静岡茶のかき氷と言えば!
竹筒入りの名物茶氷!
葵区安西にある1982年創業の茶問屋の直売店。イートイン可能な竹筒に入ったかき氷が有名で、静岡でご当地っぽいかき氷といえばココと話題の人気店です。
400年前に駿府を治めていた徳川の時代に、茶を扱う商人が集められた『茶町』のエリアからも近く、この辺りは茶問屋が軒を連ねる日本茶販売の中心地域。
店内ではかき氷の他、お茶のお餅やお茶ソーダなどお茶所ならではのメニューの他、オリジナルのティーバックなども販売されていますよ!
店舗紹介
浜佐商店:雰囲気
店先にお茶のティーバックが並べられ、奥には氷の旗・イートインの座椅子など、製茶問屋と駄菓子屋が合体したような懐かしい雰囲気の店頭。
軒先のテントもお茶色で涼し気&雰囲気に合ってますね。
すだれが涼し気な手作り感あるイートインは海の家や市営プールの軽食コーナーの雰囲気。『茶氷プロジェクト』の紹介ポップがたくさん貼られていました。
茶問屋なのにお茶の無料サービス!しっかり美味しい冷茶サーバーが置いてあります。かき氷を注文された方はご自由にとのこと。
観光向けのお茶屋さんのような茶葉の量り売りなどは無いのですが、オリジナルのティーバッグ&パック詰めされた煎茶やほうじ茶が揃っていました。
浜佐商店:メニュー
茶氷は煎茶とほうじ茶の2種。イートインが一番安く、テイクアウトは+60円。提供される竹筒カップを持ち帰る場合は竹筒代が追加になります。
かき氷はこの他に煎茶とほうじ茶2人前ずつ程度のボリュームの特盛りを1200円で提供。イートインの回数券も200円お得な5枚つづりで販売されています。
煎茶&ほうじ茶ソーダも気になりましたがお茶自体は同じなのでスルー。ようかんに大福、店内各所で紹介されている『あんしん茶もち』も気になったので注文しました。
竹筒入り2種のお茶かき氷!
想像以上にビックサイズ。比べるものが無いので分かり辛いですが、本物の竹筒を使っているのでかなりボリューミーです!
頂上に濃いめのシロップ、竹筒の中にもたっぷり氷&シロップがかかっているのでどんどん食べ進められます。
定番の濃厚煎茶氷
煎茶かき氷とのことですが、抹茶のような濃い味でコクありのクリーミーな感じ。
てっぺん部分はかなり濃厚シロップですが、中にかかっているのはさっぱり甘露にお茶風味。二層で味わいが違う気がしました!
今は主流となったキーンと来ないきめ細やかなふわふわかき氷では無く、昔ながらの柔らかタイプ。なのでキーンとは来ますがふんわり美味しいです。
竹筒は15cmほどの高さ、ざるそばのように上げ底で途中までしか入ってないのではと思いましたが、一番底・最後まで煎茶たっぷり!
香ばしいほうじ茶氷
ほうじ茶スイーツもここ数年流行ってる気がしますが実は今回が初挑戦!ほんのり焦げ味の香ばしさで、珈琲スイーツっぽさもありますね。
ベースは同じはずなのに煎茶とは全く違います。甘さとビター感が合わさった、大人の味でもあるけど子供でも美味しく食べられそうな深みがある一杯です。
こちらは煎茶氷にも入っていましたが、底の方に2つ餡子入りの白玉が入っていました。こちらも柔らかでお茶の味と相性も抜群です!
こちらも必食!あんしん茶もち!
何があんしんなのかは分かりませんが、店内で一番紹介ポップが多い気がしたあんしん茶もち。一個150円で豆大福サイズです。
ヨモギ餅のようなビジュアルで大福よりは球に近い高さもある独特のサイズ感。
舐めてましたがこちらが素晴らしい逸品。写真の通りとにかくのびーるやわらかさ。餡入りの餅はある程度硬さがあるものが多いですが、あんしん茶もちは本当にもちもち!
中は餡がたっぷりの上、茶の香がしっかり練り込まれた餅は今まで食べた和菓子の中でもトップクラスの柔らか食感。とにかく餅が美味しい!
これは是非試していただきたい素晴らしい和菓子でした。たっぷりの餡と餅を頬張りながらかき氷を食べると相性抜群で更に幸せです。
お茶の町で食べる静岡らしいかき氷を是非一度お試しください!かき氷は夏季限定、冬はお茶入りのお汁粉なども販売するそうですよ!
店舗情報
店名 | 浜佐商店 |
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住所 | 〒420-0011 静岡市葵区安西3丁目11 |
連絡先 | 054-251-1515 |
駐車場 | あり(2台) |
アクセス | JR静岡駅より徒歩30分 |
定休日 | 日曜日 |
営業時間 | 9:30~17:00(ラストオーダー16:30) |
詳細 | 公式サイト |
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