2023年は家康一色!
駿府の歴史観光もおススメです!
葵区宮ヶ崎町、静岡浅間神社内・文化財資料館跡を改装し、2023年1月27日に【どうする家康 大河ドラマ館】がオープンしました!
1年限定の企画展示ですが、どうする家康に纏わる資料や設定画・会場限定映像などを手頃な価格で楽しめますよ!当記事は初週に訪問したレポと観光情報をまとめました。
開催期間は観光に便利な割引サービスや、静岡駅周辺も様々な関連イベント・関連商品の販売など家康一色に。この機会に是非静岡市へお越しください!
静岡市大河ドラマ館
葵の家紋が随所に施された、水色と金を基調とした外観。年明けに下見に行った際はまだ文化財資料館のままに見えたのに、半月で一気に完成していて驚きましたね。
エントランスには大きなメインビジュアルの徳川家康公な松本潤さん。左側へ進むと受付があります。予約券購入済みの方は受付に並ばずそのままスタッフへ渡しましょう。
入館料は大人400円・小中高生200円ですが、市内在住者は免許証・保険証・学生証などの提示で、大人200円・小中高生無料となります。
コンパクトだけど広々展示
大河ドラマ館は2階建て構成。受付後はスロープを上って2階に進み、資料や撮影衣装・小物展示など、降りてきて1階は特別映像のシアターがメインになります。
スロープ内の壁にはどうする家康の映像が流れ、上がった先は縦長大きなモニターで家康公(松潤)からのウェルカムメッセージ動画が流れます。こちらは撮影禁止です。
スロープの先のメイン展示は撮影OKです。横幅広めの空間になっており、外側の壁沿いに様々な資料・撮影アイテムなどが並んでいます。
2F 衣装や撮影小物展示中心に
※下記写真は一部のみの紹介です、他にもありますので現地でじっくりご閲覧下さい!
登場人物を分かりやすく紹介したパネルと小物の展示。あったあったと思い返すものや、どこで使われたんだろうと本編をもう一度見返したくなるものまで様々です。
展示の一部は公式サイトなどで見られるものもありますが、大きなパネルの人物相関図はサイトで見るより分かりやすく、今一度関係の予習にも便利ですね。
家康公の側室・於愛の方(西郷局)役の広瀬アリスさんが初日イベントで訪れたそうで、一人だけサインが書かれていました。全員お忍びで来てサイン増えないかな?
家康公・今川義元・婚礼衣装の、1話に登場した衣装3点がマネキンに着せられて展示されていました。下のパネルに衣装コンセプトなども解説されています。
登場人物のイメージ画や衣装の色彩デザイン画など、大河ドラマ館ならではの展示も興味深いです。解説もじっくり読むと見ごたえありますね。
ドラマの内容と直接関係はありませんが、静岡市観光に絡めた浅間神社周辺エリアの紹介もあり、徳川幕府時代に描かれた浅間神社の絵図なども展示されています。
1F 撮影風景と特別映像
1階で撮影可能なのは冒頭のメインビジュアルと、こちらのフォトスポットのみ。1人で来た場合も、スタッフさんがパネルとの記念撮影をしてくださいます。
フォトスポットの先には、出演者たちのサインがズラリと並ぶコーナー(登場した人物から順番に公開するようで、まだ半分くらい隠されていました)。
松潤が家康公ゆかりの地を巡っている際の写真や、撮影風景の写真など太田好治さん撮影のかっこいいビジュアルが並んでいます。こちらは全て撮影禁止。
その先に4Kシアタールームがあり、
①静岡歴史旅 家康が生きた時代の伊吹を求めて
家康公縁の市内観光スポットをまわる、5分のナレーション付き紹介映像。一部ドラマ本編後の【どうする家康ツアーズ】の使いまわし?松潤からのメッセージあり。
②家康と駿府人質生活の中で彼が得たもの
1話の場面を解説付きで振り返りながら、役者さんの各シーンへの思い入れや、監督やデザイナー・小和田先生など関係者のインタビューが都度入る10分間の映像。
2階の展示を掘り下げた解説や、まだ放送してない?(5話辺り?)の映像なども少し先取りされており見応えありました。2つの映像がエンドレスで交互再生されます。
展示は以上。2階はじっくり解説を読んでも30分はかからない程度、シアター含め混んでいなければ45分あれば満喫できると思います。
お土産コーナーと関連展示
家康公初恋の地ギフトショップ
以前は【せんげん茶屋】として、ドリンクや軽食販売を行っていた浅間神社内のお休み処が、どうする家康仕様になってリニューアルしていました。
『家康公初恋の地しずおかギフトショップ』と面白いネーミングですね。
どうする家康関連グッズやほかにも家康公のグッズが並び、静岡土産や伝統工芸品まで幅広くラインナップ。地元人気土産のコラボパッケージ版などもあります。
テイクアウト限定ですが、甘酒・抹茶ラテと山梨の辺りで見た気がする水餅が名物として販売されています。話題になっていたどうする家康御朱印帳はレジ横にありました。
しずチカでも特設展示開催中
静岡駅北口の地下道にあるイベント空間・しずチカでも大河ドラマ館開館に合わせた【どうする家康 静岡巡回展】が開催中。
およそ横並びになる機会は無さそうな武将たちの記念撮影パネルが目立っていました。
脚本家さんとデザイナーさんのインタビューパネルもあり、大河ドラマ館の内容を更に補完してくれる展示となっているので、こちらもお見逃しなく。
観光に便利なサービスも
駿府城公園シャトルバス運行
静岡市歴史博物館→赤鳥居前(大河ドラマ館入口)→浅間通り中腹→市民文化会館前(葵舟乗り場)を繋ぐ、2館利用や周辺観光に便利な無料シャトルバス運行中!
