『ラーメン塩司』駿河区の麺処でクリーミーなホワイト塩ラーメン！ - 静岡市観光＆グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』

ポタージュのような
濃厚クリーミーな塩ラーメン！

駿河区中田本町、2023年9月5日にオープンした麺処。店名にもある通り塩ラーメンが名物ですが、醤油や辛いラーメンなどメニュー豊富に提供しています。

7月に閉店された老舗中華・来勝軒さんより居抜きで開業。椅子やテーブルなどもほぼそのまま活用されていました。席数は全13席と少な目です。

1番のおすすめは定番の塩ラーメンとのことでしたが、今回は2番目におすすめ＆個性ある品との【ホワイト塩ラーメン】をいただきました！

三階建てアパートビルの1階にテナントが入るよく見るタイプ。レンガ枠のお洒落な外観は、来勝軒さんより更に以前の鉄板焼き店の時から変わらないそうです。

駐車場は店前3台と、ぐるっと回った裏手に2台とのことでした。隣のベーカリーやクリニックと共用では無いのでご注意を。

店内入ってすぐに券売機と右手に待合スペース。左手にテーブル席が並び、奥がカウンター席となっています。テーブル・椅子・箸入れや調味料入れも受け継いでそのまま。

常連さんだった方には馴染み深い店内だと思います。人気店から居抜きという今回のような場合は、こういった形も良いですよね。

カウンター5席・4人掛けテーブル1つ・2人掛けテーブル2つ。元気なおばちゃんのアットホームな接客ながら、BGMがザ・ベンチャーズに統一されていて渋かったです。

想像以上にメニュー数が多くて驚きました。基本は塩・ホワイト塩・醤油の3種で、いずれもラーメン or つけ麺で選べます。

各種、味玉・チャーシュー・全部乗せとトッピング追加の他、辛味バージョン・焦がしバージョンと味がガラッと変わるオプションも。組み合わせ多彩ですね。

サイドはチャーシュー・鶏皮おかずの丼もの、餃子や唐揚げセットとこちらも充実。ソフトドリンクとアルコールも揃っています。

券売機の上にそれぞれのラーメンの簡潔な説明がありました。"焦がし"と"辛味"オプションも、1種の調味料が入るだけではないこだわり様が見えますね。

初訪問ですが変わり種から。基本の塩ラーメンに乳製品などを加えたという『ホワイト塩ラーメン』をチョイス。

黄色っぽいのはバターの油分かと想像しましたが、塩ラーメン自体が鶏出汁の黄金色スープとのことで、それにホワイト要素が加わった色合いな訳ですね。

2種のチャーシューと白髪ねぎ・細めのメンマ・プチトマトが乗っています。

コクのある鶏出汁をベースに、塩気はマイルド。そこにミルクとバターを混ぜたようなクリーミーな風味・甘みが加わり、とろみはありませんがポタージュ風な味わい。

塩味は強くないので、スープ単体で美味しく飲めるバランス。今のところ営業時間は昼のみですが、朝ラーや飲んだ後でも美味しくいただけそうな優しい飲み口です。

決して物足りなさは感じず、鶏出汁自体＆乳製品両方のコクが絶妙に噛み合っており、それでいて後味はさっぱりな塩ラーメンらしさにまとまった逸品スープでした！

定番な細麺は、弾力はありませんがプツンと噛み切れる軽い食感。ズズっと啜れてスープもよく絡み、一気に食べてしまえますが、麺自体の量も並で結構ボリューミー！

トロっと柔らかく脂身が甘い定番チャーシューと、しっとり弾力のある胡椒が効いた鶏チャーシューも、どちらもスープとよく合って美味しくいただけました！

クリーミーさが際立った個性のある味わいでしたが、違和感はなくマイルドに美味しくいただける一杯です！ぜひお試し下さい！