『つけ麺専門店英（ひで）』用宗みなと横丁で極太麺の濃厚豚骨つけ麺！ - 静岡市観光＆グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』

並でもガッツリボリューミー！
豚の甘み効いた濃厚つけ麺！

駿河区用宗、用宗港傍の飲食テナント施設・用宗みなと横丁内に、2024年3月15日にオープンしたつけ麺専門店！カウンター7席のみの小さなお店です。

ランチのみの営業で、メニューも2種のつけ麺とトッピングのみとシンプル。濃厚豚骨スープに、もっちもちな極太麺の食べ応えのある一杯がいただけます！

日曜日は朝7時からの営業で、朝ラーならぬ朝つけ麺も！茹で時間はややかかりますが、フレンドリーな接客で気軽に立ち寄れる新店舗です！

用宗みなと横丁は2018年5月にオープンした、飲食店が連なる2階建てのテナント施設。それ以前は『シーサイドみなと横丁』として、45年以上地元民に愛されています。

用宗エリアの観光再開発に伴い、用宗みなと温泉などに先立ってリノベーション。現在右隣に新館も建てており、2024年春に開館予定。そちらも楽しみです！

英さんは1階の突き当り右側にオープン。以前はバーなどが入っていたテナントで、カウンター7席のみ。みなと横丁は他店舗も同じ程度に小さな店舗中心です。

外にある券売機で先払い購入してから入店します。

カラフルな灯りがお洒落な店内、白黒のカウンター席も落ち着きます。接客は明るくフレンドリーで気軽に立ち寄れる雰囲気です。

つけ麺は【濃厚豚骨スープ】【濃厚豚骨と魚介のスープ】の2種類のみ。各種熱盛（麺が熱々の状態）が選べ、麺は並371g・大盛515g・特盛673gの三段階です。

トッピング追加はありますが、ドリンクなどは無い硬派なラインナップですね。

今回は濃厚豚骨スープつけ麺を並盛で。並でも茹で後371gなのでかなりボリューミー！写真のスープが少なく見えますが、濃いめなので不足はありませんでした。

デフォルトでチャーシュー2枚と多めのメンマ・カイワレが乗っており豪華。味玉半分はオープン直後だったからか、要りますかと聞かれサービスして下さいました。

掬った感じからとろみの強い印象のスープ。脂の甘みが強く、豚の香りもガツンと効いて、一辺倒じゃないコクがある仕上がりです。

そのまま飲むと塩味は結構強め。とろっとアブラ感も多めに纏っていますが、いやなえぐみは無く意外にサラッとした飲みごたえでした。

うどんよりも極太な麺は、全粒粉入り特有のふすまが見える良いビジュアル。埼玉県の村上朝日製麺所製とのこと。先がギザギザした箸で太い麺も持ち上げやすいです。

弾力はかなり強めで、もちっとよく噛んで麺自体にも甘みあり。一口スープに浸けず食べてみましたが、素材の風味をしっかり感じられる仕上がりです。

スープのアブラも麺によく絡み、ずずっと啜れて塩味も丁度良いバランス。

麺自体とスープどちらも風味豊か、甘みの強いスープですがマイルドすぎず、一辺倒にならないコクで噛むほどに味わい深くいただけました！

チャーシューは薄切りですが、トロトロな脂身と肉肉しい噛み応えのある部分がバランスよくついて、噛んで旨味広がる名トッピング！スープを更にコク深く！

胡椒が効いてピリ辛な、コリコリめんまがたっぷり。半熟な味玉はクリーミーでプルンと舌に溶け、いずれもアクセントになる逸品揃いでした。

卓上のポットには出汁が入っており、スープを割って〆の完飲用に。ほんのり魚介系？和の香りが合わさり、あっさりながら味わいの変化も楽しめました！

並でもお腹に溜まるボリューム、マイルドに甘めながらコクのある豚全開なスープと、モチモチ麺の安定感抜群なつけ麺でした！ぜひお試し下さい！