レトロなビル地下にある甘味喫茶で
お手頃豪華な白玉クリームあんみつ!
葵区七間町・七間町通りのビル地下、細い道を進んだ先にある隠れ家のような甘味処。レトロな回転椅子が並ぶ、少し不思議な雰囲気の店内です。
コーヒーからクリームソーダまで喫茶店ラインナップなドリンクに、あんみつ・ぜんざいなど和甘味、トーストとサンドイッチのみですが軽食も。
一番豪華な白玉&ミルクジェラート乗せあんみつで700円とお手頃な価格帯。フルーツたっぷり&茹でたて白玉もっちりな至福の一杯をいただきました!
※2023年5月確認、残念ながら閉店されていました。
店舗紹介
松風堂:雰囲気
七間町通りワシントンホテルプラザ向かい。2021年現在、左が空きテナントになっており、右もシャッターが下りている日が多く入って良いのか不安になる入口。
こちらは以前紹介したオールド上海cafe1930さんと同じビル。名店揃いな訳ですが、店舗の情報を知らないとまず素通りしてしまいそうですね。
入って直ぐに松風堂さんの電飾看板と営業中の札。正面奥は階段になっており、4階までの店舗などはこちらから。松風堂さんは階段手前を右に進みます。
外の看板では地下店舗となっていましたが、いくつか段を下りながらビルの奥に進んだ先に入口がありました。1階分も降りてないので半地下って感じの深さです。
特徴的な回転椅子と小さめのテーブルの4人掛け席×4、奥にカウンター5席程。元気なおばあちゃんが一人で運営されています。
緑の床にこの形の椅子は1970年代の喫茶店に多かったスタイルとのこと。市内のレトロ・老舗な喫茶も色々周りましたが、この雰囲気は個人的に初めてですね。
灯りの色のせいなのか、明るいのに目の前に靄がかかったような薄暗さを感じ、暖房で温められているのも合わさって、夢で見た施設に来たような不思議な気分に。
ちなみに松風堂さん、七間町HPの情報によれば昭和10年代には既に人気のお店だった模様で、前身の和菓子屋時代含めると100年以上続いているみたいです。
松風堂:メニュー
メニューはテーブルに設置されておらず、店内天井付近に吊られてますが見辛いです。階段前を右折した正面にも貼り出されているので、入店前に選んだ方が良いかも。
コーヒー・紅茶・クリームソーダとお手頃価格な喫茶ドリンク。食事系はトースト&サンドイッチ、いそべ巻きもスイーツより食事寄りかな?
和スイーツなあんみつ・みつ豆・おしる粉・ぜんざい、それぞれ白玉入りと冷たい品にはアイスクリーム乗せも。今回は豪華に白玉クリームあん蜜を注文しました。
白玉クリームあん蜜
様々なフルーツにあんことアイスの二つのボール・白玉も。提供時間は15分ほど、白玉を茹でていたりと色々行程が多そうでしたが、それも頷けるボリューム感ですね!
松風堂さんのあん蜜は白蜜固定。鳥のような形をした可愛いガラスお猪口に入っていました。白玉などは甘味料が入っていないので、お好みで白蜜をかけて甘くします。
茹でたて白玉とたっぷりフルーツ
茹でたての白玉はぷるんと柔らかい口当たりからのもっちり食感!1個がなかなかの大きさなのに5個も入っていてボリュームあります。
フルーツはキウイ・パイン・かき・バナナ・リンゴ・いちご・みかんと、1年分の旬の果実が集められたような豪華さ。いずれもしっかり冷えてて甘い新鮮な品揃いでした。
【クリーム】ことアイス枠はバニラではなくミルクジェラート!さっぱり甘く、あんこや白玉ともよく合います。溶けて蜜と混ざった汁まで楽しむのがあん蜜です。
上が豪華すぎて完全に隠れていましたが、下には寒天と赤えんどう豆=豆かんと缶詰みかんがたっぷり入っています。こちらに上のアイスや蜜が絡むのが最高なのです。
新鮮なフルーツにさっぱりアイスと濃厚あんこ。白玉はモチモチで寒天もぷるんと赤豆と共に食感も楽しく!ボリュームも大満足なあんみつでした。是非お試しください!
店舗情報
店名 | 松風堂(しょうふうどう) |
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住所 | 〒420-0035 静岡市葵区七間町10-8 |
連絡先 | 054-252-1428 |
駐車場 | なし |
アクセス | 静岡駅前から徒歩12分 |
定休日 | 日・年末年始 |
営業時間 | 11:00~18:00 |
詳細 | 食べログ |