【閉店】『静岡いいとこ』浅間通りの静岡物産店で蛇口ももジュース！ - 静岡市観光＆グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』

静岡製品が揃うショップで
気軽に一杯ももジュース！

葵区宮ケ崎町、静岡浅間神社前の浅間通りに2023年1月27日にオープンした、静岡市内で製造されているお土産や商品が並ぶ、地物セレクトショップ。

どうする家康静岡市大河ドラマ館と同時オープンで、浅間神社境内ギフトショップの拡張版のような位置付け。食品だけでなくローカルグッズなど濃い品も揃っています。

店内には家康公のエピソードに基づいたもものジュースを販売しており、カップを購入して蛇口から注ぐシステムで、気軽にスッキリ美味しい一杯がいただけますよ！

※大河ドラマ館営業終了に伴い、2024年1月21日を以て閉店されました。

訪問時点ではGoogleMAPにも情報が無く、浅間通りを2周歩き回ってしまいました。浅間神社側すぐの場所でしたね。左隣の山崎ポンプ製作所が分かりやすいので目印に。

長年空き家でしたが、以前は『わたなべ呉服店』というお店があった場所です。

ガッツリお店として建てたというより、空き事務所を仮設的に改装したような雰囲気で、こちらも大河ドラマ館同様1年間の特設店舗なのかもしれません。

境内のギフトショップと同じ品や、どうする家康関連のお土産もありましたが、市内で生産されているご当地既製品や、市内銘菓がよりピックアップされ並んでいます。

"静岡に行ってきました"のようなよくある観光土産は無く、静岡たこまん（元ロリエ）のアマンド娘や、三浦製菓のお茶羊羹など、人気土産からセレクト。

スイーツだけでなく焼津のバリ勝男クンシリーズや、お菓子ではない『やまじゅうの鰹節』実は静岡限定商品『マルちゃんハイラーメン』まで色々揃っています。

右側には雅正庵の鞠福など生スイーツの冷蔵ケース他、奥の棚は更にローカル色強めに、横断バッググッズ・タミヤグッズ・プラモデルまで並んでいました。

スペースは広くはないのでお土産ラインナップは写真で写したものでほぼすべてですが、その他の飾りつけなどは全面桃推し！

入口から積みあがった桃のレプリカが置いてあったりと、ももジュースも良いですがこれだと桃自体が食べたくなっちゃいますよね。

こちらが蛇口ももジュースのコーナー。上に詰まったももが絞り出されるわけではなく、内臓のタンクから蛇口をひねるとジュースが出るシンプルな仕組みです。

右のポスター『家康公と桃』には、風水を大事に作られた駿府城に、裏鬼門である南西の魔除けとして家康公が桃を植えさせたというエピソードが書かれています。

静岡市内・長田地区の名産『長田の桃』も南西であると結び付けていますが、長田地区は明治時代からの栽培なので家康公の話と直接関係あるかは分かりません。

ちなみにこちらの店舗は静岡鉄道のグループ会社が運営しており、同社運営の日本平ロープウェイ乗り場【門前の恵みたいらぎ】には『蛇口みかんジュース』もあります。

お土産コーナーの販売カウンターでももジュースの購入希望を伝え、250円を払うとカップを渡されます。お代わりはダメなのでなみなみ注いでくださいとのことでした。

溢れないようにあまりひねらず、ちょろちょろ出しながら注ぎます。

ちなみに加工して消していますが、蛇口や受け皿、桃の入ったガラスまで滅茶苦茶反射して映るので、SNS用の写真など撮る方はご注意を。

ドロッとはしてないサラサラタイプで口に残る果肉感は無し。桃の香りはしっかり濃厚＆ジューシーな味わいで、甘めながらくどくはならず、スッキリ美味しい一杯です！

カップは少し小さめくらいですが、量的にも立ち飲みでグイっと一杯飲むのには丁度良く、お手頃な価格も合わせて観光の一要素として楽しめそうですね。

大河ドラマ館→ギフトショップからの導線で気軽に立ち寄れるので、どうする家康観光の際にお勧めです。蛇口ももジュースもぜひお試し下さい！