『たいやき珈琲』用宗の古民家カフェでたい焼きアイスとみそ田楽！ - 静岡市観光＆グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』

二種のたい焼き食べ比べ！
お口直しに味噌田楽も！

駿河区用宗、用宗駅近くに2022年11月にオープンした、たい焼きが名物のカフェ。古民家をリノベーションした店内で、スイーツやドリンクを提供しています。

玄関で気軽にテイクアウトでき、二階に上がった和お洒落な空間でイートインも可能。

アイス入りのたい焼きや、甘いもののお口直しに味噌田楽、ドリンクもコーヒーの他にソイラテなども揃っており、気軽におやつや観光中の一服を楽しめますよ！

用宗駅前のロータリーから、マンションがある東側の道へ進み、最初のT字路を曲がった先。駅から徒歩2分の好立地ですが、マップを見ないと分かりづらいかも。

二階建ての民家を改装し、色の違う木材で作った玄関傍のテイクアウト窓口が目立っています。写真でははためいて文字が見えませんが『たいやき』の旗も目印です。

やや急な木の階段を上がり、2階の廊下を進んだ先にイートインスペース。廊下は歴史を感じますが、お部屋の床は今回のオープンに合わせて改装したみたいですね。

テーブルや椅子のみの席など色々並んでおり、全部で20席分ほどありました。BGMは無く、遠くの道を通るかすかな車の音など静かな住宅街の空気感を楽しめます。

看板メニューのたい焼きは150円とお手頃。アイス入りの品もあります。他にはおしること、以前紹介させていただいた大信さんのところてんも。

甘いスイーツのお口直しにと2023年1月より新登場した"みそ田楽"は2本で100円！こちらも気軽に追加したくなりますね。

店名にもある珈琲は駿河区小黒『ゴードンこーひー』さんの豆を使用。自家製の甘酒やあずきのソイラテも。たい焼き＋ドリンクでもワンコイン以下なのが嬉しいです。

玄関右側、通り沿いから気軽に見れるようになっている縁側では野菜の販売も行われていました。用宗産かと思いきやまさかの清水区折戸から！

結構遠くに来たはずが私の地元の品が並んでる事実にちょっとツボでしたね。スーパーでは見かけない新生姜やスイスチャードも気になりますね。

今回はたい焼きアイス・普通のたい焼き・みそ田楽を一人でいただきます。

色々用宗のお店を周っている中だったので軽くのつもりでしたが、たい焼きアイスが気になってしまい、でもまずは普通のたい焼きも試さないとなぁ...と、こうなりました。

まずは溶けそうなたい焼きアイスを優先して。閉じずに焼かれた薄皮なたい焼きの生地の間に、たっぷりの粒あんとバニラアイスが挟まれた一品。

生地は独特で、全体がカリカリと軽快な食感。厚みもあって内側は求肥のようなもっちり部分もありますが、全体的に香ばしくスナック感覚でいただける仕上がりです。

粒あんは濃厚な甘さかつ舌触りも絶妙。アイスは甘すぎずスッキリしており、混ざってもくどくならずにいただけます。温かい生地と冷たいアイスの差がまた最高ですね！

生地にもほんのり塩気？香ばしさでそう感じただけかもしれませんが、甘々一辺倒ではなく飽きの来ない美味しさです！具たっぷりで食べ応えもありました。

普通のたい焼きも味わい的にはアイスの無い"たい焼きアイス"であまり変化はありませんでしたが、アイス部分の水気が無い為よりカリッサクッな食感を楽しめます。

特にこちらは押さえつけて焼く為、羽の部分がしっかり付いており、香ばしくほんのり甘い薄皮煎餅感覚で最高です。

勿論内側のもちもち＆あんこもたっぷり、たい焼きとして満足度の高い一品ですね！

定番な淡色味噌を使用した、こんにゃく田楽。甘みは殆どなく、しょっぱめな濃い味の味噌がたっぷりかかっています。他がどれも甘いものなので確かにお口直しですね。

こんにゃくは想像以上に柔らかく、ぷるぷるというよりじゅるっと歯に溶けるような、瑞々しく消えていく独特な食感も面白かったです。

文章では伝えきれないのですが、他のお店では味わったことのないくらい強い個性のカリカリ食感な逸品たい焼きを楽しめます。用宗観光の際にも是非お試し下さい！