20世紀の上海を感じる
家庭的な中華喫茶でマンゴープリン!
葵区七間町のビル2階にある個性派喫茶店。1930年の上海をイメージしたアンティーク雑貨が並ぶ店内で、家庭的な中華料理のランチやスイーツが楽しめます。
町中華や中華料理店とはまた違った、お洒落ながらアットホームで実家のように安心してくつろげそうな、不思議な懐かしさを感じる雰囲気。
カフェタイムはワンコイン定額な上海スイーツ&点心も人気。他には無いドリンクと共に、軽く旅行気分で異国感ある味と時間を満喫できますよ!
店舗紹介
オールド上海cafe1930:雰囲気
七間町通り、ワシントンホテルプラザの向かい側。商店街のビル2Fにあり、軒下を通っていると気づきにくい場所です。
向かい側から見ると特徴的な二階が見えていますが、下にいたらまず気が付きませんよね。周りの古いビルと合わせて外観も良い雰囲気。
ビルの奥へ進み階段を上った先になりますが、入口もシャッターが半分降りた状態で怪しい雰囲気。階段手前を右に曲がった先には甘味処『松風堂』さんがあります。
階段を上った先には赤紙に漢字で書かれた読めない文章と1930の扉。二重になっているもう一つの扉が滑りが悪く微妙に開けづらいのもご愛嬌。
古い時計やオルガン、異国情緒ある絨毯や椅子・タンスなど、1930年の上海を知らない私には判断ができませんが、日本の美的センスとはまた違った雰囲気を感じますね。
その他にも様々な雑貨が並んでいます。席は2人掛けテーブル1つと6人掛けテーブル1つにカウンター4席のみ。ご主人お一人で経営しているのでキャパは少なめですね。
複数人の場合は電話予約がオススメとのことです。
カウンター席からは通りの様子も眺められます。お洒落な窓は開き戸になっていて、空気入れ替えで開けている時間もありました。
オールド上海cafe1930:メニュー
メニューはコーヒーから書かれていますが中国茶がメイン。カップまたはポットで選べますが、ランチタイムはカップのみだそうです。
冷たいコーヒーや中国茶の他、果汁ソーダと南国のフルーツジュースが揃っています。
ランチメニューも町の中華飯店には無いような、上海ならではの家庭・屋台料理中心です。毎日全品ある訳では無く、この中から数品が日替りで提供とのこと。
スイーツ6種・点心2種はどれでもワンコイン。マンゴープリンや杏仁豆腐は定番ですが、こういうお店だと本場的な味が試せそうで気になりますね。
タピオカ店でも定番だった千草ゼリーや、某中華チェーンで知ったオーギョーチーも並んでいました。14時以降のカフェタイムに限り、ドリンクとセットで100円引きです。
中華スイーツでゆったり休憩
マンゴープリン
ワンコインスイーツはどれも気になりますが、その日の気分でマンゴープリンに!
プッチン型にくり抜かれた、まさしくな色合いのマンゴープリンにたっぷりシロップ。冷凍マンゴー3つと、彩りのベリー&クリームも乗った食べ応えある一品です。
しっとり滑らかで弾力はまったくなく、ちゅるんと啜れる豆腐のような食感。
風味と少し酸味のある甘さはマンゴーそのものですが、奥から豆花のような中国豆腐特有の香りもあり、本格的な味わいでした。
キンキンに冷えた大粒の冷凍マンゴー。こちらはプリンよりも酸味が強く、すっきりいただける暑い日には癒しの一口。Wでマンゴー満喫な至福スイーツでした。
霊芝珈琲(レイシコーヒー)
ドリンクからは聞きなれない名の霊芝珈琲(レイシコーヒー)。漢方のキノコを砕いて入れたコーヒーで、ココナッツミルクなどで味を調整しているそうです。
漢方と聞くと体に良さそうですが、抗がん作用や免疫効果もあるとは言われているけど1杯飲んだ程度じゃ何も変わらないよと面白いノリで解説してくださいました。
少し独特な苦みと舌に残る香ばしさ、ココナッツミルクのクリーミーな甘さと風味豊か。さっぱりしていますが苦みの輪郭もしっかりあり、コーヒーの味ではありますね。
THE漢方系のスパイスの香りではないので物足りなさを感じる方も居るかもしれませんが、量も多くゆったりくつろぐのにピッタリなドリンクでした。
異国情緒溢れる店内と、ここだけのグルメを気軽に満喫できます。次回はランチや点心も食べてみたいですね。是非お試しください!
店舗情報
店名 | オールド上海cafe1930 |
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住所 | 〒420-0035 静岡市葵区七間町10-8 2F |
連絡先 | 090-3511-4536 |
駐車場 | なし |
アクセス | 静岡駅前から徒歩12分 |
定休日 | 月・火 |
営業時間 | 12:00~19:00 |
詳細 | 食べログ |