松林に並ぶ幾つもの灯篭
世界遺産のキャンドルナイト!
毎年6月22日前後の土曜日に開催される、三保の松原のキャンドルナイト。
昼間は世界遺産認定記念行事の『三保の松原感謝祭』を開催。17時より忌火おこしが御穂神社で行われ、そのタイミングで灯篭(キャンドル)にも一斉に点灯していきます。
明るいうちの灯篭も松と並んでいい雰囲気ですが、暗くなってからの松林の中ならではの幻想的な景色は必見です!
当記事の写真・内容は2016年のものです。2020年2021年はコロナ過により中止となりました。
あかりともるよる
点灯(17頃から)
まだ明るい17時頃から点灯されていきますが、この小さな蝋で20時半まで灯り続けるのは凄いですよね。
灯篭は簡単な構造で、透明な筒に参加者の願いやイラストを描いた紙を巻き付け、小さな蝋燭の上にかぶせます。当日でも300円で自分の灯篭が作れますよ!
続々と並べられて行きますが、17時~18時はまだ明るいですね。松林の緑が灯篭のオレンジと並び良い感じ。明るい方が写真も撮りやすいですし。
御穂神社で忌火おこしが行われた後、笛を吹きながら羽衣の松まで儀式の列が通ります、忌火点灯が行われたら、あとは暗くなるのを待つだけです。
暗がりに灯る(18時過ぎ)
少しずつ暗くなってきました。海岸には富士山の形に並べられた灯篭がありました。手前の石と流木で作ったSHIMIZUが良いですね!
この時期の富士山は雲に覆われて見えない日が多いので見えたらラッキーです!もう雪は無いので影の富士山になってしまっていますけどね。
松の色も暗くなってきました。灯篭の明るさが目立ってきましたね。お客さんも続々と松林に入ってきます。
柵のある松の傍は灯篭も柵沿いに真っ直ぐ並べられています。2018年からはこの形が増えるのかな?松の木を囲んだ灯篭も綺麗ですが、ずらっと並ぶ灯篭も壮観ですね!
闇夜に仄かに(19時頃)
空は青く薄暗く、松も影のように見えますが、灯篭の明るさと、囲んだ松の木が仄かに明るく照らされて、幻想的な光景が広がります。
お客さんも灯篭に描かれたイラストや願いを眺めながら周っていました。
近寄って写すとまた違う美しさ。灯篭ひとつひとつが設置された地面と、落ちている松葉を照らし、自然が生み出す光のアートになっています。
灯篭の富士山もより綺麗に。こちらの灯篭は他の紙灯篭とは仕様が違うみたいです。辺り真っ暗ですけど、海沿いに結構人がいますね。奥には焚火も見えました。
柵沿いの灯篭もずらっと灯りの道ができています。もう少し広めに真ん中を開けて配置して、中央を通れるようにしても楽しいかも、危ないかな?
一番いい感じに撮れた1枚です。無数にある松林にをまた無数に囲む灯篭、他のキャンドルナイトにはあまり無い自然と融合した幻想的な光景を是非見に来てくださいっ!
会場情報
会場名 | 三保の松原 |
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住所 | 〒424-0901 静岡市清水区三保1282-1 |
連絡先 | 050-3710-0622 |
駐車場 | あり(昼間から解放されている為、イベント開催時間は既にいっぱいです。駐車場前が渋滞して抜け出すこともできないので交通機関をお勧めします) |
アクセス | JR清水駅から静鉄バス三保山手線 世界遺産三保松原・神の道入口下車 徒歩15分 |
開催日 | 毎年6月22日に近い土曜日(雨天時翌日曜日に延期) |
時間 | 17:00~20:30 |
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