小動物好きにはたまらない!
珍しい動物も撫でられる新施設!
葵区柚木、東静岡駅傍のショッピングモール・MARK IS静岡に、2023年11月1日にオープンした屋内型ふれあい動物園!
カピバラ温泉で知られる【伊豆シャボテン動物公園】が運営しており、アニタッチでもカピバラとふれあえる他、様々な小動物が気軽に撫でられる距離で飼育されています。
奥には放し飼いの動物12種が共同生活している部屋もあり、檻や壁のない、まさにゼロ距離で観察可能なふれあい空間です!
アニタッチ MARK IS静岡
東静岡駅からは反対側となる、国1沿い駐輪場前の玄関入ってすぐ右手。以前はスルガ銀行だったフロアにオープンされました。写真右奥へ進むと受付があります。
入館料金(オープン記念)
11月初週時点ではオープン記念特別価格で営業中。今後変更あると思います。下記料金で営業時間内何時間でも滞在可能!ただし退出後再入場はできません。
月~金 大人(中学生以上)1,200円 学割 1,000円 4歳~小学生 700円
土日祝 大人 1,500円 学割 1,300円 4歳~小学生 900円
※3歳までは無料。小学生以下のお子様は18歳以上の保護者同伴が必須です。
小動物に触れまくり!
おそらく伊豆シャボテン動物公園で撮影された生き物の写真がズラリと並ぶ廊下を進み、ふれあいスペースへ。注意書きもあるので必ず確認してから進みましょう。
写真・動画撮影もご自由にとのことですが、フラッシュの使用は厳禁となっています。
入口を見つめるフクロウ
館内に入ってすぐ左側、お出迎えしてくれるのは『アカアシモリフクロウ』。止まり木にずっしり立っていますが、さっそく壁も檻も無く触れる距離感です。
入口を出入りする人の方を向いていたり、目を合わせるとこちらの視線を追ってきて可愛いです。まだふれあいには余り慣れていないそうですが、近づいても自然体でした。
まずは沢山のひよこから
まず目に入るのが富士山が中央にある大きな箱庭。中にはたくさんのひよこがうろちょろ走り回っており、一番気軽に触れられる生き物として人気です。
ひよこは手を差し出すだけでも餌だと思って近づいてくるので、そっと両手ですくいあげると何の抵抗も無くさわらせてくれます。高く持ち上げるのは厳禁ですが。
ふわっふわの体毛の奥に、ほんのり暖かさを感じ和む触り心地。餌を持って近づくと、ものすごい勢いで一気に押し寄せるので、この小ささでも迫力ありました。
突いたりもほぼしてこないので、お子様の小動物ふれあい初挑戦にもぴったりです。
モルモットと豚モルモット?
隣にはモルモットの箱庭。ネズミの仲間ですがうさぎ程度に大きく、落ち着いてはいますが割と隣モルどうしで喧嘩もしています。
丁度草を取り合ってるシチュエーションで撮れましたが、負けた方もあの硬直顔にはならず、気にしないで他の草を探しに行っていました。
ひよこに比べて警戒心は強め。背中側を撫でてと書かれていましたが、背中もそーっと少し触れただけでバタバタ逃げられました。ふわふわとサラサラな触り心地。
モルモットと同じ箱庭にいる『スキニーギニアピッグ』こちらもモルモットの仲間なのですが、名前の通り豚のような耳と毛のない肌が特徴的ですね。
こちらも同様に警戒心強め。触り心地も毛が無いのでずっしりと、豚を撫でているようでした。モルモットの箱庭はかなり大きく遊び場もあり、見ているだけで面白いです。
うさぎとカメが並んでます
うさぎは簡易鍵のゲートの奥で放し飼い。私が小学生の頃はうさぎ小屋での飼育も定番でしたが、今はあまり無いそうなのでふれあいも貴重ですね。
イメージのようにぴょんぴょん跳ねたりはせずおとなしめ、カーテンの下を行ったり来たりが好きみたいです。寝ている時は耳が体に沿って畳まれて可愛いです。
隣に木のボックスがあり、そちらには後ろ脚に毛がある『ケヅメリクガメ』。素手で触ることはできませんが、防護用ミトンをして餌やりができます。
まだ抱えられそうなサイズ感でしたが、大人は80cmくらいにもなるそうですよ。
各エリアには可愛い絵と一言解説付きの紹介ボードも並んでおり、ふれあいながら生き物について学べます。スタッフさんも尋ねると簡単に解説して下さいました。
触れない子も餌やりは可能
ポーズからしてあざと可愛いフェネックが2匹。こちらは透明な大型ケージの中におり、触ることはできません。
ただし餌を壁にある穴からあげることができ、近づいてくる様子を眺められます。餌はどの生き物も200円均一の課金制。2倍貰えるかもしれないガチャもありました。
他にもふれあい練習中など、ケージに入って触ることはできない子も何種かいましたが、慣れてないだけの子はスタッフさんが抱き上げて触らせてもらえる場合も!
