『徳川和牛食堂』本通の4席のみの食事処で徳川家康ラーメン！ - 静岡市観光＆グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』

カウンター4席のみ！
メニューも独特な新店舗！

葵区本通、2024年3月2日にオープンした食堂。1月頃には特徴的な看板が完成しており、大通りで目立っていた為、市民の間でも度々話題になっていました。

店内は玄関直ぐにあるカウンター4席のみです。

看板には和食・洋食・フレンチなど色々書かれていますが、訪問時点でのメニューはラーメン・カレー・焼き魚定食のみ。今回は【徳川家康ラーメン】を頼んでみました！

大通りからも目立つ青いテント屋根の看板に大きな店名。下には【和食洋食フレンチ紅茶コーヒーワイン】と、縦の【徳川家康ラーメン】気になるワード揃いです。

元々ビル一階の一部をテナント化した小さな店舗で、以前はテイクアウトの揚げ物店だったので、イートインのお店ができるという時点で驚いた人もいるかもしれません。

以前は惣菜の販売カウンターだった所がそのまま食事用のカウンターに置き換わった印象で、玄関すぐに4席のみ椅子が並んでいます。

スタッフさんは皆カタコトな日本語で、複雑な会話は通じない場合もあるのでご注意を。注文時以外は母国語で話されていますがどこの言葉かは分かりませんでした。

厨房も広くは無さそうですがスタッフさんが4人いて、調理中の方以外は目の前に立っているのでやや視線が気になります。

卓上メニューは無く、天井側に木札に手書きのメニューで並んでいますが、殆どはまだ準備できていないようで隠されていました。

こちらから選ぼうと見ていると、今はラーメン・カレー・焼き魚定食だけですとスタッフさんから声掛けがあり、看板の【徳川家康ラーメン】はあるとのことでそちらに。

お手頃なコーヒーは【スタバコストココーヒー】と【京都小川アイスコーヒー】明らかに市販品なのを隠してないのも独特ですね。

こちらが徳川家康ラーメン。家康に縁のある味噌を使った一杯とのこと。ネギ・海苔・メンマ・味玉ではないゆで卵が乗っています。良い盛りの浅漬け付き！

出汁のベースは煮干しのようで、香ばしさと苦み含めて結構効いています。いくつか欠片がそのまま入っていました。更に牛骨のような特徴的な旨味も加わります。

味噌は甘みがあり、ガツンとまではいきませんが濃く、それでいて塩味はマイルドにまとまり油くどさも無し。飲みやすくも様々な風味の変化・コクのある味わいです。

あら汁・テールスープ・味噌ラーメンを合わせたような、他では食べたことのない独自性があり、美味しいのですけど説明が難しい味ですね。

麺は硬すぎず柔らかすぎず、ちゅるっと啜れてモチモチ食感な中太タイプ。定番に美味しく、スープもよく絡みました。

セットの漬物は柚子のような柑橘系の香りがある白菜の浅漬け。あっさり目の塩気含めさっぱり美味しく、箸休めになる味わいです。