『キマグレヤコーヒー』七間町で朝から営業の自家焙煎カフェ！ - 静岡市観光＆グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』

いかずち横丁で自家焙煎コーヒー！
思いのほか貴重な早朝営業カフェ！

葵区七間町、別雷神社傍のレトロな居酒屋通り【いかずち横丁】に、2023年10月29日からプレオープン中のカフェ。11月6日のグランドオープン後は朝7時から営業します！

自家焙煎豆のコーヒーを中心に提供しており、フラットホワイトやコルタードと、エスプレッソ系のフォームミルク比率が異なるメニューが細かく揃っているのも特徴。

お茶・お酒も揃い、フードは日替りでスコーンやカレーなど。本オープン後はモーニングサービスも提供予定とのことです！

午前中に空いているお店は他に無い、いかずち横丁の青葉通り側から7軒目の店舗。屋根と壁は以前の居酒屋のコンクリ造りをそのままにリノベーションされています。

昼間に通る人はあまりいない横丁通りでしたが、最近では13時から営業のオーガニック抹茶カフェ『和み』さんも移転して来たりと、新しい風が吹いていますね。

入口に戸は無く、テントのような空間から4掛けテーブルとカウンター7席が並びます。

店主はアメリカから日本に来て10年目というお兄さん。日本語はペラペラでノリが良く、コーヒーやお店についての話も色々してくださいました。

日本へ来る前は、カフェ文化が盛んなオーストラリアの都市・メルボルンのカフェで働いていたとのこと。

画像検索してみると、規模こそ違えど開放された店内レイアウトが本場に近い印象ですね。レトロな洋楽が流れる、落ち着いた空間です。

朝7時からの営業は静岡駅前エリアではかなり貴重。モーニングのお店も今はほぼ無く、あっても9時や10時からのブランチ的な時間帯ですからね。

という訳でモーニングを頼んでみたかったのですが、プレ期間はやっておらず、また本オープン後に試してみようと誓いました。

コーヒー豆は1ヶ月程度できまぐれに替えるとのことで、この日はニカラグアの豆。

カフェラテ～コルタードはラテ系で、エスプレッソにスチーム・フォームミルクをどれだけ加えるかの違い。イタリア系とアメリカ系の名称が混ざってる気もしますが。

ベジタリアン仕様のスコーンやカレー、お惣菜も提供されています。

今回はカプチーノをチョイス。エスプレッソ：スチームミルク：フォームミルクが1：1：１と、カフェラテに比べてフォームミルクの割合が多くなる一杯ですね。

透明カップにほかほか程度の飲みやすい温度で提供。最後に目の前でフォームミルクを注いで下さり、ぷっくり可愛いビジュアルに。

クリーミーでふわふわな泡の奥から、苦みはマイルドながらしっかりとした香りがふわっと、自然な甘みと香ばしさがバランス良く口に広がります。

豆自体にも甘みがないとこの味にはならなそうなので、ニカラグア豆の特徴なのかも？コーヒーもミルクもそれぞれ二層になって、コクが絡み合った仕上がり。

口に含んでいる間はほぼ酸味を感じず、後味に少し残って爽やか。全体的にスイーツ感ある味わいにまとまって、朝にも食後にも落ち着ける一杯でした！