割と寝ている小動物たち
夜行性なのかお昼寝なのか、私が行ったタイミングでは寝ている子が割と多めでしたね。ガッツリ触るのは憚られますが、寝ている顔の可愛さが最高なので良し!
2匹でハートのようなポーズになって、何か夢を見ているのか走るように足が動いていたゴールデンハムスターの天使さと言ったら...!
ネズミの仲間は集団生活が基本のようで、集まって寝ている光景ばかり。ハリネズミはライトの下が温かいようで、隅っこに体を寄せ合って栗みたいに。
同じくトゲトゲした体毛で尻尾は無いネズミ・テンレック。小さな木の箱に集まって全く納まってない状態の子もいましたが、皆すやすやです。
施設内で一番小さい『パンダマウス』江戸時代から愛玩動物として人気だったそう。箱の下で寝ていましたが、一匹起きて上目でこちらを伺っていました。
小鳥とも触れあえます
壁沿いには小鳥の家もあり、セキセイインコなどともふれあえます。ひよこより好戦的で、ゆっくり近づくとくちばしでバシバシ突かれます。痛くは無いですが。
こちらはオカメインコ。セキセイインコよりは落ち着いてますが、慣れるまではこちらも突いてきました。木の棒があるので近づけると、飛び乗って小旅行へ。
私は成功しませんでしたが、指に乗ってもらうこともできるみたいです。日本語おしゃべりもするそうですが、私が見ている時は鳴き声のみでした。
小鳥は3匹でコザクラインコも居ます。
触れませんが爬虫類も
こちらは触れられませんが、成体のグリーンイグアナ。とはいえ網などの無い柵だけのスペースで生活しており、距離感は滅茶苦茶近く様々な角度から眺められます。
ケージに入っている子も同じグリーンイグアナの幼体とのこと。個体差はありますが、この子があんなに大きくなるのですね。
よく丸まってるのでボールパイソンと名付けられた蛇。寝ているのか移動中なのか、大きなケージ二つを繋ぐ筒の中央で丸まっていました。
ポップコーンの匂いがする子
隣の部屋に進み、ホームページでも筆頭で紹介されているジャコウネコ科のビントロング。キャラメルポップコーンのような甘い匂いがする不思議な生き物です。
私が行ったタイミングではケージの中に居ましたが、こちらも穴があり餌やりは可能です。手前に綱が引かれた広いスペースがあるのでふれあいイベントもあるのかな?
ぼーっと目を開けたまま横になってる姿だけでも可愛かったですけどね!
12種放し飼いのお部屋
既に触れまくりで満喫していますが、ここから後半戦。次の部屋は12種類の動物が放し飼いにされており、ふれあいという意味ではこちらが真骨頂です。
放し飼いな分、糞がぽとぽと落ちていたり、色々な動物・餌の匂いが混ざって慣れるまでは結構臭いかも。動物が過ごしやすいよう温かめな部屋になっています。
人気者のカピバラ
伊豆シャボテン動物公園のアイドル・カピバラ!実物を見たのは初めてだったのですが、ちいさめなイノシシくらいのサイズはあるんですね!