平日(月曜は運休)は1時間に1~2本・週末は2~3本運行と本数も多く便利です。詳しい乗り場や時間は下記公式サイト案内ページをご確認下さい。
シャトルバス | 静岡市大河ドラマ館 家康公が愛したまち静岡
2館利用で周遊割引キャンペーン
大河ドラマ館に入館した日に、静岡市歴史博物館の有料展示も利用すると、両館利用特典として観光に便利な交通機関乗り放題チケットが半額になるサービスあり!
※割引券が発行されます。発行日より2日後まで有効です。
両館入館者特典 | 静岡市大河ドラマ館 家康公が愛したまち静岡
①静鉄電車・バス1日フリー乗車券
大人 1380円→690円 小人 640円→320円
静岡鉄道の全区画乗り放題&静岡駅と清水駅を起点にバス600円までの区画が乗り放題。登呂遺跡や丸子方面に行く場合はその往復だけで元が取れるお得券です!
②久能山東照宮セット券
大人 2630円→1310円 小人 1220円→610円
フリーではありませんが、静岡駅から使える日本平ロープウェイ乗り場までのバス往復券・ロープウェイ往復券・久能山東照宮拝観料(博物館含む)がセットになっています。
通常利用はロープウェイだけで往復1250円なので、久能山東照宮へ行くなら間違いなく購入推奨です。車で来ていても停めて置いてこの券使った方がお得までありますね。
③清水港まぐろきっぷ(大盛)
大人 2780円→1390円 小人 2280円→1140円
河岸の市でのお食事券1000円分と、静鉄電車乗り放題・静鉄バス三保山の手線(横砂~清水駅~三保の水族館など)乗り放題・水上バス乗り放題・選べる観光施設無料券付。
清水港の観光に特化した乗り放題券+食事券です。河岸の市で食事するなら購入推奨。390円で静岡駅から三保エリアまでの移動費も賄え、船の旅も楽しめます!
④時間貸タクシー
2.5時間(16250円)以上の利用で5000円引き
静岡市は観光スポット間がかなり離れており、ぶっちゃけてしまうと交通機関での移動が割と面倒なエリアではあります。貸し切りタクシーはお高いですがとても楽ですね。
駿府城周辺観光割引も
①駿府城公園内施設共通券
大人 360円→180円 小人 120円→60円
駿府城や城下に纏わる博物館として開放されている、東御門巽櫓と坤櫓。美しい自然に癒される紅葉山庭園のセット券。これで1日観光できちゃいますね。
②葵舟乗船券
大人 1000円→500円 小人 500円→250円
駿府城のお堀を船で回る、唯一無二の遊覧船。他では見られない角度から、櫓や石垣・駿府城公園周辺の自然を眺める、1周40分ほどの優雅な船旅です。
まとめ・静岡駅から半日観光!
大河ドラマ館含め1年限定の企画中心ですが、静岡市を1日ガッツリではなくても、静岡駅から近い駿府城公園周辺を気軽に観光ができる導線サービスが充実しています!
用事のついでに静岡駅へ立ち寄って、静岡グルメと合わせてちょっとした観光として周ってみるのもいかがでしょうか。是非お楽しみ下さい!
施設情報
施設名 | どうする家康 静岡市大河ドラマ館 |
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住所 | 〒420-0868 静岡市葵区宮ヶ崎町102 |
連絡先 | 054-221-1310 |
駐車場 | あり(静岡浅間神社と共通・有料) ※入館料一部割引サービスを予定しているそうです |
アクセス | 新静岡駅より徒歩20分 |
開催期間 | 2023年1月27日~2024年1月28日 |
定休日 | 基本無休 ※展示入替えや点検による臨時休館の可能性アリ |
営業時間 | 9:00~18:00(最終入場17:30) ※ギフトショップも9:00~18:00 |
入館料 | 大人(大学生以上) 400円 / 小中高生 200円 ※静岡市内在住者 大人 200円 / 小中高生 無料 |
詳細 | 公式サイト |