バスの代わりに電動自転車
小回りが利く街なか移動に！
静岡市とエスパルスが協力し、2020年6月にサービス開始したシェアサイクル事業。電動アシスト付き自転車を、アプリを使用して気軽にレンタルできます。
今までのレンタル自転車とは異なり、借りた自転車を別のステーション（貸し借り用の自転車置き場）に返却可能。街中のちょっとした移動にも便利なシステムです。
2023年8月現在、ステーションは200箇所程あり、小回りが利く移動手段として定番に活用されています。15分100円、12時間まで1500円の料金上限プランもありますよ！
【NEWS】2023年8月26日、PULCLE公式アンバサダーに任命されました！
シェアサイクル『PULCLE』
シェアサイクル『PULCLE』で使用可能な自転車は、YAMAHAの【PASナチュラM】という電動アシスト自転車です。公式サイトの仕様案内はこちらから。
公式サイトのカラーには同じ色が無かったので、完全にコラボ用のカラーリングなのかなと思いましたが、通販ページの最新モデルに似たカラーがありました。
強力な電動アシスト自転車
大きめの鞄も入れることのできるゆったりスペースの籠。ハンドルにはベルと三段階のギアの他に、アシスト設定用の端末がセットされています。
アシストは3段階に分かれており、省エネ→普通の道→坂道用といった所。変わるのは漕ぎ易さ（重さや負荷の軽減？）で、最高スピードが変化する訳ではありません。
アシストレベルが上がるほど消費電力も高くなるので、半日レンタルで長く使う場合は一番下にしておくのがおすすめですね。それでも普通の自転車と比べれば充分楽です。
駐車中は電源を切ってこまめな節電も大事。前方のライトもこちらで点けられます。
レンタル場所は市内各地に
静岡市内のステーションは、2023年8月現在こんなにも拡大！特に静岡駅近くはいたるところにあり、ちょっとした移動時間の短縮にも便利になりました。
他には静鉄沿線や観光スポットなど中心に点々と、オレンジ色のマークは充電ができる大型ステーションです。
サービス開始当初はこんな感じ。これでも私の取材巡りには充分便利でしたが、今は15分の移動を繰り返す使い方もできて、より安く日常的に活用させてもらっています。
アプリで簡単レンタル
ステーションは自転車に乗ったパルちゃんの旗が目印！今回は静岡駅から実際にレンタル→返却してみた手順も紹介いたします。
初めてのご利用の際は、アプリダウンロード・会員登録と支払い方法の登録が必要です。☞ 詳しくは公式サイトから。以下は各種登録完了後の利用手順となります。
最新の利用料金
どこで借りてもどこで返しても、2023年8月現在15分で100円一律です。3時間半の1500円が上限となり、最大12時間まで1500円で使えるので観光にも便利！
会員登録時に招待コード sMVopGbaiV を入れていただけると、130円分の無料クーポンが貰えますのでよかったら！
借りる際の手順
① アプリ起動後のデフォルト画面です。現在地中心に地図が表示されており、自転車もしくはバッテリーのようなマークがステーションの位置になります。
レンタル時はまず借りたいステーションのマークをタップします。
② ステーションの詳細が開くので、借りたい自転車を選びます。基本的に上に表示されてる自転車がバッテリー残量が多いので、長距離移動の際は上からがおすすめ。
ここに自転車が表示されておらず、左上の貸出可能が0の場合はレンタルできません。
③ 自転車を選択後、支払い情報やクーポンの確認が表示されるので任意に設定。予約を確定します。
④ 予約中のステーションが紺色になるので、自転車の近くに行って【解錠】をタップすればレンタル開始です。予約は30分前まででき、30分を過ぎるとキャンセルされます。
※不正利用対策で、5回連続でキャンセルするとその日はレンタルできなくなるのでご注意下さい。利用を開始するとキャンセル回数はリセットされます。
返却時の手順
⑤ アプリ上では利用時間と利用料金が表示されています。鍵の解錠はアプリでのみ行えるので、一時駐輪の際などはご注意ください。返却時はその左【返却予約】をタップ。
⑥ 返却可能ステーションがⓅと表示されるので、目的地の近くのマークをタップ。『返却予約してよろしいですか？』のダイアログが出るのでOKをタップします。
⑦ 返却予約状態になったので、ステーションへ向かい、鍵をかけてからアプリ上の『返却』を押して返却完了です。画面はデフォルト状態の⑧に戻りました。
ちなみに返却は、鍵の上にある車体番号の左側にある『RETURN』の丸いボタンを長押ししてもできます。スマホ電波がやや悪い地下ステーションの際などに助かりました。
また、今回は返却予約の手順でしたが、ステーションが空いていれば予約せずとも、返却をタップすることでも返却可能です。
とはいえステーションごとの駐輪可能数に限りがあるので、目的地のステーションが空いているかは、なるべく早めに返却予約して確認しておくのが吉ですね。
充電にご協力ください
充電可能なステーションに返却した際は、写真の充電装置から伸びているケーブルを、自転車の籠の手前にあるくぼみへ差し込んでください。これが充電状態です。
大型連休などの際は需要も多く、バッテリー残量が少ない車体ばかりの時もありました。なるべく充電状態を維持できるよう、ご協力お願いします。
小回りの利く、駅近でも遠出でも便利に使えるシェアサイクル！是非お試し下さい！