どこを見ているのか分からない虚無の目に、あまり移動しようともせずぼーっと佇んでいます。その分撫でるのも容易ですが、毛が意外と固く、箒を撫でているようでした。
虚空を見つめたまま更にぐだっと転がるカピバラ。リラックスしたポーズになっていきますが、本当に移動は全然せず、とにかく何もしたくねぇ...って感じの雰囲気です。
最終的に横向きに...寝つきが悪く寝やすい角度を探している時みたい。お腹の方は少し毛が少ないです。好きにしてくれって感じで何度撫でても全くの無抵抗でした。
猫足風呂もありますが
放し飼い部屋の奥には、公式サイトでも看板展示的に紹介されている『カピバラの猫足風呂』が並んでいますが、こちらは時間制ではなくカピバラの気分次第だそう。
割と長く滞在して待っていたのですが、風呂の近くまで行くことはあってもそのまま伏せて動かなくなってしまい、この日は入っている様子は見れませんでしたね。
ナマケモノの方が動いてる
専用の止まり木で過ごすナマケモノ。重力負荷が凄そうなアクロバティックなポーズです。指が2本と3本の種族がいるそうで、こちらにいるのはフタユビナマケモノ。
動かず働かずな怠け者だからナマケモノのイメージでしたが、意外にものっそのっそですが動き回り、常にアクロバティックな謎ポーズを取っています。
安定したポーズ・場所が定まるとそのまま動かなくなるそうなのですが、まだお気に入りの場所が見つかっていないみたいです。カピバラより全然動いてました。
下に映ってる二匹の黒いのはアカテタマリンですね。放し飼い部屋なので異なる動物どうしも近く、時に異種族でじゃれあっています。
縦横無尽なミーアキャット
うさぎの中で最大級な大きさと言うフレミッシュジャイアントの黒。こちらもカピバラのように伏せた状態で悠々と草を食べ、あまり動きません。
逆に左に居るミーアキャットは滅茶苦茶機敏。落ち着いてるポーズをぶれずに写真に撮るのもなかなか難しいくらい、部屋中を駆け回っていました。
最初は1匹だけ放されていたのですが、ごはんタイムになるとケージに居た3匹も登場。ごはんの取り合いになり割と喧嘩もしているようです。
他の動物は常に群れでいる子が多い中、ミーアキャットはごはん以外は4匹バラバラに駆け回っていました。
いたずら好きなオオハシ
こちらも自由度の高い行動を見せるシロムネオオハシ。ミーアキャットのごはんを狙ており、度々スタッフさんに制止されてショーみたいになっていました。
他にも餌コーナーの表示ステッカーをくちばしで剥がしていたりと、いたずら行動が目立ちますね。天井付近の止まり木から糞をする場合もあるので頭上にはご注意を。
公認カップル声デカインコ
鳥はもう1種、ルリコンゴウインコ。こちらはつがいになると一生その2匹で寄り添って生きるとのことで、寿命も60年と長いそう。
アーッハ!って感じの鳴き声が部屋中に響いています。羽の色がとても綺麗ですね。
二種のおさるが可愛い
跳ね回って扉や壁をスパイダーマンのように移動し続けるワオキツネザル。スペシウム光線のような謎のポーズを取っているところを激写しました。
結構離れた足場をぴょんぴょん跳ねてアクロバティックです。
先ほどはナマケモノの所に居たアカテタマリンも、部屋中を跳び回って移動します。ボウルに入った水を手ですくって飲んでいる様子が可愛すぎる!
アカテですが色的には黄色に近い手ですね。黄色い餌を食べている時もありぎょっとしました。小さい猿が好きなので今回知った子の中で一番のお気に入りです。
他にも様々な動物が
お風呂と階段の間に隠れていた、ツチノコみたいなムツオビアルマジロ。隠れてというか完全に寝ていますね。滞在中何度か見に来ましたがずっと寝てました。
世界最小のアヒルとのコールダック。常に三匹で行動しながらペタペタ部屋中を歩き回って、毛づくろいしたりクァクァ鳴いていました。
お土産コーナーもあります
お土産コーナーは食品ではなく、ぬいぐるみやTシャツなど中心のラインナップ。実物大のカピバラもありました。
この他、伊豆シャボテン動物公園・伊豆ぐらんぱる公園・伊豆高原グランイルミの割引前売り券も最安値で販売されています!本家に行きたくなった方に嬉しいですね。
お休み中だったり良い写真が撮れなくて紹介できていない生き物もまだ居ます!小動物好きなら非常に満足度の高い内容で癒されました!ぜひお立ち寄り下さい!
【アニタッチ MARK IS静岡】ゼロ距離でふれあう屋内型動物園!- YouTube
☝当記事で紹介した動物たちの動画版です☝
店舗情報
店名 | アニタッチ MARK IS静岡 |
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住所 | 〒420-0821 静岡市葵区柚木1026 MARK IS静岡 1F |
連絡先 | なし |
駐車場 | MARK IS静岡 専用駐車場あり ※3時間無料 以降1時間ごと200円 |
アクセス | JR東静岡駅北口より徒歩5分 |
定休日 | 不定休(MARK IS静岡休館日に準ずる) |
営業時間 | 平日 11:00~19:00(入場 18:30まで) 休日 10:00~20:00(入場 19:30まで) |
詳細 | 【公式】アニタッチ MARK IS静岡 | 屋内型ふれあい動物園 |