さっぱり香り高い茶飴と
種類豊富な羊羹の老舗名店!
葵区片羽町、静岡浅間神社の赤鳥居から徒歩1分の場所に本店を持つ、静岡茶飴の老舗メーカー。種類豊富な一口ようかんも人気で、市内各地の土産店で販売されています。
紹介サイト等により創業80~90余年と何故か振れ幅があるのですが、本店にいらっしゃった社長さん曰く80年以上とのこと。
今回訪問した本店は工房&出荷作業用の事務所といった印象でしたが、社長さんも快く商品説明をしてくださったり、もちろん茶飴やようかんの購入もできましたよ!
店舗紹介
望月茶飴本舗:雰囲気
静岡浅間神社の赤鳥居前から左へ進み、県道27号・安倍街道を北へ1分程歩いた場所に、なんだか楽し気な外観の目立つ店頭。
北原白秋のちゃっきり節の詞を彷彿させる『あめづらよ』の文字は、曲では雨のことですが飴と掛けてる訳ですね。『きゃあるが鳴くんで』イメージの蛙の家族も可愛い!
軒の先に付いた看板には『SEKAI NO WAGASHI』と某人気バンド名のような文字列も。遊び心と可愛さのある外観に魅かれますね。
玄関だけ見ると老舗の茶問屋のような印象。タイミングによってかもしれませんが、私が訪問した際は出荷作業を行われていて店先も店内も段ボールだらけでした。
商品販売もされていますが、お土産コーナーというよりはテーブルや籠の空きスペースに陳列している感じで、店内は完全に事務所の雰囲気ですね。
忙しそうな中で申し訳なかったですが、社長さんが商品の説明や歴史、周辺を周ってることを伝えるとローカルな観光情報まで語って下さいました。
現在2代目の社長さんはちゃっきり節と茶飴を絡めて広めるために、番組で紹介される際などにはクラリネットでちゃっきり節を演奏することでも有名なんだそうです。
望月茶飴本舗:メニュー
名物のやぶきた茶飴は135g入り個包装のパックが324円(税込)。茶飴以外にも塩・ブルーベリー・生姜の喉飴など、個性ある品が並んでいます。
『ひとくちようかんバイキング』の棚に、四角いミニサイズのようかんが並んでおり、どれでも1個140円。これでも一部のみとのことで、公式通販には21種類もありました!
人気フレーバーの一口ようかんをかっこいい富士山のパッケージにした、お土産用の大入りセットもあります。静岡土産にピッタリですね!
茶飴とようかんを食べてみた
茶の味しっかりやぶきた茶飴
濃い色の茶飴が個包装されたお手頃パック。数える前に食べ始めてしまい正確な個数は分かりませんでしたが、大体25個以上は入っています。
グラニュー糖・水飴・静岡産やぶきた茶の抹茶のみを使用し、直火釜でじっくり練り上げる昔ながらの製法を続ける伝統の商品です。
賞味期限は半年ほどですが、高温多湿の場所は溶けるのでご注意を。
断面に茶の文字が浮かぶ茶飴は、望月茶飴本舗さんが元祖とのこと。断面も側面も綺麗な緑色で、しっかり抹茶のお菓子感がありすね。
口に入れた瞬間からぶわっと濃い抹茶の香りを感じつつ、甘みも強くシンプルながら素朴に美味しい、飽きの来ない逸品。割と溶けにくく1粒を長く楽しめました!
風味豊かな一口ようかん
一口ようかんは『静岡茶やぶきた羊かん』と『静岡産さくらようかん』をチョイス。こちらは分かりやすいパッケージです。
1つ38gでカロリーは100を少し超えるくらい。小ぶりですが食べすぎ注意ですね。
こちらも賞味期限半年ほどと割と長持ちなので、携帯非常食として集めても良いかも。出先の糖分補給・おやつにも持ち運びやすいサイズ感です。
見た目もシンプルながら、綺麗な艶の美味しそうなようかん。お茶の方は茶葉の粒が斑点のように見えています。さくらの見た目はあんこのようかんと間違えそう。
お茶の方は【いんげん豆生あん】さくらは【小豆生あん】とあんこ自体が異なり、お茶は抹茶と緑茶両方を使用、さくらにはお茶は入っておらず桜葉の塩漬けのみです。
【お茶】しっかり茶の香りが濃く、苦みは無いけど抹茶と緑茶のWな風味でコクの強い仕上がり。自然ながら体に染み渡る甘さが落ち着きます。
【さくら】前面に桜の香りと塩気が広がり、あんこの香りはほぼ無し。桜葉が刻まれて入っているようで、シャキシャキとした食感がアクセント。お茶より甘さ控えめです。
茶飴もようかんも静岡食材をふんだんに使用した、お土産にもぴったりな逸品揃いです。市内のお土産店でも置いてあることが多いので、見かけたら是非お試し下さい!
店舗情報
店名 | 望月茶飴本舗 本店 |
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住所 | 〒420-0003 静岡市葵区片羽町62 |
連絡先 | 054-254-8088 |
駐車場 | なし |
アクセス | 赤鳥居・浅間神社入口バス停より徒歩1分 |
定休日 | 日曜日 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
詳細 | 公式サイト |