清水人が一番熱くなる!
夏は踊りと花火の3日間!
毎年8月1週目の金・土・日曜日に開催。清水三大夏祭りの1つで、最も大規模なお祭りイベントです。戦後から半世紀以上続く、清水の夏の風物詩となっています。
次郎長道中・港かっぽれ総踊りと伝統的な地踊り披露を始め、陸海空自衛隊主催で護衛艦の寄港や展示飛行が行われる『マリンフェスタ』などの人気企画も。
3日目の夜・グランドフィナーレは、1時間で1万発の花火を港に打ち上げる海上花火大会!清水の幅広い世代が共に盛り上がる3日間です。
2024年度、第75回清水みなと祭りは、8月2・3・4日の開催です!
清水みなと祭り
町中がお祭り色に染め上げられ3日間清水の各地でイベントが行われます。時系列バラバラですが、主なイベントを紹介しますね!
※当記事の写真は2019年度のものです。
次郎長道中
ちなみに口上というのは仁義切りのことで、当時の侠客や旅人が同業者やその島を仕切る相手に出会った際の自己紹介です。
口上には作法と決まりがあり、その通りにできないと殺されても仕方ないと言われていたほど当時は重要なやり取りだったとのこと。
最後は次郎長さんの抜刀披露で締め、踊り始めます。
こちらの写真で一番前にいるのは山岡鉄舟さん。次郎長さんは二番目、三番目におちょうさんと続きます。
曲目は次郎長さんに関連した有名な曲も多く、メインテーマである旅姿三人男などは清水の人間ならきっと誰でもわかりますよね。
みなとかっぽれ総踊り
清水港の中心を通る『さつき通り』約1.8kmを歩行者天国にして、伝統の清水の地踊り&次郎長道中の曲、そしてみなと祭りのオリジナル『港かっぽれ』を踊ります。
各日100を超えるチーム、2000人を超える踊り手がさつき通りを2時間踊り続けながら、前へと進んでいきます!
港かっぽれを作曲・歌唱したのは歌手/俳優として有名な宇崎竜童さん。若者も一緒に楽しめる曲をと依頼され、1987年に作曲されました。
総踊りは毎年必ず宇崎竜童さんのかっぽれコールで開会します。
1日目に限り飛び入り枠もあり、(有料ですが)チーム登録していなくても踊れる人なら参加できます。
かっぽれが登場するまでは伝統を伝えるお祭りだったみなと祭りは、若者も楽しめるお祭りとして再出発し、5年・10年ごとにかっぽれの新曲も登場しました。
かっぽれファンク(港かっぽれ)、活惚レゲエ、かっぽれ佞武多、かっぽれエイサー、かっぽれフラメンコと日本各地のお祭りをイメージし清水港をテーマにした踊りの数々。
地踊り・盆踊りというにはちょっと激しい動きで町中のディスコって感じですが、清水の人間であれば小学校で必修するので大体踊れますよ。
曲目の一つ、かっぽれ佞武多は吹奏楽の曲としても広まっており、八王子学園の応援曲や東海大菅生の菅生ミックスとして認知されてます。
清水マリンフェスタ
毎年二日目と三日目に日の出ふ頭で開催される陸海空自衛隊主催で行われる公開イベント。護衛艦の内部見学や航空ショー(展示飛行)なども行われます。
予約なしで見学ができるため、県外からのお客さんにも人気のイベントです。固定ファンのおっかけの方もいるのですね。
展示飛行もファンが多いですよね。2017年はブルーインパルスの飛行が行われ、大変な盛り上がりでした。大きなカメラ持ったファンでごった返しで一番混んでたかも。
海上花火大会
みなと祭り最後のイベント、グランドフィナーレの海上花火大会。日の出ふ頭の会場から、1時間かけて様々なテーマに沿った1万発の花火が打ち上げられます。
日の出埠頭も開放されており、見る分には素晴らしい席なのですが、ちょっと近すぎるので写真を撮るならドリームプラザ当たりからのほうが良いかもしれません。
屋台はあまり出ません
港かっぽれが行われるさつき通りにはすこーしだけ屋台が出ますが、七夕まつりのような並ぶ屋台もありませんし、灯ろうまつりより少ないと思います。
文化のお祭りなので、夏祭りの雰囲気としては少し独特な内容になってるかもしれませんね。3日目に露店の並ぶ海の広場が開催されます。
また、みなと祭り期間は清水の町中が提灯で飾り付けられています。というわけで清水中が盛り上がる夏の大祭!是非一度見に来てください!
イベント情報
催事名 | 第75回 清水みなと祭り |
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会場 | さつき通り(清水駅・新清水駅前の大通り) 日の出ふ頭 その他清水港各地 |
連絡先 | お問い合わせフォーム |
アクセス | 交通規制あり・駐車場も混雑するので電車で来場ください |
開催期間 | 2024年8月2日~4日 |
詳細 | 公式サイト |