みなと町でも桜は咲くら静岡市

静岡県静岡市のグルメレポ毎日更新中!ランチ・カフェ中心の食べ歩きブログです!【学生さんでも気軽に】を基準に、お手頃価格帯&ガッツリ系も積極的に探します!

『おがわ』静岡おでん文化を発信する浅間通りの定番おでん店!

広告

広告

f:id:sakuyaoi:20211109041640j:plain

静岡おでん文化を発信する
葵区の定番駄菓子屋おでん店

区馬場町、静岡浅間神社前の商店街『浅間通り』にある駄菓子屋系おでんの老舗。1948年創業、静岡おでん文化の創成期からあるお店です。

店主の名物おばちゃんとその家族で経営しており、おでんの他におにぎり・かき氷なども提供。駄菓子屋系の店舗ながらアルコールも豊富に扱っています。

地元の方も、観光の方も幅広い世代に愛される、静岡おでんの人気店。お店選びに迷ったらまず候補にしていただきたい定番のお店です!

店舗紹介

おがわ:雰囲気

f:id:sakuyaoi:20211109041643j:plain

外観

色の暖簾が目印の外観。静岡おでんがメインですが、たばこの販売や入口のショーケースにはおにぎり中心に並びます。

f:id:sakuyaoi:20211109041630j:plain

店内

テーブルは4人×5席・座敷4人×2席と、老舗の食堂のようなレイアウトで席数もそこそこあります。ものすごくレトロで海の家のような内装です。

f:id:sakuyaoi:20211109041623j:plain

おでん鍋

入口すぐにおでん鍋。静岡おでんはいくつかのルールが決まっていますが、お鍋の形はお店によってさまざま。

駄菓子屋系静岡おでんのお店は家庭的な鍋のスタイルも多いですが、おがわさんはコンビニなどでも見る定番の形ですね。

f:id:sakuyaoi:20200418034109j:plain

壁一面のサイン

左側の壁にはテレビ局や有名人のサインがずらり!全国ネットの番組で静岡おでんが取り上げられる際には大体おがわさんが登場します。

静岡おでんを伝えるうえでの広告塔のような存在とも言えますね。中には15年以上前のサインもありました。

おがわ:メニュー

f:id:sakuyaoi:20211109041634j:plain

f:id:sakuyaoi:20211109041636j:plain

メニュー

でんコーナーと右側のカウンター上にドリンクやかき氷メニューが並んでいます。おでんメニューは豊富な定番種と少しの変わり種。

かき氷も年中注文でき、こちらも種類豊富ですね。またこういうお店では珍しく、アルコールメニューがレストラン並みに揃っていました。

f:id:sakuyaoi:20211109041632j:plain

串の数であと払い

おでんの注文はテーブルで一本ずつではなく、鍋の前で選ぶ形なので、最後に串の本数で料金計算するシステム。尖った串や太い串など違いがあるようです。

たまごと糸こんにゃくは具を支えられるよう2本串が刺さっている為、お会計時に自己申告してください。忘れると少し損してしまいます。

f:id:sakuyaoi:20211109041638j:plain

おにぎりや助六も

入口にはおにぎりやかんぴょう巻き・お稲荷さん・セットの助六なども並んでいます。

10時オープンなので朝ご飯には少し遅いですが、おでんと一緒に軽く食べたい方にもオススメですね。おにぎりの種類は日替りだと思いますがそれほど多くはありません。

おでんにはかき氷が定番?

f:id:sakuyaoi:20200418034115j:plain

静岡おでんと富士山かき氷

がわさんの店頭には『静岡市ではおでんとかき氷を一緒に食べるのが常識!』と看板が掛けられてます。他の店では聞いたことのない話な訳ですが。

それがおがわさんのスタイルならと、今回は定番のおでん3種と、静岡らしい富士山かき氷を一緒に注文してみました。

まっくろ静岡おでん

いスープでしっかり煮込まれて真っ黒なのが静岡おでんの特徴ですね。それでいて味は濃すぎず薄過ぎず、そのまま食べてもつまみにもピッタリな逸品です。

f:id:sakuyaoi:20200418034124j:plain

黒はんぺん

定番の黒はんぺん。店によっては独特の磯の香りが気になる場合もあり、初体験の方は選んだお店によって印象が変わるかと思います。

おがわさんでは非常に癖の少ない食べやすい品種を使用していました。

ただし静岡おでんと言えば黒はんぺんですので、まずは挑戦していただきたい一品ですね。コリコリした魚介軟骨の食感、出汁をたっぷり吸ってジューシー&身厚です!

f:id:sakuyaoi:20200418034126j:plain

大根

厚切りで形もしっかりした大根は、静岡おでんの中でも特に他のおでんとのビジュアル差が分かりやすい一品。

黒く濃くついた茶色はしょっぱそうに見えますが、見た目よりはさっぱり。

それでいて出汁はたっぷり吸っているので、噛み締めると素材の甘さと出汁の旨味が口いっぱいに広がる逸品です。こちらは他のおでんとの比較にも是非。

f:id:sakuyaoi:20200418034121j:plain

牛すじ

牛すじはどのお店でも他のネタに比べて割高ですが、静岡おでんのルールに牛すじで出汁を取るとあるくらいに重要なネタです。

しっかり出汁の浸み込んだ牛すじは身がぷるぷる。とろける柔らかさとコリコリした噛み応えのある食感のどちらも損なわれない絶妙な煮加減!

おがわさんの牛すじは小さめですが、噛んでも噛んでも出汁が出続けるようなジューシーさ。静岡おでんを満喫するなら必ず食べて欲しい逸品ですよ。

f:id:sakuyaoi:20211109041626j:plain

練り物も美味しい

こちらは再訪した際の一皿。前回と別のものを試せばいいのに大根が好きでまた頼んでしまいました。上記で紹介した時よりも煮込まれ感は軽めですね。

右の細長い練り物はなると。静岡おでんのなるとは1本を真ん中で斜めにカットした形での提供が多いです。もっちり柔らかく、出汁をたっぷり吸って美味しいです。

左はしのだ巻き、なるとより柔らかい練り物に油揚げがまいてあり、二重で出汁がしみ込んだ逸品ですが、小さく食べ応えがないですね。美味しいので2本行きたい所。

おでんと一緒に富士山氷

f:id:sakuyaoi:20200418034759j:plain

富士山氷

ルーハワイシロップたっぷりできれいな富士山色、上からは練乳だけでなく、ラムネもかけられておりさわやかな味わいです。炭酸が入っている訳ではありませんが。

近年定番の頭もキーンとしない高級かき氷とは違った、昔ながらの定番の氷ですね。

結局なぜおでんとかき氷なのかは謎ですが、熱々なおでんと冷たいかき氷を交互に食べると、味覚が研ぎ澄まされてより美味しくなったような気がします。

少し遅い朝ごはんにも

f:id:sakuyaoi:20211109041628j:plain

おにぎり

布と赤飯おにぎり。どちらも110円とお手頃ですがサイズは小さめです。塩気サッパリでご飯の甘みが良く分かる仕上がり。おでんをおかずに美味しくいただきました。

豊富なおでんを中心に、軽食やお酒も揃った様々な用途で楽しめるおがわさん。かき氷×おでんはここだけの文化な気もしますが、是非お試しください!

店舗情報

店名 静岡おでん おがわ
住所 〒420-0867 静岡市葵区馬場町38
連絡先 054-252-2548
駐車場 なし
定休日 水曜日
営業時間 10:00~18:30(ネタがなくなり次第終了)
詳細 食べログ

関連記事

岡市内のおでんのお店はこちら!