落ち着く喫茶風店内で
本場のスパイス香るカリーうどん!
葵区瀬名川、店名の通りネパール料理やカレーを提供する喫茶店風なお店。1979年創業の老舗で、以前はやや怪しい外観も話題でした。
ネパールから取り寄せたスパイスなどを使用し、無添加にこだわったカレー料理を提供。ネパールの餃子・モモや喫茶らしくパスタやトーストセットなどもあります。
今回は他のネパール系カレー店では見たことがない『カリーうどん』なる品が気になり試してみました!
店舗紹介
ネパールの館:雰囲気
無地な緑のテント屋根と色褪せた店名看板が目印。写真では分かりづらいですが、店舗の左真隣に静鉄バス・汐出町バス停があります。
数年前通った際は、テント屋根部分が色褪せたピンク+謎のヒンディー語のデザインでやや怪しげなオーラがあり、気になってはいましたがなかなか訪問できずにいました。
今回思い立って行ってみたところ、テント屋根が変わって入りやすくなっていたのは良いことのような、ちょっと残念なような。
カウンターとテーブル席のやや暗い店内は、レトロな喫茶店のような雰囲気。ネパールカレー店らしい要素はほぼ無いですが、壁に並んだ木そのままな柱など独特な部分も。
ご年配ですが元気なママさんが一人で調理・配膳しており、お客さんも常連の同世代の方々といった感じで、近状報告の会話に花を咲かせておられました。
席はカウンター7席に4人掛けテーブル3つ。リサイクルショップのようなBGM。2005年ごろから数年前までのサインがずらりと飾られており、長年話題のお店のようです。
ネパールの館:メニュー
長年使用されてそうな古いメニューのコピー。単品のオムカリーに+50円でサラダとコーヒーが付く特製オムカリーセットが滅茶苦茶お得ですね。
今回のお目当て・カリーうどんの他にも、ネパール系では珍しいカツカリーやもちカリーなど和食要素強め、マサラスパイスを使用したパスタなどここだけの品も。
ネパールの蒸し餃子・モモも名物とのこと。カレーは辛さが5段階で選べます。
裏面にはいくつかのメニューの栄養素表示と特徴などが紹介されていました。カレーのスパイスはネパールから輸入した25種をこだわって使用しているとのこと。
ネパール風?カリーうどん
こちらがカリーうどん。ゴロゴロ入ったトマトは特徴的ですが、そば処で出てきそうな丼含め、カレーの見た目自体は和食のカレーうどんとあまり変わりませんね。
トマトのコクある酸味
ネパールスパイスの独特な香りはそこまで強くなく、ほんのり日本のカレーとは違う風味があるかも程度。出汁も効いて定番においしいカレーうどん要素強めです。
たっぷりトマトの酸味と甘さがアクセントになっており、しっかり美味しい方向に個性が出ています。3辛は後味ピリッとネパールカレー店基準なら1辛くらいの食べやすさ。
スパイシーな濃厚カリー
うどんはモチモチでボリュームあり。細かくほぐれた牛すじ肉が絡み、色々な具材の旨味でコク深くなっています。ネギもシャキシャキたっぷり!
ネパールカレー店って雰囲気ではありませんが、落ち着いた店内で個性ある逸品をいただけます。是非お試しください!
店舗情報
店名 | ネパールの館 |
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住所 | 〒420-0913 静岡市葵区瀬名川1丁目32-25 |
連絡先 | 054-262-5812 |
駐車場 | あり |
アクセス | 汐出町バス停目の前 |
定休日 | 月曜日 |
営業時間 | 10:00~22:00 |
詳細 | 食べログ |