『日々ブロート』呉服町のサンドが豊富な行列人気のベーカリー！ - 静岡市観光＆グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』

お昼はいつでも行列必至！
サンドが豊富なベーカリー！

葵区呉服町、呉服町通りと七間町通りの交差点にあるビル『札の辻クロス』内のベーカリー。元は横浜で営業していましたが、2019年4月に移転オープンされました。

ビルの裏側、駐車場ゲートの奥という目立たない立地にあるテイクアウト専門のお店ですが、オープンから間もなく平日でも長い行列ができる人気店に！

手狭な店内は2人ずつしか入れませんが、ケースにはズラリとサンドウィッチ系中心に並んでおり、色鮮やかで具沢山な逸品パンを購入できます！

札の辻クロスビルの表側はまさに中心街で、行きかう人に溢れていますが、裏側に来ると不思議と静かなもの。左右とも駐車場な道ですからね。

ビル駐車場ゲートの前は人通りもほぼ無かったのに、しばらく進むと唐突に長い行列にぶつかり驚きます。平日11時20分頃で20名ほど並んでおり、30分近く待ちました。

目印は無地に『パン』とだけ書かれた看板。シンプルさがスタイリッシュ、玄関前にはカラフルにデザイン的な店名看板も設置されています。

店内の客側スペースは一畳分ほどしかありません。2名になるように入り、前の人が注文・お会計している間に、2番目の人は棚からお目当てのパンを選んでおくシステム。

一般的なベーカリーのように自分で取るのではなく、ケース内の商品名で注文します。

ケースにズラリと並んだサンドウィッチ。ベーグル・バケット・食パン・フランスパンで、野菜や肉・魚を挟んだ惣菜タイプと、クリームやフルーツのスイーツ系もあり。

サンド系としてはお値打ちで、中心街のベーカリーと考えるとむしろ安く感じますね。コスパの良さも含めて行列店なのでしょう。

ケースの上にも定番な惣菜系パン。省スペースながら、品揃えは大きなベーカリーにも劣りません。1種ごとの数には限りがありますけどね。

天井から吊られた棚にはサンドに使用しているバケットやベーグルなど、プレーンの品も並んでいます。具材は自分で入れたい派や素のままを楽しみたい方はこちらも。

食パンも2枚分ほどのハーフサイズがあって、一人用でも買いやすいのが嬉しいです。

今回はこちらの2種類のサンド。清水まで持ち帰って食べたので少し形は崩れてしまっていますが、見た目からボリューミーな2品です。

私はランチに立ち寄ったので1食分のみの購入でしたが、他のお客様は大きな袋に大量のパンを入れて退店されており、家族へのお土産感覚の方が多そうでした。

正式名称はベーコンとアボカドとトマトとレタス。そのままの名前ですが見出しの文字数に入りきらなかったので勝手に省略しています。

しっとりもっちり柔らかく、甘みの強い食パン。すべての具材が厚切り or たっぷり入って存在感あります。特にベーコンがこんなに入ったサンドウィッチは初めて！

シャキシャキレタス・ジューシーで甘酸っぱいトマト・クリーミーなアボカドに、ベーコンは肉の旨味と塩気が絶妙です。

バター風味とアイランドドレッシング？系の、酸味はあるけどクリーミーな味付けで風味豊かにまとまった、食感も楽しいボリューミーな逸品でした。

ベーグルはハーフサイズですが、生地自体にずっしり重みがあり、お腹に溜まる仕上がり。外はハードですが内側はもちもちしっとりで、食感の違いもアクセント！

全体的には甘さ控えめで、たっぷり入った栗と胡桃の香ばしさが際立ちます。胡桃のコリコリ食感も満遍なくあって、どこから食べても噛んで楽しいバランスですね。

バターの滑らかさ・クリーミーさと、栗との相性抜群さも含め、それほど甘くは無いのに凄くスイーツとして満足感が高い逸品だと思います。

どちらもパン自体が美味しく、具もたっぷり入ったお腹にも溜まる仕上がり。昼時は気軽には立ち寄れませんが、是非試していただきたい、街中の実力派ベーカリーでした！