コク旨だけどさっぱり醤油スープ!
静岡駅地下道の無化調ラーメン店!
葵区紺屋町、静岡駅から連なる地下道に2022年12月27日にオープンした麺処。無化調素材にこだわった、中華そば・煮干しそば・和えそばの三本柱で提供。
11月まで神奈川県で『相模ノ國 らぁめん大使』として営業しており、移転し少し名前を変えてのリニューアルですね。イタリアン出身の職人さんが手掛けています。
カジュアルに立ち寄れる明るい雰囲気の店内で、シンプルながら飲み干したくなる一杯の中華そばをいただきました!
※残念ながら2024年3月で閉店されたようです。跡地は麺屋燕の新店舗が入る予定とのことでした。
店舗紹介
富士ノ國 らぁめん大使:雰囲気
静岡駅北口の階段から地下道へ進み、左方向・呉服町通りの下を通る地下商店街の一角。和レトロな窓と赤暖簾が目印の外観です。
以前もラーメン店のサスケさんが入っていたテナントですね。
縦長の明るい店内。レイアウトは以前の店舗から変わらず、カウンター9席中心に2人掛けテーブル3・4人掛け1となっています。BGMなどは無く静かでした。
富士ノ國 らぁめん大使:メニュー
麺類は中華そば・煮干しそば・汁なしの和えそばを基本に、背脂トッピング版もあり。ご飯ものは定番のチャーシューの他、カレーもこだわっているそうです。
シンプルなランナップですが、食券機には限定のボタンもあったので、定番以内の品も今後ありそうです。トッピング各種・ドリンクと、替え玉もありました。
無化調コク旨中華そば
今回はシンプルに中華そばから。透明感ある醤油スープに、ネギ・メンマ・海苔・チャーシュー・なるとも乗って、良い感じにTHE・中華そばですね。
濃厚醤油スープと自然な甘みの麺
4種の正油と鰹節などの魚介に2種の昆布を合わせた醤油がえしを、老鶏と魚貝のダブル出汁に合わせたこだわりの無化調スープ。
塩味があっさりになりがちなイメージがある無化調ですが、醤油の輪郭がはっきりしており、ガツンとまでは来ませんがしっかり醤油自体の味わいが濃いです。
舌から喉に抜けるまでに様々な風味に変わっていくような、奥深い出汁の香り。どの素材が~と言った主張の強さはなく、バランスよく旨味が口に広がり続けます。
油っこさが全くないのもあって軽く飲み干してしまい、スープだけでもう一杯飲みたくなるような逸品でした。
北海道産強力粉『ゆめちから』の全粒粉100%麺。フスマの斑点が可愛いですね。茹で加減は柔らかめながら芯にしっかり食感があります。
噛むと小麦の自然な甘み口に広がり、良い食感と共に素材の香りを満喫できます。スープもよく絡み、出汁の味も噛みしめるようにいただけました。
トッピングも充実しています
塩漬けにして3日~6日寝かせた豚肉を低温調理したチャーシュー。薄めですがしっかり肉の旨味が詰まっており、とろける柔らかさなのに噛んで味わえる不思議な食感。
大きい一枚かと思いきや、半分にカットされたサイズで食べやすかったです。コショウも効いてそのままで美味しいので、おつまみチャーシュー皿も欲しいですね。
味玉はバッチリ半熟。甘みのあるタレの味がしみ込んでおり、プルンとした白身と濃厚滑らかな黄身の舌触り含め最高でした!
シンプルな見た目ながら、こだわり素材のコク深い出汁と、個性ある麺を満喫できる一杯です。駅からも近い地下道の新店舗、ぜひお試しください!
店舗情報
店名 | 富士ノ國 らぁめん大使 |
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住所 | 〒420-0852 静岡市葵区紺屋町7-13 地下1階 |
連絡先 | 070-4319-1388 |
駐車場 | なし |
アクセス | JR静岡駅改札より徒歩5分 |
定休日 | 11:00~15:00 17:30~20:00 |
営業時間 | 火曜日・第1第3水曜日 |
詳細 | 公式サイト |