2018年6月駿府城公園にオープン
気軽に楽しむおでんスタンド!
静岡市葵区の駿府城公園内の元お土産売り場を使用し、2018年6月に静岡おでんの専門店がオープン。公園で遊びながら気軽におでんを楽しめます。
幅広い層に静岡おでんをより身近に感じてもらおうと、静岡市協力の元、青葉横丁の『おでんや おばちゃん』が支店として営業しています。本店は2020年6月に閉店。
屋台おでんのように大きな鍋から選んで注文。店内のスペースでもいただけますし、公園を眺めながらいただけるテラステーブルもありますよ。
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店舗紹介
おでんや おばちゃん:雰囲気
駿府城公園のお土産売り場を改装した為、新しいお店とは思えないくらい公園にマッチした雰囲気。観光で初めて来た方も気軽に立ち寄れますね。
定番の静岡おでん各種の他、飲み物や夏はかき氷も販売。店名の通り明るいおばちゃんスタッフが頑張っています。
メニューを見て注文も良いですが、良く煮えているかどうか鍋をチェックするのが吉。店員のおばちゃんも煮え具合やタイミングからオススメしてくれます。
おでん鍋は二つあり、かなりたくさんのおでんを仕込んでいますので、週末で混雑しない限りは食べたい具にありつけると思います。(あまり煮えてない場合もありますが)
店内は簡易テーブルが設置され、全部で23席分スペースがあります。撮影用グッズがあったり、都道府県別の来店ノートが合ったりと観光地らしい楽しみ方も盛り沢山!
お店の外にもテーブルが設置されており、公園の喧騒を眺めながら頂くことも可能です。ビールコンテナに座るのも駄菓子屋おでんっぽい風情があるかも。
おでんや おばちゃん:メニュー
おばちゃんのおでんは全25品、静岡おでんの定番ネタは網羅されています!牛すじのみ162円で、他はすべて108円です。
どれもお勧めですが、静岡おでんらしさを求めるなら①~④までは必食ですね。牛すじ・黒はんぺんは最定番ですが、さんかく・ふわも居酒屋おでんらしい地元民だけの味です。
ここに載ってるメニューは一通り鍋に入っていますが、無くなったら足されてそこから煮ていくので、常に万全の状態で揃っているわけではありません。
そもそも静岡おでんってどういうおでんなの?という疑問への回答も、五か条の形で紹介されています。5は駄菓子屋にもあるじゃなくて、駄菓子屋にあるのが静岡おでんだ!って意見もありますけどね。
おばちゃんの静岡おでん
左からふわ・さんかく・黒はんぺん。こちらも静岡おでんの定番、イワシの削り粉と青のりを合わせた『だし粉』がたっぷりかかってます。汁と味噌はありませんよ。
牛の肺『ふわ』
『ふわ』見た目もなかなか強烈ですが、こちらは牛の肺のこと。風味も普通のホルモンより癖が強いので苦手な方もいるかもしれません。
名前の理由なのかは分かりませんが、お肉っぽくないふわふわ食感で、出汁をたくさん吸っていてとてもジューシーです。
さんかく(白焼き)
『さんかく』お店によっては『白焼き』と呼ばれています。
さつま揚げは全国にある食材だと思いますが、その材料であるスケトウダラのすり身を揚げるのではなく焼いたのが『白焼き』形が三角なので『さんかく』です。
もちもちっと食感が面白く、こちらもよく出汁を吸って甘みがあります。すり身自体は栄養素豊富!揚げてもいないのでヘルシーでダイエット向けネタでもあるかも?
黒はんぺん
『黒はんぺん』静岡の定番グルメで揚げて良し、焼いて良し!おでんに入れてももちろん美味しい逸品。これが無いと静岡おでんは名乗れません。
店によって大きさは違いますが、おばちゃんの黒はんぺんは結構大きめ。弾力はそれなりで柔らかくいただけました。出汁もほどほどに吸って、練り物の味と出汁の味のバランスが取れた逸品ですね。
出汁をよく吸う二品
物足りなかったので、出汁が染みて美味しそうな二品を追加チョイス。もち巾着とがんもどきはどちらもビックサイズで食べ応えも充分。
予想通りたっぷり出汁を吸って、噛み締める度に風味豊かな甘さが口いっぱいに広がる逸品でした。定番の次はこちらもお勧めですね。
市内の店舗の中でも気軽さならナンバーワンのお店だと思います。駄菓子屋系とも居酒屋系とも違う、公園の静岡おでんを是非お試しください!
店舗情報
店名 | おでんや おばちゃん 駿府城公園店 |
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住所 | 〒420-0855 静岡市葵区駿府城公園1-1 |
連絡先 | 080-5824-7400 |
駐車場 | なし(近隣有料P多数) |
アクセス | 静鉄 新静岡駅より徒歩10分 |
定休日 | なし |
営業時間 | 10:00~17:00 夜はコース限定要予約 |
詳細 | 食べログ |