季節の風物詩を感じる
可愛い和菓子が揃います
清水区日立町、2024年1月5日に移転オープンした小さな和菓子店。【加茂】さんご夫婦で営む和菓子の店で『かもかし』さんです。
以前は2013年から2023年の11月まで、清水区中之郷の南幹線沿いにて営業していました。新しい店舗も窓口販売のみ、商品も5種類程とコンパクトな内容です。
定番商品のどらやきの他、旬や風物詩などに合わせた創作和菓子も季節ごとに提供。今回は1月後半の訪問で、節分や初午に合わせた和菓子を買ってみました!
店舗紹介
かもかし:雰囲気
清水港手前の清開一丁目の交差点から、日本平手前の上力町交差点を真っすぐつなぐ『ポプラ並木通り』沿いより、水路の小さな橋を渡った住宅街の一角。
割とこんなところに!と言った立地で、看板も近づかないと目立たないので地図を確認しながらの訪問になると思います。駐車場は建物周りに3台分ありました。
店内は中に入って並んだメニューから選ぶのではなく、写真正面に見えてる窓口で口頭で注文する形となっています。
かもかし:メニュー
こちらは1月下旬訪問時のメニュー。下のどらやきなどは定番の品ですが、上に並ぶのは季節の風物詩や旬に合わせて創作された和菓子中心とのこと。
月ごとにピッタリ変わるのではなく、品によっては数日限定のものもあるそうなので一期一会ですね。大豆大福は2月3日まで限定販売とのことでしたのでお早めに。
かもかしの和菓子
定番のどらやきと季節の2種を買ってみました。基本簡易的なすぐ取り出せる包装になっているので、贈呈用の場合はご注意を。
こだわりのどらやき
ふっくらと柔らかな生地は、素材自体の風味がふわっと感じられ、自然で甘すぎないリッチな仕上がり、食べ応えのあるサイズ感。
粒がしっかり残るタイプのつぶあんで、シャキシャキと硬さのある食感が楽しくも、こちらも甘すぎないバランスで飽きずに何度でも食べたくなりますね!
初午に因んだ『きつね餅』
2月最初の午の日【初午】は、伏見稲荷大社に神様が舞い降りた日とされており、それに因んだ『きつね餅』とのこと。おにぎりといなり寿司を合体させたような見た目。
お揚げはジュワっと甘しょっぱい味付けが香ばしさと共に口に広がり、潰さないタイプの餅米は、歯に残らない食感ながらもっちもちで、噛んで自然な甘みが広がります。
中にはこしあんが入っており、こちらはしっとりと3層それぞれの食感の違いが楽しいです。甘さとしょっぱさのバランスが絶妙でした。
もうすぐ節分『大豆大福』
節分に合わせた『大豆大福』見た目では定番な大福との違いが分かりませんが、小豆ではなく大豆で作った青きなこあんが入っています。
白いですが青きなこあん。しっとり滑らかな口溶け、癖の無い大豆の風味が濃くぶわっと広がり、豆嫌いでなければ風味の良さと甘さのバランスが最高だと思います。
煎り大豆は節分の豆のようにカリカリはしていませんが香ばしさはあり、求肥は薄めですがもっちり噛み応えがあり、餡と共によく噛んで満喫できました!
店舗情報
店名 | かもかし |
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住所 | 〒424-0929 静岡市清水区日立町9-22-2 |
連絡先 | 054-388-9536 |
駐車場 | あり |
アクセス | 静鉄バス 三保草薙線 妙音寺バス停より徒歩5分 |
定休日 | 水・日 |
営業時間 | 11:00~18:00 |
詳細 | 公式Instagram @kamokasi.wagasi |