『コポー洋菓子店』清水の焼き菓子も豊富な老舗ケーキ店！ - 静岡市観光＆グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』

清水の住宅街の洋菓子店で
老舗の定番ケーキ！

清水区船原、1984年創業の老舗洋菓子店。昔ながらのシンプルなケーキを中心に、クッキーなどの焼き菓子もズラリと並んだ地元定番店です。

ケーキの品数は常時10種程と多くはありませんが、季節に合わせたラインナップ＆食べ応えのあるサイズ感でスイーツ欲を満たす逸品揃い。

静岡パルシェにも出店する人気店・PATISSERIE46のパティシエさんのお母様がコポー洋菓子店のオーナーとのことで、PATISSERIE46の焼き菓子なども並んでいます。

※2023年4月8日より【PATISSERIE46 清水店】の名でリニューアルされました。

三角屋根に日よけの突き出しが可愛い外観。桜が丘病院前の交差点から連なる記念塔通り沿い、大沢川すぐ傍の住宅街の一角にあります。駐車場は店前に2台分あり。

店内は販売スペースのみでカフェは併設していません。テイクアウト専門店です。

ケーキは常時10種程、その他シフォン・シュークリーム・カヌレなどもあり。

ケーキはシンプルな定番ものが多いですが、訪問時はクリスマスシーズンだったので、全てのケーキにクリスマスっぽい飾りがついていますね。

棚にズラリと並ぶ焼き菓子の数々。以前から横並びの瓶に入ったクッキーが特徴的でしたが、PATISSERIE46さんの品も並べるようになり更に豊富なラインナップに。

焼き菓子の方が充実してますね。コポーさんの店内で作っているもの or PATISSERIE46さんで作ってるものかはロゴシールで分かりやすくなっていました。

綺麗な断面、クリームは中心と上部の二層に、イチゴが乗ったシンプルイズベストなショートケーキ。写真では分かりづらいですが、結構食べ応えある大きさです。

柔らかスポンジにクリームは結構甘め。イチゴの甘酸っぱさでくどくはならない、バランスの取れた仕上がり。尖った個性はありませんが、これぞケーキな美味しさですね！

栗の実にクリスマス色強めな飾りで、トナカイのような印象を受けたマロントルテ。

構成はショートケーキと同じですが、スポンジの間にプリンのような食感あるカスタードが挟まっており、上には濃厚なモンブランクリームが乗っています。

上部の後ろ側にはココアパウダーがかかっており、甘さと香ばしさにほろ苦さも加わり、こちらは甘さ一辺倒じゃない大人な味わいもありますね。

こちらはケーキとクッキーの間のような独特な生地の一品、リンツァーケーキ。ドイツやオーストラリアで定番の品とのこと。周りはサクッと、中はしっとり食感。

シナモンの香りが非常に強く、ブランデーのようなアルコールの風味とナッツの香ばしさに、たっぷり挟まったベリージャムの酸味がアクセント。

食感や要素ごとに強めの香り含め、こちらは好き嫌いもありそうなかなり大人な味わいですね。個性ある食感も楽しい逸品でした。

サクサク感はないしっとりとした皮ながら、焦がし焼きのような香ばしさを強く感じるシュークリーム。少し塩気もある仕上がりです。

蓋が収まらないほどにたっぷり濃厚なクリームが入っており、バニラ感ある風味でケーキと比べて甘すぎず、単品で食べやすいバランス。お値段もお手頃な逸品でした！

季節感あるラインナップで、定番ケーキと今回は試しませんでしたがクッキーも豊富な町の定番店。可愛い品が揃います。ぜひお試しください！