フィリピン料理カフェで本場の
家庭料理・パンパンガ シシッグ!
駿河区みずほ、JR安倍川駅東口正面の通り沿いに、2024年4月3日オープンのフィリピン料理カフェ。朝9時から営業しており、本場の味を再現した朝食もいただけます!
正式な店名は【Kainan Bigpapa】kainanはフィリピンの食堂のことだそう。Bigpapaは英語で、店内では店長さんをpapa・奥さんをmamaと、そのままあだ名ですね。
オムライスやナポリタンなど日本の喫茶料理もあり、ドリンクも充実。フィリピン料理体験でも、駅近カフェとしても気軽に立ち寄れる新店です!
店舗紹介
Kainan Bigpapa:雰囲気
フィリピンの国旗&同じカラーの看板が目印。安倍川駅東口から真っすぐ進んだ分かりやすい立地ですが、徒歩6分とやや距離はあります。
駅前からここまではランチ営業の飲食店が無いみたいなので、ランチの旗も分かりやすいですね。数年前までスナックだった建物とのこと。
駐車場へは建物右端にやや狭めの入口があり、建物裏側のスペースに繋がっています。大型車だと厳しいかもしれません。
明るいカフェ風の店内でフィリピンの雰囲気は特に無し?L字カウンター7席に4人掛けテーブルが3つと席数は少なめ、BGM等も無くテレビで報道番組が流れていました。
Kainan Bigpapa:メニュー
トースト・サラダ・卵料理にどのドリンクを選んでもワンコインなカフェらしい定番モーニングに、肉料理中心のフィリピンの朝食【シログ】が5種類。
右ページは週替り以外常に注文可能。11~14時は全品食後のコーヒーがサービスで付きます。喫茶らしい料理と、こちらも肉料理中心なフィリピン料理ですね。
週替りは入口すぐのボードに書かれており、メニューは1000円とありますが可変のようで、この日はガパオライスとグリーンカレーが800円となっていました。
コーヒーはハンドドリップで複数豆が揃い、紅茶も4種類。フィリピンから輸入したドリンクに、アルコールもフィリピンビールがありました。
パンパンガ シシッグ
今回は【パンパンガ シシッグ】フィリピンのパンパンガ州で300年以上の歴史を持つという、伝統の庶民料理とのこと。
元は豚を解体した際の不要な部分と内臓の使い道として考案されたものだそうで、沖縄でも定番なミミガー(豚の耳)を使用していることが特に物珍しくて頼んでみました。
本場では具材の違いやアレンジなどが幅広くあるそう。Bigpapaさんでは、豚肉・豚レバ―・豚耳・野菜の炒め物となっています。
豚肉・レバー・耳の炒め物
一口目は酸っぱさに驚きました。フィリピンは酸味のある料理が多いそうで、他の品も大概酸っぱめだそう。甘みもありますが、日本の"甘酸っぱい"とはやや異なります。
豚耳はコリコリっと硬く軟骨のよう。独特な風味の柔らかレバー、煮豚のように繊維質に溶ける豚肉も混ざり、食感・風味共に変化が楽しめる仕上がりです。
ベースの塩気も濃いめで、肉自体の旨味が重なっておかずになる味わい。酸っぱさに慣れれば、味付け自体は日本人の口にも違和感なく、美味しくいただけました!
ガーリックライスが合います
ライスは普通の白米とガーリックライスから選べ、今回は後者に。硬めの炊き加減で甘みもあり、濃いめのニンニク風味で肉料理との相性は間違いなしです!
付け合わせの味玉?は色が付いていましたが軽い塩気程度の味付け。火はしっかり通っているので、混ぜてというより箸休めですね。
スープは見た目からシンプルなオニオンコンソメかと思いましたが、そこに肉の出汁が存在感強めに効いたコクのある味わい。じんわり温まる一杯です!
食後にホットコーヒーも
食後のコーヒーは香りは強くも苦みはマイルド、酸味もほぼ無し。飲みやすく、食後にピッタリな落ち着く味わいです。
市内では珍しいフィリピン料理を、駅近く&カフェスタイルで気軽にいただける新店舗。ぜひお試し下さい!
店舗情報
店名 | Kainan Bigpapa |
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住所 | 〒424-0115 静岡市駿河区みずほ2-12-8 |
連絡先 | 054-397-4504 |
駐車場 | あり |
アクセス | JR安倍川駅東口より徒歩6分 |
定休日 | 火曜日 |
営業時間 | 平日 9:00~20:00 土・日・祝 9:00~18:00 ※モーニング9~11時・ランチ11~14時 |
詳細 | 公式Facebook |