名店で修行した店主による
あっさり系の極みラーメン!
清水区押切、2023年10月2日にオープンした麺処。透き通った淡麗系スープの、あっさりながら味わい深い醤油&塩ラーメンを提供されています。
店主さんは神奈川県湯河原町【らぁ麺 飯田商店】で修行された方とのこと。私は県外のグルメ情報に疎い為存じなかったのですが、連日行列の超人気店だそうですね。
そんな強い話題性もあってか、もち月さんも途切れることなく行列が続いており、オープンから1週間以上経った平日に開店30分前に並んでなんとかいただいてきましたよ!
店舗紹介
らぁ麺もち月:雰囲気
壁もテント屋根も下がったシャッターまでも真っ黒、なぜか右のドアだけが赤い特徴的な外観。屋根に大きく店名が手書きされています。
御門台駅近くに移転リニューアルされた【酔軒】さんだったテナントですね。駐車場は店前三台、隣は別店舗なのでお間違え無く。
平日10時25分頃に到着し、流石に一番乗り...と30分になる頃には2組後ろに並び、40分には5組、50分には10組以上。開店時にはかなりの行列...流石話題のお店!
実は初日・2日目とチャレンジしたのですが、同じ時間帯で既に行列だったのですよね。しばらく後でいいやと一旦諦め、なんとか1週間越しの初訪問です。
店内レイアウトは以前の店舗からほぼ変わらず、左にカウンター6席・右に座敷テーブル4人用×3の町中華な印象の空間。BGMは無くテレビの音が響いています。
らぁ麺もち月:メニュー
オープン1週間後時点では絞ったメニューでの営業でした。醤油と塩の定番とワンタン乗せ、サイドはごはんのみです。注文は口頭で退店時会計になります。
淡麗系の極みラーメン
せっかくなので【わんたん醤油らぁ麺】。明るい色の醤油スープは、透明感あり麺がよく見えるいわゆる淡麗系ですね。上から適当に撮っても映えるビジュアル。
大きなわんたん2個・2種のチャーシュー・メンマと三つ葉が乗っています。
あっさり醤油に旨味全開
鶏出汁の香りがぶわっと、醤油は芯のある濃さ・香ばしさを感じながらも、しょっぱいまではいかない絶妙なマイルドさで、じんわりと広がっていくような一口。
繊細という言葉がよく合う、油の浮いた見た目からは驚くほどあっさり。ジャンク感のある町中華のラーメンとは対極にある、和食の汁物のような味わいですね。
それでいて鶏中心に動物系の旨味が余すことなく閉じ込められているようで、足りなさは決して感じない、胡椒などの味変も必要なく最後まで美味しく飲める仕上がりです。
所々チャーシューの脂が広がって濃い部分と、三つ葉の爽やかさで更にあっさり飲める部分もあって、段のあるコクを味わえるスープでした。
甘みを感じる柔らか麺
綺麗に持ち上げられたストレート麺。全体的には柔らかめに茹でられてちゅるんと啜れますが、中心にコリっとした食感もある絶妙な仕上がり。
スープと違和感を全くなしによく絡み、噛んでより出汁の味を満喫できる印象。麺自体の甘みも口いっぱいに広がります。
ちゅるっと大きなわんたん
皮が厚めでサイズ自体も大きく、食べ応えのあるわんたんが2つ。ちゅるんと滑らかに舌の上を踊り、噛んでモチモチな良い舌触りと食感です。
餡はほぼ肉だけ?なシンプルな仕上がりで、肉脂感は薄くこちらも繊細に旨味を感じる印象。スープとも相性もバッチリです!
チャーシューは2種類
丸いチャーシューは炙られて香ばしく、肉質自体は柔らかくも弾力部分も多く肉肉しい食感と旨味を楽しめます。四角い方は脂が滅茶苦茶甘くとろける食感。
スープ自体の味変はありませんが、チャーシューの脂で結構飲み口も変わる印象なので、アクセントに少しずつ味わうのも良いかもしれません。
ネギ香るわんたん塩らぁ麺
こちらは【わんたん塩らぁ麺】。トッピングなどは全て同じですが、より淡麗系というか、ほぼ真透明に近いスープに黄色い油が浮いたビジュアルです。
醤油に比べ塩味はかなり薄め。一口目はあっさり過ぎて驚きましたが、焦がしネギの香ばしさと甘みが効いており、醤油とは違ったコク深さがあります。
胡椒などの尖った塩辛さが全く無い為、ジャンクな塩スープに慣れているとやや繊細過ぎる印象もありますが、これはこれで飲んだことのない個性を感じる一杯でした。
どちらもあっさり系の極みといった一杯がいただけます。ぜひお試し下さい!
店舗情報
店名 | らぁ麺もち月 |
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住所 | 〒424-0008 静岡市清水区押切1434 |
連絡先 | なし |
駐車場 | あり |
アクセス | 静鉄バス 押切バス停より徒歩30秒 |
定休日 | 木・日 |
営業時間 | 11:00~15:00 ※定休日と営業時間は今後変更の可能性あり |
詳細 | 食べログ |