿いにある老舗町中華。豊富な麺類に定食やご飯もの、おつまみとお酒も揃っており、ランチから中華飲みまで幅広く人気な定番店です。
新静岡駅から徒歩3分の好立地。明るい接客のおばちゃんと寡黙に調理するシェフの、町中華のテンプレートのような雰囲気が落ち着く、アットホームな空間。
今回は三種の名物ラーメンより、ガツンと酸っぱい個性も抜群な酸辛湯麺がいただけると聞いて挑戦してみました!
店舗紹介
中華飯店 新京:雰囲気
新静岡セノバ前の北街道沿いを北上し、鷹匠二丁目の交差点を越えた辺り。駅改札から3分かからない好立地。色の違う大きな看板2つが目印ですね。
店内はコンパクトで奥に厨房、手前に4人掛けテーブル2・2人掛け2・カウンターも3席あります。おばちゃんの接客が非常に明るくテキパキ、THEアットホームな町中華!
テレビと調理の音がBGMですが、玄関が開けっ放しなので、交通量の多い駅前通りの車の音がビュンビュン聞こえてきますね。
中華飯店 新京:メニュー
メニューの最初にお酒とおつまみ、ガッツリ町中華飲み推奨の姿勢ですね。麺類がかなり豊富で、ラーメンだけで20種類以上。あんかけ焼きそばなども揃っています。
訪問(2023年8月)時点ですが、麺類は最高900円のお手頃価格でありがたいです。
一品料理も町中華の定番が一通り揃い、海老チリや八宝菜まで幅広く。定食もお手頃価格で、ラーメンとチャーハンのセットはどちらを半にするか選べるのも良いですね。
酸味ガツンと酸辛湯麺
見た目から個性的な酸辛湯麺(スーラータンメン)。ドロッとしたオレンジ色のスープにラー油が浮き、トッピングはネギやしいたけの他、から揚げと豆腐!
凄く熱いから気を付けてね!と提供時に忠告いただきました。確かに火傷しそうな熱々!猫舌なので写真を撮りつつ少し冷めるのを待ちます。
どろっとあんかけスープ
本場の酸辛湯麺がどうなのかは分かりませんが、新京さんではスープにあんかけが乗っているのではなく、スープが全てドロッとしたあんになっています。
一口目はラー油と酢のすっぱ辛さがガツンと突き抜け、聞いていた以上に酸酸酸ですね!面喰らうと思いますが、後ろから出汁も効いており二口目で慣れました。
もちろん酸味も辛味も何口飲んでも変わりませんが、溶き入れた卵が出汁の味わいとマイルドにまとめ上げ、食べ進めるごとに癖になるコク深い味わいです。
麺は熱々スープでしばらく置いてしまったのもあって柔らかめですが、芯にコリコリ感があり、予め固茹でにしているのだと思います。
ドロッとしたスープなのでよく絡み、ズズっと啜れてモチモチ噛みながら、スープのコクもしっかり味わえる、相性抜群な仕上がりでした!
個性的なトッピング
トッピングのから揚げは豚肉。酢豚のように薄めの衣で揚げた状態です。柔らかくも弾力があり、衣の香ばしさと肉の旨味が噛みしめて口に広がります。
麺の合間に食べると、コクが更に追加されて良いアクセントになりますね。
豆腐は薄切りで縦長な一枚をレンゲで切り分けて。酸っぱいあんかけと豆腐の組み合わせは静岡市では馴染み深く、相性も抜群!これだけでおつまみになりそうです。
溶ける柔らかさは麺ともまた食感が違い、こちらも豚から揚げとは別方向でアクセントに。他にもネギやタケノコと食感の変化が楽しい具が揃い、飽きずに完食できました!
酸っぱ辛い系が苦手な方にはおすすめできませんが、他のラーメンとは全く違う、酸辛湯麺という1ジャンルとして新しい味を発見できるかも!ぜひお試し下さい!
店舗情報
店名 | 中華飯店 新京 |
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住所 | 〒420-0856 静岡市葵区駿府町1-38 |
連絡先 | 054-252-2843 |
駐車場 | なし |
アクセス | 新静岡セノバ駿府町口より徒歩3分 |
定休日 | 月曜日・火水日の夜 |
営業時間 | 11:00~14:00 17:00~19:00 |
詳細 | 食べログ |