濃さ調整可能なあっさり系スープの
ワンタンたっぷりとんこつラーメン!
清水区八木間町、麺処が連なる興津エリアの通り沿いに、2023年12月にオープンした麺処。9時オープン・スープが無くなり次第終了で昼過ぎには閉店の朝型のお店です。
以前は『中華園』という町中華だった建物で、清水エスパルス等で活躍していた元プロサッカー選手・平松康平さんの実家とのこと。
現在は福祉関連の仕事に携わりながら、実家を改装した新事業として『らーめん屋 平松』もご本人がオーナーとなり運営されているそうです。
出汁が効いたあっさり系スープの醤油・豚骨ラーメンを中心にいただけますよ!
店舗紹介
らーめん屋 平松:雰囲気
静清バイパスのほぼ終点・興津中町の交差点より北上した、興津エリアの中心通り沿い。シンプルな白い暖簾&白看板が目印です。
この通り沿いは約1km程の区画に5店舗もラーメン・中華系の店があり、清水区内でも屈指のラーメンストリートになっていますね。
駐車場は店の左側・右5m先にあり、それぞれ2~3台ほどのスペースとなっています。
昔ながらの町中華なレイアウトですが、壁なども張り替えられ綺麗な店内。カウンター6席と4人掛けテーブル2つ、注文は口頭後払いです。
BGMは無くテレビと調理の音が響いており、こちらも町中華らしい雰囲気でした。
らーめん屋 平松:メニュー
メニューはとんこつ or しょうゆラーメンに、各ワンタン乗せとトッピング、ライスと替玉、ビールとシンプルなラインナップ。
営業時間もほぼ午前のみですからね。現状朝ラー感覚での利用が多いと思います。
とんこつワンタンメン
やや透明感の残る豚骨スープ。鼻を近づけても豚の香りはほぼ無く、店内も濃厚豚骨系のお店のような炊いた豚のきつい匂いなどは全くしませんでした。
メインのワンタン、チャーシューは1枚乗り、ネギときくらげの定番なトッピング。ワンタンは通常のラーメンに+150円で5個入りとお得感ありますね。
デフォはかなりあっさり
掬ってみるとにごりはありますが、とろみは無く見た目通りあっさりとした味わい。
豚の出汁はしっかり効いて風味自体は溶け込んでいますが、ガツンと来る豚臭さは全くなく、今風の繊細な方向性の、寝起きでも飲めるほどのあっさり感です。
塩味も一般的なラーメンより薄めでしょっぱさを感じず、豚骨にジャンク感を求めている方はそのままだと物足りないかもしれません。
卓上調味料で自分好みに
卓上には豚骨ラーメン店定番のニンニク・紅ショウガ・ゴマに加え、しょうゆラーメンとどちらにでも使える【らーめんたれ】があります。
こちらが違和感なく塩味を追加してくれる重要味変アイテムで、個人的には2~3回まわしかけて好みのしょっぱさになりました。
デフォルトはご年配の方でも美味しくいただける程度のあっさりなので、たれを使って自分のバランスに仕上げるスタイルって感じですね。ニンニクも加えてジャンクに!
定番な細麺はズズっと啜れ、モチモチというよりプチプチと噛めるタイプ。硬すぎず柔らかすぎないバランスの良さで尖った部分はありませんが、スープがよく絡みました。
トッピングも充実
ワンタンはちゅるんと舌触り最高な皮に、肉の旨味もしっかり詰まったスープにもよく合う仕上がり。形がしっかりして大き目、5個は満足感高いです。
チャーシューは薄切りですが、弾力なくとろけるタイプで、噛んだところから豚の旨味がジュワっと漏れ出す定番な美味しさでした!
醤油スープもあっさり
とんこつよりもお手頃なしょうゆラーメンのワンタン。(味玉追加しましたが)トッピングは変わらず、見た目は濃そうな醤油スープに浸かってこちらは麺は見えません。
こちらも見た目からは驚くほどあっさりめ。昔ながらの中華そばらしい動物系の出汁の香りはしっかりありますが、やはり塩味がかなり薄く仕上げてあるようです。
こちらもらーめんたれで濃くすると、出汁の風味も際立って美味しくいただけました。味玉はとろっととろけ、甘みもある濃い味です。
とんこつとワンタンの珍しい組み合わせや、薄味から好みに調整できるスープと、個性のある新店舗。早めのランチにも気軽に立ち寄れますよ!ぜひお試し下さい!
店舗情報
店名 | らーめん屋 平松 |
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住所 | 〒424-0212 静岡市清水区八木間町1111-7 |
連絡先 | なし |
駐車場 | あり |
アクセス | 静鉄バス三保山の手線 消防学校前バス停より徒歩1分n |
定休日 | 火曜日 |
営業時間 | 9:00~13:00頃 ※麺・スープが無くなり次第終了 12時半頃には終わりの日が多いそうです |
詳細 | 食べログ |